がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

1/48 アイマス F-14D あずキャット007

2010年02月03日 | 模型
ねだるな!

勝ち取れ!!

さすれば与えられん!!!



ども!意味無くエウレカ動画入れてる@河童です。
MFHからロータス56Bのリリース案内があり、オフィシャル居酒屋ショップからも案内メールが到着。
で、どうやら三種類リリースされるそうなんですが、なんせオレちゃんが2歳の時に走ってた車。
○○仕様!とか言われても何が何だか(笑。っつーことで、三つも買うわけはなくどれか一つを買おうと考えてるんですが
果たしてどれが良いだろうかと、居酒屋さんに相談中です。貴方ならどれ買います?紺青もゴールドリーフも
何れも捨てがたいんよねぇ。あと、ハイブリットインジェクションっていう形態で312T4の発売が計画されてるとのこと。
他にも917ロングテールのリリースも企画されていたり、個人的には今年も一番注目してるメーカーさんです。

 さて、あずキャット製作記も7回目となります。一月中には塗装直前まで進めれるかな?と思ったりしましたが
そうは問屋が卸してくれませんでした。それでも平素に比べれば良いペースだと思ってます。

 胴体上下合体の前にランディングギアの仮組み調整を済ませておきます。主脚はとても細かくパーツ割りされてるんですが
実際にジオメトリーに関わるのはタイヤ直結のストラット部と前方に延びるアーム部分だけといっても良いので、
最低限必要なパーツだけで仮組み。

インスト通りに組み付けてみたら、案の定組み付けられなかったので(笑)、ブルタックを使って試行錯誤。
結果、ストラットの胴体側付け根が、接着部分よりもサイズが一回り大きいので、キチンとリブ内に収まるよう小型化し、

また、格納部側壁のデフォルトの穴位置(↑図赤丸部)も合わないので、現物合わせにて矢印位置に穴を開け直し

更にストラットと胴体の接続はイモ付けではなく真鍮線を打ち込んで差し込み式に変更。それに伴い
アーム部分の先端の凸も半分くらいに削って脚そのものを組み上げた後に後ハメ出来るように加工しておきます。
 尚、ストラット部は上下分割構造なんですが、安易に合体させるとタイヤが曲がって付いてしまう恐れがありますんで要注意。
 画像に写ってない小パーツや加工の邪魔なので一旦切り飛ばしたディテール部分は、後日脚を組み込む際に登場させます。
真っ直ぐ付ける調整だけはここでやっといた方が気が楽になりますしね。塗装した後とかだと、不測の事態発生時には取っ散らかります。


っつーことで、主脚の調整も終わり、目出度く胴体の上下合体に至りました。

補強のお陰でパーツの合い自体は良いんですが、思ったよりも接合面が荒れていて、継ぎ目消しは盛大になってしまいました。
キットのダボを使用したのが原因なので、ダボを切り飛ばしてから付ければ継ぎ目消しも楽に出来たかも?
 F-14Dは主翼前方のグローブベーンが廃止されてるのですが、廃止されてる状態のパネルラインが判らん。
手持ち資料等でもA型や廃止されたけど痕跡の残るB型とかはあるけどD型は鮮明なのが無かったので
図解資料のパネルラインを参考にでっち上げてます。

 後部の接着では、エンジンを仕込みつつエンジンの円周と胴体後部の円周とがキチンと合うかを確認しつつ
エンジン側面(水平尾翼が付く部分ね)とビーバーテイル部を接着。何度も仮組み考証繰り返してきたので何事もなくガッツし合体できました。
 エンジンの両脇部分のパーツ(E16とE17)は、エンジンを接着した後でないと取り付けることが出来ないくせに大な継ぎ目処理が必要な部品なので、
胴体後部両側面は接着するだけで継ぎ目消しはE16/E17とセットで行います。

なのでエンジン部分にマスキングもしなきゃなんないしここだけ整形は後回し。
A10/A11ってパーツ(可変翼収納状態はA1/A2)も合いがよくないので調整が必要だし、此処(胴体後部側面)だけ先に整形しても二度手間になるだけ。


 っつー事で、合体後は各所にある継ぎ目消しと、消えたり薄くなったりしたスジボリをチマチマと再生。
資料睨みながら実機通りのラインを彫るんじゃなく、スケール相応にパネルラインも取捨選択しつつ彫り彫り。

機体の背中の段差は結構目立つのにキットではスジボリだけで済まされてるので彫刻刀で彫り彫り。


 再び作業は機首に立ち返る。

胴体と仮合わせしてみて、一応ピッタリ付くんだけど、後部隔壁をゴッソリ刳り貫いたために強度が下がってて
形状を安定して保ちにくかったのでプラ棒で梁を追加。また、胴体と合体するとスジボリ彫り直しとか
リベット打ち直しとか、機首周りの工作がやり難くなるので、なるべく機首単体状態で済ませられる事は済ませておく。
キャノピーは此処で付けちゃうと後部の開口部から何がコックピット内に進入するか判ったもんじゃないから付けないの。
 スジボリで給油口の部分のラインがどうしても歪んじゃって真っ直ぐ彫れず苦労したりしてます。
リベットも機首だけで軽く3桁近くの穴を掘るのですが、御約束通り0.3mmドリルを一本折りましたよ。

さて、コレは何でしょう?



答は機首下のノーズギアのパーツに付く、上下合体用のジョイント部分を3mm銅線からドリルレースで捻り出したモノ。
キットではプラパーツになってんですが、実に心許ないので金属に置き換えておきました。

わざわざ金属で置き換える必要がないといえばそうなんだけど、此処だけ金属にすることでノーズギアのストラット部の上下合体時に
このジョイント部までうっかり接着剤が廻っても固定されないこと、墨入れ等の影響で折れることがないこと、
ストラットの下半分に前後左右のアソビを持たせることが出来るので、最終的な組み込みの際の調整幅が保てることと
思ったよりもメリットありそうだったので置き換え。キットのパーツがなんでこんあ面倒な構造になってるのかっつーと
実機同様にノーズギアのタイヤがステアする構造を再現してるようです。志は高いけど設計がついて行ってないところは
まさしくフジミのエンスーシリーズを彷彿とさせる。でも、メーカーのそのやる気が良いんですよ。


っつーことで、機首パーツを使いつつ、バラバラのパーツの内、主脚と同様に機体組み付けそのものに必要なパーツだけ使って
仮組みしながらパーツを接着。小さいくせにパーツの分割が多く、強度最優先でガッツリ接着してから
接合部に出来た継ぎ目や段差をヤスリ掛け。
 こういう細かい部分にヤスリ掛けするのに最近多用するのがスジボリ堂の自在ヤスリってもの。
 
これ、見た目に反して強力に削れます。作業中は削れてるのかどうか判らない感じなのに、油断してると削りすぎるくらい。
ハンダ付けの際に重宝するステンレス製の刷毛キサゲってのがありますが、あれのプラモ用って感じでしょうか。

ただし、便利なのは良いんだけど使い方にはちょっと注意が必要。プラでもパテでもバリバリ削ってくれる刷毛部分は
作業中にバラバラと千切れて落ちていきます。で、この千切れた毛の破片がTheInvisibleNeedleっつー感じでして
指なんかに刺さりやすく、刺さっても細すぎる上に透明なワイヤーなので目視が難しいという優れ物(笑
スジボリ堂さんのHPにも注意書きが書いてるんですが、使い始めの頃はナメてまして普通のペーパー作業と同じく考えてたら
掌やら指やら足の裏やらに刺さっちゃって痛い目を見ました。ヘッドルーペの3倍レンズ使って
逆光状態で指の先の細い細い糸くずみたいな影を探し出し、それを細密ピンセットでつまんで引き抜くか
体の自浄作用で体外に排出されるのを待つかしないと救われないという優れ物(笑。
流石に今では机の上にトレーや塗料皿を置いて、ゴム手袋はめて作業してます。



遂に機首と胴体合体目前まで来ました!完成も目前か??と思わせておいて、実はこのキット、
主翼にも色々問題があるんですよね。フラップ上げて作るなら問題少ないんだけど、今回は
今後F-14作る際に困らないように製作の基本を整理するところに主眼があるので、フラップダウンで作るのです。
コメント (4)
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