がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

プラモつくろう!

2008年06月18日 | 模型
 ども!梅雨入りでジメジメする上に六月とは思えない低気温(20℃以下連発)のお陰で、
ものの見事に風邪ひいた@河童です。

 で、突然ですが、製作も佳境を迎えてるというのに95Tそっちのけで、何かパカパカっと作っちゃおうとか思いまして、
こないだ買ったⅣ号はキャタピラ組んだら腹一杯で投げそうな気がするし、昨年のTIEファイター同様
スターウォーズものやろうかと思ったらどうやらfeydさんとネタがバッティングしそうになったりして、
結果夏だし

燃えるアイテムを

ということで




祝!炎上

っつー感じでF-2支援戦闘機にしようかと(笑。これ↑、乗員二人とも軽傷だったんでネタにしてますが、
死んでたらシャレになんない事故。っつーのも、事故原因がね、航空評論家が
「エンジントラブルでしょう。離陸時はフルスロットルにするので、ちょっとした不具合で炎上するんですよ」
とか、事故時の[離陸→前のめり→墜落→滑走炎上]という動画見てんのに「はぁ?」な話したりしてたの思い出すんですが、
実際は整備時の配線ミスで、ロール検知センサーへの配線とヨー検知センサーへの配線を逆に繋いだらしく、
操縦士の操作に対して機体が「もう~何が何だかワカラン」とサジ投げて落ちたってのが真相。
テヘ♪配線間違えちゃった♪
でマイナス120億円ですよ。間抜けというにはあまりな話。

で、燃えるアイテムっつーことで、ハセガワの1/48、F-2B支援戦闘機を作ってみようと突如思い立ったのであります。

私が持ってるのは、垂直尾翼に伊達政宗のイラストが描かれた記念マーキング仕様のキットです。
日本独自の海洋迷彩+サムライイラストっつーことで、一歩間違えれば痛車ならぬ痛機になっとったかもしれませんが、
個人的にはカナーリ格好良いとか思っちゃってしまってるので、塗装で楽しむのをメインに基本素組みでパカパカっと行こうと思います。

でぁ、某番組風に・・・・

てってって~、てってってて~♪(違
尻フェチの一人臨海工業地域
@河童の挑戦

@河童(以下台詞は棒読みで)
「あ~、F-2ですね~。お?復座のB型で記念マーキング仕様ですかぁ。これ、格好良いから大好きなんですよね」

@河童(わざとらしいカメラ目線と棒読みで)
「この機体の特徴はなんと言っても自衛隊独特の海洋迷彩塗装。今回は、この塗装が巧く出来るかがポイントですね。」


てってって~、てってってて~(だから違
インチキナレーター
「美しい海洋迷彩の機体を、果たして@河童は、どんな技法を使って魅せてくれるんでしょうか?製作開始です」


@河童(緊張した村西監督みたいな口調で)
「先ずはコクピットからです。パーツには細かくスイッチやモニター類がモールドされてますが、
実は再現度はとてもテキトーだったりするので、作る側も筆塗りでテキトーにやっつけましょう。
フィギュアもF-16のキットの使い回しだから、使うには腕の改造が必要です。面倒なので使いません。
シートベルトくらいは追加してやっても良いような気もしますが、今の気分は作りたくない感じ」


インチキナレーター
「筆塗りの筆むらと乱雑な筆捌きのお陰で、見事なまでに乳幼児のお絵かきレベルの彩色で彩られたコックピット。まさに神技です」


てってってー、てってっててー♪(全然違
インチキナレーター
「このキットでは、特徴有る大きなエアインテークと三カ所の脚収納部を、機体主要部の組み立て前に
コクピットと同様事前に仕上げておかなければならないと@河童は言います。」

@河童
「このキットに限らず、またメーカーを問わず、F-16系のキットでは概ね定番の面倒な作業が、このインテイクの処理です。
ここも適当に済ませたかったのですが、流石に表に見える部分くらいは継ぎ目を消してやろうと、
上下分割のパーツを貼り合わせ、インテーク前方部のパーツのみ、内壁に生じる継ぎ目を消してやります。
ポリパテの粉を混ぜた瞬間接着剤を内壁の継ぎ目に擦り込んで、硬化後に細切りのスポンジヤスリでチマチマと・・・・
後半部もやはり内壁に継ぎ目が生じますし、ハセガワがユーザーに喧嘩売ってるとしか思えない押し出しピン跡があったりしますが、
どっかの大学教授みたいにしたから鏡でも当ててのぞき込まない限り、完成後は絶対見えないので無視します。」


インチキナレーター
「円筒内部を塗装するのは組んだ後だと難しいため、最初に内部を塗ってから上下を貼り合わせ、
継ぎ目を消してから塗装が剥げた部分のみ上塗りすれば良いと@河童は言います。
普通誰でもそうするだろ?というようなことでも、まるで特別な技のようにハッタリを効かせながら
見事にインテイクが出来上がりました」


@河童
「さて、インテイクパーツと、足格納部の組み立てが終わったので、早速塗装をします。
ついでに同じように艶消し白を塗るパーツをひっかき集めて、この時点で下処理を済ませ
一気に全部真っ白けに塗ってしまいましょう」

塗装中の@河童(超絶なる棒読みで)
「うーん楽しいな~」



@河童
「さて、インテイクパーツの塗装も乾燥したので、やっと機体本体の組み立てが出来るようになりました。
仮組みをしてみると判るのですが、インテイクの部分と機体本体、そして各翼がバラバラの構成になっていますので
今度は、全ての部位が確実に接続できるように、パーツの摺り合わせを行います」


@河童(何故か棒読みを忘れてテンション上がり気味で)
「このキットは、比較的新しいキットなのに、まるで20年前の金型を使用したかのような合いの悪さが特徴だと、
まるでパッケージ写真に写ってる娘が、実は本編には出てこず、出てくるのは場末のスナックの草臥れホステスみたいなのばっかりという
地雷エロビデオを掴まされたような気分です。」



インチキナレーター
「導入口部と左右と上部に四分割されたインテイク部から始まって、各部の合いの悪さは中々の物のようです。」

 
@河童(やりたくない作業が続いていてすっかりテンション下がった状態で)
「エアインテイク、そして胴体上下、主翼、垂直尾翼と、どこも悉く合いが悪く、摺り合わせや隙間埋めが必要です。
これらをパテ埋めしていたのでは、時間が無駄に掛かってしまいます。そこで、今回は、コレを使います」


ぴこぴこぴん♪
インチキ臭い女ナレーター
「接着剤ツリロン。流動性が非常に高く接着力も強力なのに何故か単価が安い瞬間接着剤。パーツの接着だけではなく
パテ代わりに隙間埋めや盛り上げなどにも使える優れもの」


不倫してそうな声のナレーター
「パーツを丹念に摺り合わせ、そして接合部に手際悪くツリロンを流し込み、繊細なモールドをうっかり埋めちゃいながら
@河童は一つずつシッカリとパーツを組み上げていきます。」



・・・・・・・・って、某番組の真似も飽きてきたので止めにします(笑

取り敢えず、パカパカっと組み上げて塗り上げてハイ完成っとなる筈でしたが、同社1/48のF-14よりはマシといえども
かなりパーツの合いが悪くて驚いた。1/72だともの凄くイイらしいのだが1/48はダメらしい。
また、実機写真では存在しない突起物が各所に刻まれており、これらも継ぎ目消しついでに消去しておきました。
中には継ぎ目を跨いで存在してる凸部もあって、これは残すとなると面倒だったのですが、継ぎ目と一緒に消し去れてラッキー。
つか資料もろくに見ずに作り始めてたので、実は型紙をプラペーパーに貼るところまで進めて気付いたんですよね。
危うく無駄な事するところだった。


 また、胴体部分が上下貼り合わせ構造である事と、金型の傷みという相乗効果からでしょうか、
機首部分の断面がドラヤキ型になってしまいますんで、これを円形断面にするため、
↑図の青線で囲った部分をバーリバリ削るハメになりました。飛行機キットはなるべくモールドを生かしたいので
こういう作業は本音を言えばしたくないんですよねぇ・・・。

 また、同じく機首部分のレドームのライトニングアレスタ部も厄介。F16のキットの時は、胴体が上下貼り合わせ式だったのは同じだけど、
レドームだけは別パーツだったのですが、このF-2ではレドームごと上下分割一発形成。
ビッグ1ガムか!?
しかも、件のライトニングアレスタが一本だけ継継ぎ目消しの邪魔になるという・・・。
全部削ってやり直すか、それとも一カ所だけ削って継ぎ目消し後復活させるか悩んだ末
左右一対だけ作り直して後はキットのまま行くことに・・・。

微妙に歪んでるとか何となく幅がとか!?w

あとは黙々と消えたモールドを彫り直し、垂直尾翼やフラッペロンや微少パーツを付けていきまして塗装準備。


んで、先ずはシャドー吹きをしました。0.2mmのブラシ出すのが面倒で、手近に出てた0.5mmで吹いたら
これ見よがしに極太です(殴


さて、本塗装に行くわけですが、キット指定の色(ミディアムブルーとミッドナイトブルー)だと、
ペーパーパレット上に出したサンプル見る限り、とてつもなく地味になりますな。ちょっと調色してみやしょう。

こんな感じで続きは又・・・・え!?

てってって~(脳に擦り込まれてしまったお)
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする