漢方談話 (埼玉県日高市にあります漢方専門薬局 環のブログです)

フェルデン グループ稽古第三月
個人稽古 第四金
営業時間:10時~16時

紅葉と・・ 玉ねぎのスープ

2012-11-07 13:53:37 | 秋の野菜料理
臨時営業時間変更のお知らせです。
明後日の9日金曜日は10時~12時半の午前のみの営業となります。よろしくお願い申し上げます。


そして10日土曜日は待ちに待った洋裁ワークショップが13時より始まります♪


熱い熱いといっていたつい先日から、いつの間にか紅葉が少しずつ始まっています




葉っぱ一枚がこんなにも可愛いんですね。

学生の頃、学校の授業ですごく眠たくて、船を漕いでいた時、
先生が
「海老やカニがゆでると赤くなるのと紅葉で葉っぱが赤くなる___は、同じです」っと言った言葉が耳から未だに離れず、

え?海老かにの赤ともみじの赤の何が一緒って言ったの??と あまりの衝撃的な事実にドキドキしたことを思い出します。

紅葉とカニの組み合わせなんて、カニ食べ放題秋のツアー!というイメージですが

紅葉の赤色ーアントシアニン(ブルーベリーなどの色も)

紅葉の黄色ーカロチノイドのキサントフィル類

この紅葉を黄色くしているカロチノイド一族にはいろんな輩がおり、(600種類以上とも言われます)
大きく分けると、カロテンとキサントフィルの二大ファミリーになります。

 カロテンファミリーでは、次男βカロチンは人間の体に入るとビタミンAに昇格するというエスカレーター式システムを採用中とのこと。
 カロテン家の長女リコピン姉さんは、トマトや柿などの赤色を担当。

 キサントフィルファミリー(ラテン語でキサントは黄色、フィルは葉の意味だそうです)では、
  長男ルテインは、卵黄の色や人間の目にも手広く仕事を広げております。緑の葉に多く含まれ、寒くなると緑の色素が壊れて、ルテインの黄色が出てくるのがイチョウの紅葉なのだそうです。
  ルテインの他にも紅葉の黄色に関係しているのがありそうです。

  ハトコのアスタキサンチンが、海老やらかにのゆでたときの赤色という誰も目をつけなかった分野に進出。

というわけで、紅葉の色と海老やカニが赤くなる色素は、同類系の色素で
渡哲也と錦織圭が親戚だった!みたいな感じでしょうか。
もっと近いかもしれませんけど。

だから、紅葉をみると海老かにの色素が同属って言っていたなぁ→→えび?カニ?→→空腹中枢を刺激!

という構図になり、お団子が食べたくなります。




さて、昨日の夕飯です。


ナスとズッキーニのチーズ焼き
ナッツご飯
玉ねぎのスープ

玉ねぎを伊賀味噌汁鍋でじっくり炒めて、水で煮て、塩麹で味付けしただけなのですが、と~~っても美味しいんです。
玉ねぎは身体を温め、肺と胃に利いてくれます。痰をとる作用もあります。血流もよくして、気の流れもよくします。胃の調子がおかしくて、痰がでるな~っという時にもおすすめです。