がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

1/48 F-14D アイマス あずキャット010

2010年02月21日 | 模型
 今日は長女の幼稚園の発表会!歌とダンスと劇を見せてくれるっつーんですが、父ちゃんはお仕事なのよ~(泣
入園以来運動会もお遊戯会も全然見に行けなかったんですが、今日は奇跡的に時間が出来たので
っつーか仕事に無理矢理空き時間を作って、長女の出番の時を見計らって幼稚園に父ちゃん登場です。
歌&ダンスはフィンガー5の恋のダイヤル6700!?俺ちゃん的にはピッタシ世代ですが、今の人には「何ソレ?」かw

劇はアリとキリギリス。クラスの園児を一人を除いて全部アリって事にすりゃ配役完了の筈ですが
アリもキリギリスも双方団体で登場。何故か青虫とテントウムシまで団体で登場するアレンジぶり(笑。
我が娘はチョコ好きのアリという設定だったようです。


 話はズッポシ変わってドラゴンのサイトの輸入販売代理店マップから、とうとう日本が外されましたねぇ。
←◎が代理店無しの空白地帯
正確に言えばドラゴンのドラゴンブランドを扱う代理店がハセガワではなくなったということ。
サイバーホビーはプラッツが扱ってますし、完成品飛行機やアクションフィギュア等々、ブランドによって代理店が異なってましたが、
その中でもメインブランドであるドラゴンと飛行機キットのウォーバードを扱ってたハセガワと契約打ち切りになったのが先月末。
今のところユーザーレベルでは慌てる話は殆ど無く、誰もが「模型商売で日本のマーケット抜きってなぁ考えられない」と思ってるとか。
実際俺ちんもそう思ってまして、北米で「ドラゴンUSA」とか立ち上げてるメーカーですから、ひょっとして日本に現地法人構えるんかな?
今やプラモ屋の戦車棚寡占率はタミヤの倍くらいになっちゃってるメーカーなので一応気になってるんですが
ハセガワの告知文みても何が何だかサッパリ判らない今回の騒動。冷え込んでいくばかりの模型市場にとって
結果的に発展的関係解消って事になって欲しいものです。
 車モデラーとして気になるのは、ハセガワって会社が個人店舗レベルのガレキメーカーじゃないって事。
上場会社じゃないのでIRとかで財務状況とか出てこないから憶測ではあるんですが、もしハセガワの
年間利益の多くがドラゴンのキットを扱うことで入ってきていて、それがゴッソリ抜けてしまうと
今年一年の新製品開発計画にも少なからず影響を及ぼしてくるとなったりしちゃうと、車モデラーやMa.Kモデラーとしても
「俺AFVやんないし~」じゃ済まない話になってこないとも限らない。


 さて、とうとう10回目を迎えてしまったあずキャット。D型って事で言えば超あずキャットと言うべきか。
実を言いますれば製作開始当初は、イロモノだしナンボ面倒くさいハセキャットとはいえ、一ヶ月程度、
製作記回数では10回程度で完成するかな?って思ってたんですが、製作記は10回目を迎え、日数も跡10日で二ヶ月になっちまいます。
ちょっと時間掛かりすぎですな。面白いから良いけど(←コレばっかりw

 今回はまたも機首に戻ってきました。そう、とうとうキャノピーを閉じるときが来たって事です。

すんません、ベタですな。真冬に戻すな!って位寒かったでしょうか。
 で、キャノPを閉じる前に、忘れ物がないようチマチマ系作業をとっとと済ませます。

前後のメーターフード部には、実機で布が被せられてるところにエポキシパテを使って布っぽく表情を着けてみましたが
此処が未だ未塗装だったので塗りました。ここは筆塗りにてそこらに転がってた調合不明のグレー系の色をベースに筆塗り。
こういう表現はエアブラシより筆塗りの方が感じが出るように思いますんで・・・

 後部シート裏にキャノピーブレイカーを装着し、前席前にはHUDも装着。

 キットにはキャノピーフレームもパーツが用意されてるんですが、キャノピー閉で製作する場合、
インストではフレームの大半を切除しろとの指示があるんですが、ひょっとして切らなくても大丈夫なんじゃないか?と考え
試しに仕込んでキャノピー閉じようとしたら、本当に干渉しちゃって装着できませぬ。後席のフードと
フレームの干渉が特に酷く、キャノピーを薄い物に換装するかインスト指示通りに切断するかって事になりますが
今回は指示通りにて。髑髏や死に神の本番では、何かしら対策を講じようとリベンジを期するのでありました。

 とか言いつつ、このキャノピーフレームの一件で意気消沈しちゃって、エッチング製のミラーも面倒だから省略。
フード上の配線だとかHUDの枠とかも省略で済ませて、とっととキャノピーを閉じることにしました。

 キャノピーを仮合わせすると、これがまた合わない。キャノピーフレームのパーツが下方に、
キャンピーブレイカーが上方にそれぞれ干渉してるので、アチコチ削りながら落としどころを探ったんですが、
摺り合わせだけでは落としどころが見つからなかったので、パテ処理で何とかしようということに。
 塗料の吹き込みとかゴミの混入考えると出来ればキャノピーは後付でピタッとさせたいんですがねぇ・・・


 パテがガラス部分に付着すると厄介なので、一旦枠に合わせてマスキングし、キャノピー前半部共々機体に接着。

輪ゴムで簀巻きにしてメチクロ流して強引に接着の図↑
後方部分も合いませんでしたが、前方部分も合いが良くないですな~。パーツが悪いのか俺ちゃんの仕事がだめなのか。

 浮こうがどうしようがともかく接着して、ソコにポリパテを擦り込んで硬化後に面の基準を機首側に置いて
ポリパテ削って面を合わせ、埋まっちゃった分割線を彫り直してやりました。


 前回の更新から少し日が経ってるわけですが、車ばっかり作ってた輩が、このキットをそう簡単に作れてたまるか!っていうんでしょうか
大方の予想通りトラブって時間を浪費しました。以下その顛末。

 キャノピーの前部分と後ろ部分の接合部には、矯正接着しても微妙な隙間が残ってしまいまして、
ここは通常エポキシ流してシーリングするんですが、今回は光硬化クリアーボンドでシーリングしようと考え
この日は夜も更けていたので考えただけで作業を中止して就寝。するってぇと翌日の夜に作業再開する際に、
このシーリング作業を最初にやんなきゃなんないのに、スッカリ忘れてポリパテ削っちゃったもんだからサァ大変。

キャノピーの前後乗せ都合に生じていた隙間から、ゴミが内部に入っちゃいました。あ~あ。苦労が水泡ですよ。
更に悪あがきをして、拙いかな~と思いつつ中に入り込んだ削りカスを何とかしようと、機体後方から水を流し込んで
キャノピー内を洗おうとしたら藪から蛇。キャノピー内側に水滴が付くわ、蒸発した水分がキャノピー内側に曇りを生じさせるわ

最終的に水分が乾燥してみると、物の見事にシリカスケールっぽいのが発生。キットは1/48ですがシリカは1/1ですよ奥さん。
睡魔に負けてシーリング作業をポカっただけが、気が付くと修正不能のトラブルに発展しちまいました。

 まぁ他人の失敗は飯の種ですから、ブログ的にはネタが出来て良かったとポジティブに考えて前に進んでいくことにします。
水滴跡(シリカスケールっぽい染み)やゴミはどうにもなりまへんでしたが、曇りだけはドライブースに逆さにして放置したら取れました。

 ここまで結構順調に来てたので、正直猛烈なテンションダウンですよ。。。アイリスとか組み込んでたら
流石にキャノピーをスペアに取っ替えて一からやり直すところですが、まぁイロモノだしってことで(←しまいにP達に刺されるよw)。
画像では内部が見えない位汚れて写ってますが、外側の汚れも相当なもんになってるからです。
流石に外側は後で掃除しておきます。

 そんなこんなで、翼関係のスジボリも一通り済ませまして、

腹びれや後ハメ加工して基部だけにしたアレスティングフック部も接着。

概ね一通りのパーツが揃いました。殆どスッカラカンになったランナーのカスを見るとプラモ好きとしては嬉しくなっちまいます。

 という事で、次は塗装に進むことになりますで。多分。いざパーツが揃うと海軍色、いや、せめて真っ黒に塗ってコウモリマークをとか
妙な欲が出てくるところですが、良くも悪くもキャノピーの一件が萌えキャラのデカールを貼る躊躇を失わせてくれましたw

 ところで、アイマス戦闘機、1/72のF-15EとF-14Dがどうやら市場に出てきたようですね。
どっちも凹モールド版のキットをベースに製品化とのこと。ハセガワのジェット戦闘機キットって
買うとき気をつけておかないと、F-4/F-15/F-14辺りは製品によって凹モールド版(新金型版)凸(旧金型版)とが現行製品として混在してるんです。
飛行機の場合は凹モールドが正解とか凸モールドが正解ってのはなくて、塗装時のメリハリの付けやすさから
凹モールド版の方が好まれるんですが、実は凸モールド版は凹版に比べてパーツの一体化が積極的でして(F-14/F-15共に)
1/48同様にバランバランな凹版よりも組み易いのだ。なので、凸版ベースでアイマス機も出てくるかな?って思ってましたが
考えてみりゃ全身凸モールドにあのデカールってのは或る意味苦行ですから、凹版で正解なのかな?
 
コメント (8)
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