今年のF-1新車が続々発表される中、個人的に注目は名称権でゴッタゴタしたロータス関連か。どっちのロータスがロータスなのか?どっちもロータスでどっちもエンジンはルノー、
かの加勢大周vs加勢大周みたいな話でしょうか?第三者的にはクソ遅いロータスはロータスじゃないので、今後は速い方がロータスって事で良いんじゃないかと。
どうでもいいが、フェラーリのサンテンダール銀行のマークが赤いウンコに見えて仕方ない。
さて、話はズッポリ変わって実は一週間くらい前の事なんですが、MFHの桃豚が到着しました。机の上が412T2のパーツと工具で寡占状態なので拡げられずにいたんですが、
先日家族が寝静まった夜に、お茶の間にて念願のご開帳&パーツチェック。ヒロのキットはパーツがメチャクチャ多い上に細かいので、購入したら
取り敢えずは部品が全部揃っているかパーツチェックした方が良いかと思います。過去二度ほどパーツ不足が発覚したことがありますから意外と重要な作業。
MFHはガレージキットメーカーにしてはアフターフォローがシッカリしていますので、不足が発覚してもメーカー側にストックがある場合が多いんですが、
積ん毒派の場合はメーカーの想定以上の期間積みっぱなしってなぁザラですから。で、チェックついでに中身をレポ。
一番肝心なボディーカウルは、桃豚の形状を非常に巧く捉えてんじゃないでしょうか。抜きの関係かリアフェンダー付近はもっとダルい方が良いかな?と思ったりもしますが、
全身に豚肉の部位を表すマーキングを施されたその由縁が窺えますな。スリットもちゃんと抜けてます。カウルは前後で分割されてますが、その「プラモ?」と錯覚させられそうなシャープ且つ薄い造型と
これまたプラモ並みにピッタリフィットするカウルのフィッティングもMFHらしいポイントか。エンジンカウル開閉用のヒンジもレジンのカウルパーツに既に組み込まれてます。
プラやメタルと違ってレジンは融着系の接着方法がないので、強度面から言ってもコレは有り難いかも。又、左ドアのみドア開仕様で製作することが出来るようになってんですが
猛者なら開閉モデルとして製作も可能かも?恐らくヒンジ等の接着時の強度面の問題で開・閉選択式になったんだろうと思います。
完全再現ではない物の、見えない部分まで結構拘ったパーツが用意されてますが、中でも鋼管フレームの一発抜きは昨年購入したサイケデリック同様に一発抜きになっとります。
流石にバリなんかも凄いわけですが、思った以上に歪みとか少ない感じで、一発抜きのメリットである箱強度はシッカリしてますんで修正もそれほど厄介じゃないんじゃないかな?
FRPの半透明素材は今回も半透明樹脂で成型されてますし、配線類やヘッドライトリムやマフラー固定用含めたスプリング類も概ねパーツとして用意されています。
エッチングパーツもいつも通りふんだんに盛り込まれていて実に充実した内容です。キット単体としては定価3万の割引で2.5~2.8万という高価なキットではありますが、
例えばよくあるプロポーションキットを2万弱で購入しキット以外に様々なディテールアップパーツや素材デカールや金属材を用意すること考えると、基本的にキットに同梱されるものだけで
相当に精巧な完成品が出来上がるように考えられており、そういう意味では高いというよりも、むしろかなり頑張ってる内容だと思います。
そりでは本題の412T2の今回はリアサス。自分用備忘録がメインなので、エントリー記事としてはツマンナイかも知れません。
前回の前サスでも同じ様な問題があったんですが、リアサスでも同様に果たして装着すべきか否か悩ましいロッドが存在。インストでは↑図の赤線も緑線も装着せよとなってますが、
実車の資料ではロッドが入ってたり入ってなかったり、スタビロッドが入ってたり入ってなかったり。偶々かも知れませんが、手持ちの画像だとスタビロッドと緑で囲んだ謎のロッドが
共存してる物が有りませんでしたので、そこいらにこの謎のロッドの存在意味があるのかも。何れにせよ、両方同時装着の画像ってのが見あたらないし、そもそもスタビロッドのみの画像
それも払い下げられた非実戦用画像でも実戦のピット画像でも「スタビのみ」の画像が何枚か出てきましたので、まぁ間違いじゃないだろうと謎の無しの方向で進めようと思います。
ここで決めておかないと、謎ロッド用のモールドがミッションケースにモールディングされてますんで、削り取るか活かすか決めなきゃなんない。
あと、ダンパーパーツはフロント同様にメインのダンパーとオイルだかガスだかのサブタンクがくっついてるんですが
メタル製で表面も綺麗じゃ無いため、質感をアルミ製ダンパーシリンダーに沿わせようと自作品に置き換え。3mmサイズの真鍮線が田舎過ぎて手に入らなかったので3mm銅線で代用。
ドリルレースでダンパーの基部を挽き出してから、そこに洋白線や真鍮管を組み合わせて作ったサブタンクとミッションブロックへの固定用のピンをハンダ付けしてパーツピーコ。
またベルクランクから延びるダンパーのロッド部分も洋白線と真鍮管で作り直してベルクランク側にハンダ付け。あとはもうひたすら仮組み→切削&角度調整の時間の割に地味な作業ばっかり。
スタビロッドはインスト指定通りキット同梱のステン管と洋白線を切り出して取り付け。後は概ね問題なく着地出来そうです。元パーツの寸法がシッカリしてるから
パーツの置き換えなんかも全く以て楽であります。このキット、パーツの数とかで臆する方が居られるかも知れませんが、実はかなり組み立てが楽なキットかと思います。
備):リアサスアッパー後部のマウントステーからギアボックス後部に支柱が二本省略されている。
ギアボックス左のみサイドカウルへ延びる翼断面状のパイプの有無要確認
プッシュロッド付け根部分からギアボックスの補器へ接続されるワイヤーがある
リアサスロワアーム後部はマフラー直下に当たる一部に遮熱板が装着されている
リアスタビ基部(ギアボックス側)は0.8mm線で仮留め中。本留め時は1mm線に要交換