あ~、梅雨ですね~。
洗車してますか?(はぁ?
明日からまた出張なのですが、暇つぶしとか言ってた割にF-2Bがまだ完成しまへん。
取り敢えず、前回の状態から墨入れと軽くウェザリングを施すとこからスタート。
このブログでは車模型の記事ばかりだったので、以前も書いたこと無かったかも知れませんが、
墨入れのエナメル塗料を溶く際に、使用する溶剤を用途に合わせて替えるなんつー事をご存知でしょうか?
通常は、タミヤやガイアノーツから出てるエナメル溶剤を使用するわけですが、この溶剤は確かにスタンダードな溶剤なんですけど、
プラへやABSへの侵食が激しく、墨入れを施したばかりにパーツを折ったり割ったりする事があるんです。
ガンプラなんかは、プラ質との相性も有ってか、メタクソ割れやすいらしい。それこそパネルラインで
パーツを切断する場合、カッター使うよりもエナメル溶剤をパネルラインに流してパキッと割った方が
綺麗にラインに沿ってカットできる位だそうです。
で、そっち方面でエナメル溶剤として用いられることが多いのが
↑ジッポーオイル。これでも侵食しないわけではないんですが、乾燥がかなり速くなるので、侵食度合いも軽くて済むんですな。
ところが、乾燥が遅い方が助かることもあるわけで、そういうときには
↑ペトロール。要するに油絵の具用の溶剤なんですが、テレピン油(ターペンタイン)だと粘性の問題で使いにくいため、
粘度を低くし黄変等のトラブルをも避けることが出来るのがペトロール。無臭タイプのオドレス・ペトロールっつーのもありやすが、
こいつはエナメル塗料が巧く溶けてくれないので使い物にならないので、買い間違えないよう注意が必要。
まぁ、車模型だと、大抵はタミヤやガイアのエナメル溶剤で事足りますが、足回り等の細いプラパーツに墨入れたいとか(ジッポー)、
内装やメカ部分にドライブラシを施したいが、直ぐに筆が乾きすぎて使いにくいとかの場合(ペトロール)にも
こうした使い分けを覚えておくのも悪くないんじゃないでしょうか。
で、今回は飛行機って事で、墨入れすると同時に、拭き取りながらフィルタリング風に汚れを後方に流したかったので
溶剤にはペトロールを使用してます。拭き取りは綿棒に染み込ませたガイアのエナメル溶剤で
撫でたり叩いたりするように軽く拭き取っていくと、パネルラインの隙間から、水垢っぽいのが流れるように
微妙に残ってくれて良い感じ。飛行機なので前方向から後ろ方向に流してます。
で、塗装面が乾いたら、一回クリアーを吹き付けてデカール貼りに突入。
飛行機模型、それも1/48スケール以上の大きさの現用機に最大のイベントがデカール貼付と言っても過言ではない。
軽く100番を超えるデカールを貼るわけですから、この点だけは他ジャンルではそうそう無いかも知れません。
オマケに本キットの場合は、マーキングはスペシャルでキットも限定版だけど、デカールは普通のハセガワデカール。
デフォルトでやや柔軟性に欠け、糊がメチャクチャ弱いのは今も昔も変わらずの様です(汗
なんせデカールを台紙ごと水(お湯じゃないお)に浸ける時間が、アムロがリックドムを一機撃破するより早かったとしても、
水から引き上げてデカールが剥離するまでの時間は僅か数秒。糊の弱さが窺えます(笑。
クレオスのマークセッターが非常に相性が良いらしいので、今回はソレを使用して貼っております。
↑こんな感じでパネル毎にコーションデカールがてんこ盛り。本気で取り組むなら余白をなるべく落として
何カ所か分のコーションマークが繋がってるものは全てバラバラに切り離して貼るのが"よいこ"の貼り方ですが、
兎に角早いトコ完成させたいので、なるべくデフォルトの状態で貼り込んでいきました。
それでも、寸法が合わずに渋々切り離す必要があったりして中々大変でしたーよ。ウォークラインのストライプなんて、
目下乾燥ブースで出撃待ちしてるロータス95TのJPSストライプの方が遙かに楽かと。
逆に言えば、デカール貼り付けのスキルアップには最適な題材かも!?
ともかく、チマチマと、インストの貼付指示を製作机にぶら下げて睨めっこしながら張り続けること二晩。
中にはインスト指示が曖昧すぎて貼る位置がサッパリ判らんマーキングもあったり、
どう考えても違うだろ?なマーキングは潔くオミットしたりしてますが、何とか貼り終えました。
ちなみに、これでもコーションマークが実機に比して足りないそうで、プラッツから
カルト製のフルサポートデカールが出てるんだと。足りないと見抜く人も凄いが、ソレを補う商品があるところもスゲェっすな(笑
で、今回コレ作る決め手になったのが
↑コレ。2004年の独眼流も笑っちゃいましたが、2006年仕様のこの独眼流もDQN度が高いっす。
コレ貼りたいが為にこのキットを買い置きしてたんですが、普通のF-2には執着も興味もありゃしません(笑。
つか、完全にポジション失ってる戦闘機だわな。まぁ支援戦闘機なんてのは、F1時代から微妙なポジションなんだが、
この機体の導入過程ってのが、「日本がどれだけ米国の圧力に脆弱なのか」を証明したような話でしたし
本来エンジン以外はオール国産で作られるはずが、気が付くとF-16改みたいな状態っすからねぇ。
んな感じで、漸く全てのデカールを貼り終えました。
ソフターも使ってますんで出張中は乾燥モードってことにして、帰還後には[クリアー→半艶クリアー→仕上げ汚し]と進め
足やら椅子やらキャノピーやら付けて行くことになります。迂闊にヨンパチ始めちゃって
コレが片付かないと、製作エリアが確保できず95Tを再開できないという実にアホな展開になっとりまして・・・(笑
洗車してますか?(はぁ?
明日からまた出張なのですが、暇つぶしとか言ってた割にF-2Bがまだ完成しまへん。
取り敢えず、前回の状態から墨入れと軽くウェザリングを施すとこからスタート。
このブログでは車模型の記事ばかりだったので、以前も書いたこと無かったかも知れませんが、
墨入れのエナメル塗料を溶く際に、使用する溶剤を用途に合わせて替えるなんつー事をご存知でしょうか?
通常は、タミヤやガイアノーツから出てるエナメル溶剤を使用するわけですが、この溶剤は確かにスタンダードな溶剤なんですけど、
プラへやABSへの侵食が激しく、墨入れを施したばかりにパーツを折ったり割ったりする事があるんです。
ガンプラなんかは、プラ質との相性も有ってか、メタクソ割れやすいらしい。それこそパネルラインで
パーツを切断する場合、カッター使うよりもエナメル溶剤をパネルラインに流してパキッと割った方が
綺麗にラインに沿ってカットできる位だそうです。
で、そっち方面でエナメル溶剤として用いられることが多いのが
↑ジッポーオイル。これでも侵食しないわけではないんですが、乾燥がかなり速くなるので、侵食度合いも軽くて済むんですな。
ところが、乾燥が遅い方が助かることもあるわけで、そういうときには
↑ペトロール。要するに油絵の具用の溶剤なんですが、テレピン油(ターペンタイン)だと粘性の問題で使いにくいため、
粘度を低くし黄変等のトラブルをも避けることが出来るのがペトロール。無臭タイプのオドレス・ペトロールっつーのもありやすが、
こいつはエナメル塗料が巧く溶けてくれないので使い物にならないので、買い間違えないよう注意が必要。
まぁ、車模型だと、大抵はタミヤやガイアのエナメル溶剤で事足りますが、足回り等の細いプラパーツに墨入れたいとか(ジッポー)、
内装やメカ部分にドライブラシを施したいが、直ぐに筆が乾きすぎて使いにくいとかの場合(ペトロール)にも
こうした使い分けを覚えておくのも悪くないんじゃないでしょうか。
で、今回は飛行機って事で、墨入れすると同時に、拭き取りながらフィルタリング風に汚れを後方に流したかったので
溶剤にはペトロールを使用してます。拭き取りは綿棒に染み込ませたガイアのエナメル溶剤で
撫でたり叩いたりするように軽く拭き取っていくと、パネルラインの隙間から、水垢っぽいのが流れるように
微妙に残ってくれて良い感じ。飛行機なので前方向から後ろ方向に流してます。
で、塗装面が乾いたら、一回クリアーを吹き付けてデカール貼りに突入。
飛行機模型、それも1/48スケール以上の大きさの現用機に最大のイベントがデカール貼付と言っても過言ではない。
軽く100番を超えるデカールを貼るわけですから、この点だけは他ジャンルではそうそう無いかも知れません。
オマケに本キットの場合は、マーキングはスペシャルでキットも限定版だけど、デカールは普通のハセガワデカール。
デフォルトでやや柔軟性に欠け、糊がメチャクチャ弱いのは今も昔も変わらずの様です(汗
なんせデカールを台紙ごと水(お湯じゃないお)に浸ける時間が、アムロがリックドムを一機撃破するより早かったとしても、
水から引き上げてデカールが剥離するまでの時間は僅か数秒。糊の弱さが窺えます(笑。
クレオスのマークセッターが非常に相性が良いらしいので、今回はソレを使用して貼っております。
↑こんな感じでパネル毎にコーションデカールがてんこ盛り。本気で取り組むなら余白をなるべく落として
何カ所か分のコーションマークが繋がってるものは全てバラバラに切り離して貼るのが"よいこ"の貼り方ですが、
兎に角早いトコ完成させたいので、なるべくデフォルトの状態で貼り込んでいきました。
それでも、寸法が合わずに渋々切り離す必要があったりして中々大変でしたーよ。ウォークラインのストライプなんて、
目下乾燥ブースで出撃待ちしてるロータス95TのJPSストライプの方が遙かに楽かと。
逆に言えば、デカール貼り付けのスキルアップには最適な題材かも!?
ともかく、チマチマと、インストの貼付指示を製作机にぶら下げて睨めっこしながら張り続けること二晩。
中にはインスト指示が曖昧すぎて貼る位置がサッパリ判らんマーキングもあったり、
どう考えても違うだろ?なマーキングは潔くオミットしたりしてますが、何とか貼り終えました。
ちなみに、これでもコーションマークが実機に比して足りないそうで、プラッツから
カルト製のフルサポートデカールが出てるんだと。足りないと見抜く人も凄いが、ソレを補う商品があるところもスゲェっすな(笑
で、今回コレ作る決め手になったのが
↑コレ。2004年の独眼流も笑っちゃいましたが、2006年仕様のこの独眼流もDQN度が高いっす。
コレ貼りたいが為にこのキットを買い置きしてたんですが、普通のF-2には執着も興味もありゃしません(笑。
つか、完全にポジション失ってる戦闘機だわな。まぁ支援戦闘機なんてのは、F1時代から微妙なポジションなんだが、
この機体の導入過程ってのが、「日本がどれだけ米国の圧力に脆弱なのか」を証明したような話でしたし
本来エンジン以外はオール国産で作られるはずが、気が付くとF-16改みたいな状態っすからねぇ。
んな感じで、漸く全てのデカールを貼り終えました。
ソフターも使ってますんで出張中は乾燥モードってことにして、帰還後には[クリアー→半艶クリアー→仕上げ汚し]と進め
足やら椅子やらキャノピーやら付けて行くことになります。迂闊にヨンパチ始めちゃって
コレが片付かないと、製作エリアが確保できず95Tを再開できないという実にアホな展開になっとりまして・・・(笑