がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

1/24 AstonMartin DBS【その3】

2010年09月03日 | 模型


季節はもう秋九月。どこがやねんな猛暑が続いてますが、オッサン、とうとう41歳になってしまいました。
娘二人が祝ってくれました。「お父さん41歳になったんだね!バカボンのパパと同じだね!」と誉めてくれました。
3歳と約6歳ですが、CSカートゥーンの元祖天才バカボンをマメに見せていた英才教育の賜です。
上の娘は、タイムボカンと元祖天才バカボンとハクション大魔王と怪物くんとプリキュアと花カッパが好きらしいのですが
プリキュアと花カッパ以外は幼稚園で誰もネタに食いついてくれないと小首を傾げてます。怪物くんは
嵐のお陰で一緒に歌を歌える子が増えたとこないだ喜んでましたが、アクビ娘の歌とかバカボンの春とかは独唱だそうです。


 さて、そんな感じで模型趣味に出戻ってプラモHPを作って5年経ち、間もなく6年目を迎えてしまうわけです。
そう、来月6歳になる娘の誕生の時にカミさんは産婦人科で出産→実家に産後の養生帰省で、父ちゃんあまりに暇になったので
模型趣味に出戻った訳ですね。思うとこあって、もうこの趣味には戻るまいと決めたはずが、何故か出戻ってしまって早6年。
 その間に製作した物を、ちょいと振り返ってみたりしたんですが、思えば毎回毎回何かしら製作のテーマみたいなのを設けて
”試す”要素を盛り込んで来たんですが、そのせいもあってか、所謂”大好物な車”を殆ど作ってないですね。
大好物って言っても自分の中では時と共に変化はしてるんですが、普遍的に好きなのはヤッパリ跳ね馬だろうと。それも赤いの。
それが完成品に一つもない(ジオのGAはノーカウント(笑)ですし、そろそろ年一個は大好物の赤いのを作るというのを
自分に課してもいいんじゃないかと思ってみたりしてます。
 お試し要素が入ると自動的に失敗リスクも上がりますし、思ったように進まない事もあるからつい選択を避けるんですが、
年に製作できる数も最近はカナリ少なくなってきてますんで、そういう意味では根っから好きなモノを年に一つくらいは
作らないと、積んでるのが益々勿体ないだけですしね。ちなみに、食事の時大好物は最後まで置いておくタイプの人間です。


 さて、久々再開のアストンDBS.今回は内装です。キットのパーツは所謂完全なバスタブ式ではなく
フロア&リアシートのバスタブ部分に左右ドア内張・リアトレー・センターコンソール・ダッシュボードに四分割され
メーターパネルがデカール仕上げになるところが少し残念ではありますが、各パーツに施される彫刻は凄くシッカリしてます。
黒いボディーに黒い内装ではメリハリも出にくいですし、特徴であるコンソールパネルのグロスブラックとの差異を付けるべく
ブラウンのトーン違いを三色用意して塗り分けてみました。

特にダッシュボードは、所謂”立体塗り絵”。センターコンソールにウィノーブラックを塗りクリアーコート、
マスキングしてミラークロームでメッキパーツの塗装をし、更にマスキングしてダークブラウンを塗り、
ウーファーとデフロスターパネルを塗り分けて行きました。筆塗りは苦手なので全てエアブラシにて。

デフォでペダルのパーツはエッチングが用意されてるのでそれを使用。別売りにせず、デフォでセットなのが良いですな。
反面、マルチチャンネルスピーカーシステムとメーターパネルがデカール処理なのがちょっと残念。
何れもデカールをそのまま利用しましたが、ここらはちゃんとモールド処理して欲しかったとこです。
 エッチングの利用や綺麗な彫刻のお陰で折角高い質感が再現できるのに、目立つ箇所がデカール処理になっててバランスが悪いんよねぇ。
 ちなみに映画版では、後部席は改造され消化器等の安全装置とか撮影サポート機材等が積載されていますが、
当然全く以てエレガントとは程遠いので、全く弄ってません。また、高級(笑)マルチチャンネルスピーカーシステムは
スタントカーには当然不要って事で、映画版では全てダミーに置き換えられてるんですが、これも市販車に準じて
デカールを使用してます。



 ドア内張等も、一部は別パーツ化するなどして立体感がシッカリ出ています。内張の布地部分やリアシート、
それにフロアカーペット部分には、ベースにモデラーズのインテリアブラックを吹き、更にダークブラウンに
クレオスの1000サフを混ぜることでダークブラウンのトーンを弄って塗装してみました。

 シートは、007仕様だとバケットシートになるんですが、そもそもキット付属のリクライニングシートも
どういう訳かサイズが小さすぎな気がします。ヘッドレストがドア窓から見えなくなりそうなくらい小さいんですが、

少なくともフルバケ版は窓上辺にヘッドレストが届きそうなくらいの高さなので、キットのパーツではなく
ジャンクの中から(多分タミヤのランエボ7と思う)適当なバケットを拾ってきて、それをポリパテとプラ材で加工してみました。
再度サポートやショルダーサポートは、本当はもっと外方向に開いていてそんなにタイトじゃないんですが
面倒くさかったのでドナーのシートのサポート形状の範囲でしか弄ってません。

ヘッドレストのDBSの文字も、実際はもう二回りくらい大きいんですが他に代替案が無いのでそのまま使用。

内装を組み上げる前に、シートを含めて仮組みし、ちゃんとボディーに収まるか確認してから全てのパーツを接着。

 組み上げ5分の塗り上げ数日っていうのが何とも今風ですな。

 内装が終わったので、次回はシャーシ周りの立体塗り絵を頑張ります。

 ところでところで、先日の展示会でも魅入られてしまったドイツ軍謹製ドーラ列車砲ですが、

今度ホビーボスから1/72でキットリリースされるとのこと。1/72でも全長1.2m、総パーツ数1000クラスの
デカ物難物キットなんですが、ちょっと欲しいナーとかウッカリ考えてます(笑。ホビーボスの製品も
日本で正規輸入で買うとかなりボッタくられる(概ね2倍価格以上)訳ですが、日本での定価が30000円となるようで
30%offの店から買えば、個人で海外から輸入するのと大して変わらない価格で買えるかも。
流石にこないだ見た1/35だと製作する場所も飾る場所も我が家には見あたらないので諦めざるを得ないのですが
1/72ならどうにかなるんじゃないかと妄想したりしてます。っつーか、ドルもユーロも冗談みたいに安くなってるのに
輸入プラモにはそこいらが全然反映されないのが納得いかない。結局円高の影響で元値が下がった分は
輸入してる会社の懐に入るわけでしょ?円がドカンと安くなると直ぐ反映させるくせに、高くなっても全然反映させないってのはネェ。
年末付近の製品から一応反映させて1~2割くらいは安くするような話もあるんですが、それでもまだまだ高過ぎです。



 あと、MFHからはロータス76がキット化。同社恒例のフルディテールキットとなるようです。

ロータス+JPSってーと手を出しそうになりますが、かの二段式ヘンタイリアウィングに多少興味をそそられるものの
個人的には余り魅力を感じない車なので今回はパス。MFHも今やプラモとぶつからない様に企画する必要がある様で、
加えて近年の車は俗に言う意匠版権とかスポンサーロゴの問題等で、これまた大手をふるってキットを出すことが難しかったり
商品企画に中々苦労してるようです。っつーか、ロータス91出してよ (;´Д`)
コメント (11)
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