こないだ文教堂に行ったところ買い物ポイントが1500円分位貯まったのですが、ここのポイントって期限が二ヶ月なんですよね。
博多近隣の人ならエエんかもしれんけど、ちょいと離れてる田舎者には、この二ヶ月って期限は厳しい。
なので、一旦店を後にした後、ポイントを使いにわざわざ舞い戻りまして
↑これをば購入。一時期テレビで採り上げられるくらい流行りましたが、今もソコソコ流行ってるのかな?
出てきたときは、正直「こんな藁人形みたいなもん誰が買うねんwwww」とバカにしてたんですが、意外なほどユーザーを掘り起こしました。
で、ここは一つ日頃子供サービスのイケてない父ちゃんとしましては、こういうので子供と遊ぶのもエエんじゃないかって事で。
早速PCに専用ソフトをダウンロードして、二人の娘の画像を取り込んでフィギュアを製作。思いの外二人とも喜んでくれて良かったです。
惜しむらくは、メーカーがデフォで用意してくれてるコスチュームが少ない事か。ソコのパパさん、お一つ如何?
で、今日の本題。先の動画の通り翼の工作です。
前回もチョット紹介しましたが、このキットは翼も中々のバラバラっぷりです。パーツ構成はスラット・主翼・フラップなんですが
↑このパーツ(C1/C2)の意味が判らなかった。ついでに言うとインストやパーツダボでは装着場所とか組み順さえもワカラン始末(笑
で、ここは偉い人に教えて貰おうとモデルアート別冊の作例を参照しようかと思ったら、フラップ部分を大改造してやがって
全く参考にならなかったんですが、どうやらフラップダウン時の気流安定化用の内部隔壁であることが判明。
上面にモールドされてるフラップギャップドアとこの隔壁部分は連動してるようで、成る程パーツの区切りもドアと同じ数。
判れば後はどう装着するかなんですが、主翼の厚みが増してしまう装着法でないと片付かないという困った状態。
色々な情報を参考にしたりして工作してみたのが以下の手順です。文章だと判りにくいので、後々のために画像を残しておきます。
先ずは分割されてるフラップパーツを上下貼り合わせ、主翼側に設置されてるフラップ吊り下げ用のステー部を切除。
主翼上下を仮組みして、C1/C2を主翼下面パーツ側ははみ出しても構わないので、上面パーツを基準に画像の①の様に固定します。
この際、接着は主翼下面側のはみ出しちゃう方だけ。C1/C2上辺と主翼上面は接着しません。
次に主翼上下を分離して、主翼下面に接着したC1/C1の裏に更に瞬着等でガッツリ補強してから、
はみ出した部分をガシガシ削り落としてC1/C2下辺と主翼下面のツラを合わせます②。
次にC1/C2の裏のパネル間の継ぎ目を切除し隙間を空けます。③
③で開いた隙間にチョッパー使って角度30°で切り出したプラ材を挟み込み、フラップパーツを仮組みしてみて
フラップの下げ閣が左右翼で同じになるよう確認&調整を行います。この隙間に挟んだ角度30°の板が、フラップした側のアクチュエーターになるわけ④。
で、最後に主翼上下をクランプ使ってキッチリ接着して主翼の基本工作は完了です。
↑フラップ上部にも主翼との接続部である鎹?アクチュエーター??があるんですが、キットのモールド状態は、
フラップが上がってる状態が再現されてるだけなので、フラップを下げる今回は、↑画像の赤矢印部分を
簡単にではありますが表現追加してみました。
↑これは車のガレージキット製作やボディの改造等で左右対称を出していくときに重宝するツール。名称は何だっけ?(笑
これでフラップパーツの上面の翼断面ラインをトレースします。フラップパーツにモールドされてる鎹の上をトレース。
で、トレースして出来た凹みの所に1mmプラ板を貼り付けて、何でも良いから塗料を吹き付けると
フラップ翼断面に沿った形状が簡単にプラ板に写せます。後は、塗料の跡をトレースしてモーターツールで削り取り、
アバウトに一つ一つ切り出してフラップに貼り付け、接着剤が完全硬化したら削って形状出しを行うと、結構簡単に表現が足せました。
改めて主翼側の切り欠きとフラップ正面に追加した鎹、主翼下面に装着した30°角のプラ材とフラップ下面の切り欠きとが
それぞれ正確に勘合するかを確認しておきます。
↑概ねこんな感じになったんですが、此処で一つ問題が発生。キットではフラップを水平に装着する場合、
C/C2のパーツを使わずに、フラップを主翼内部に差し込むように装着する様出来てまして、C1/C2の隔壁を装着して
その上でフラップを設置しようとすると、フラップの前後幅がありすぎて収まりが悪くなってしまいました。
で、実機画像を参照してみますと、そもそもフラップにはパーツに施されたような派手なパネルラインは無いに等しく、
↑図の点線で示した箇所にもスジボリは無いようです。当初フラップの前縁を切り飛ばして帳尻合わせようかと思ったりしましたが
フラップ上面に設置した鎹の部分も作り直しを要求されそうだったので断念し、余計に彫られてる点線部のスジボリ部分から後方をゴッソリ切り落として帳尻合わせてみました。
↑フラップとスラットを仮組みしてみましたが、コレで充分いけそうです。
スタビレーター(水平尾翼)は一枚パーツで出来てるんですが、
ヒケが盛大でパテ盛り大会になりました。胴体に仮止めしてみたところ合いはバッチリなんですが
ダボがユルユルでテープ無しでは仮固定できない有様です。まぁ接着しちまえばいいんですけどね。
垂直尾翼は先んじて以前にやっつけてありますんで、翼と胴体を合体させてみました。
やっとF-14のシルエットに出逢えました(笑。バラバラなパーツを組み上げていって、どんどん形になっていくのが楽しいですね。
それにしてもデカいです。1/48なのに全長40cmありますで。翼もジュディ・オングがサビ唄うときみたいに拡げてますんでマジデカス。
エルさん向けに判りやすいよう1/20のf1(作りかけの412T2)と並べてみた。
さぁ次回は、一度怪しいところにピンポイントでサフを吹いて確認&微修正を行い、キャノピーに手を出そうと思います。
新米パパさんやyoshiさんのトコで知ったんですが、フジミが3月にFW16(当初は二月っつってた気が)だけじゃなく
MP4/5も出すそうな。残りのセナ物全部獲りに行くつもりですかね?凄い勢いですな~。ユーザーとしては楽しみが尽きませんが
あのガレキしか出てこなかった冬の時代は何だったんでしょうか?粗製濫造的、或いはアイテムによって完成度にバラツキが多いフジミですが
市場に於いては「現行もしくは昨年車じゃないと商売にならない」と完全に勘違いされていたものを、旧車で充分商売になると
他のプラモメーカーにも判らせたという点で功績が大きい気がします。タミヤも変な拘りを捨てて
例えば自社社屋に実車保管してるロータス91とか出してくれりゃぁいいのにね。