がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

五島って知ってる?

2017年04月18日 | 車&旅

ペキモさんの情報で何か何時もと大きさ違うとは聞いてたけど、ホントにLPジャケサイズでした。TheONE限定でこのサイズってのは過去にありましたが

一般流通版でこのサイズってのは珍しいですな。BMのパッケージ商品は、価格設定が微妙なこともあって、会員限定版を買うか通常版を買うか悩ましいんですよね。

今回も、限定のみの販売なら渋々ソッチを選んだとこですが、一般販売仕様も出るということ、んでもってCDが付いてるか否か(フォトブックやら何ヤラも付いてるとは言え)だけで

価格差が1万以上あってですね、今回はその価格差に価値を見いだせなかったので通常使用をアマゾンから購入したってことです。

 

 さて、4日間ほど諸用にて五島列島の福江島に行ってきました。人生初の五島上陸。日程の事情もあって上五島には渡れませんでしたが、下五島はザザザーっとですが周遊出来ましたよ。

ここは魚津ヶ崎公園の菜の花畑。福江島含めて五島はメインの産業が一次産業であり、ついでに人口も南西側の下五島だけだと4万人ほどなので、

手つかずの自然が非常に多いんだそうな。なので、どこもかしこも綺麗な景色だらけです。こんなとこなら、観光スポットとして流行りそうなもんですが、

離島って事で交通インフラが脆弱な上に、最速で渡れる飛行機も運賃がバカ高い。長崎からのジェットフォイルという高速船なら飛行機より安いとはいえ、

これも船便とは思えない価格で足枷になってる気がしますね。沖縄のように国のサポートでもありゃ違ってくるんだろうけど、まぁ現状厳しいやね。

 で、あたしゃぁ飛行機で行ったんですが、自分でいうのも何ですが飛行機大嫌いなんです。仕事で関東行くのも飛行機は使いませんし、

東北北海道に至っては、遠いという理由で仕事断るレベルの飛行機嫌い。ただ、今回はどうしても五島に行かねばならなくなり、しかも船でノンビリ行くような余裕が

スケジュール的に取れなくて、渋々飛行機で行きました。考えてみれば、単身で飛行機移動って初めてかも知れません。っつーワケで、色々やらかしましたよ(笑。

 先ずね、飛行機のチケット。予定は随分前に決まってたので、三月上旬にチケット予約をしました。ところが、どうしても前日入りせねばならなくなり、

予約の二日後に予定変更を申し出たところ、キャンセル料が6000円wwwなんだそれ。ANAに問い合わせたら、格安の予約チケットはそういうリスクがあると約款に書いてるそうで、

調べてみたら予約ページから数えて二階層下のページにちゃんと書いてありました。んなもん、解るか!!同じ事情でキャンセル料取られて頭にきた弁護士が裁判したそうだけど

完膚なきまでに負けたらしいから、まぁ当たり前な話なんでしょうね。マイナス100ポイントの好感度からスタートしてる飛行機に対するイメージが更に10ポイント低下しました。

 して、出発日。早朝に家を出て空港には1時間前に到着。で、どうやら予約しただけでは乗れずチケット化せねばならない(要するにチェックイン)って事で、

そこらに居た職員に尋ねるとチケットカウンターへ並べと。すでにズラッと羽田やら名古屋やらに乗る人も含めて行列となってます。事前にバーコードを取るか

クレカがあればチェックインは簡単と聞いてたけど、まぁとにかく並べと。で、大人しく並んでいたが、思った以上に進みが悪く、これだけで30分経過。

そこへ、ANAの職員が「8:50発の福江行きご登場のお客様は居ませんか~」っつって大声上げてたので「オッサンはソレ乗りたいねん」と申告したら、

    早く来いと。もう締め切りなると。何で並んでんだと。とっとと機械の方でチェックインして荷物を保安検査通せと。

おどれらんとこのネェちゃんがとにかく並べ言うたんやないかい!!!

っつーことで、ここから遅刻しそうなオッサンの特権?発効らしく、あらゆる手続きを割り込み優先させられて、合われオッサンは割り込ませてくれた人々に「すまへん、すまへん」と詫びっぱなし。

まぁ何やかんやで乗れましたが、なんであんなに乗る前に儀式多いかね。面倒くさいったらありゃしない。新幹線なら5分前に改札くぐって飛び乗って余裕ですよ。事故リスクはほぼゼロやし、

飛行機好感度は更に50ポイント低下、一方で新幹線への好感度は50ポイントアップです。結局ね、飛行機は速い早いっつーけど、家から1時間以上掛けて空港行って、

更に一時間かけて漸く乗り込んで、ほんでもって降りたら降りたでまた時間掛けて目的地に出向いてって飛行機に乗ってる時間以外に手間が掛かりすぎだと思うな~。あと、職員が総じて慇懃無礼。

 ただ、五島の景色がアマリに良かったので、飛行機でのテンション駄々下がりは帳消しにアマリがあった。ホントに素晴らしい景色の数々でした。

↑は高浜海水浴場。青い空、碧い海、白い砂、全部揃った大三元。しかもオフシーズなのでオッサンがコレを独占です。

 かの有名な断崖絶壁の大瀬崎灯台にも行きました。映画「悪人」でロケ地になった灯台ですね(棒読み。ここ、駐車場から1.2kmの道のりを延々降りていくと着くんだけど、

降りたって事は帰りは1.2km延々登らねばならない。たかが1.2kmされど1.2km、日頃運動不足のオッサンにはハードな道のりだったが、辿り着いてみれば

断崖絶壁の端っこにて絶景が堪能出来ます。もうね、日本にこんな景色があったのかって位の絶景。しかも、ここもオッサン一人で貸し切り状態ww

 人手不足なのか呑気なのか、こんな考えようによっちゃ危険な場所でありながら、管理人とかさえ居ないなのに、誰でもウェルカム状態って大丈夫か?

ここは夕日が有名だそうで、ソレを是非見ようと夕方まで粘ってみたんだけど、水平線の切れ目に沈んでくれず↑の状態の後は、雲の向こうに消えてしまいました。

地元の人に聞いたんだけど、以前は結構水平線に沈んでくれてたのに、どうも大陸からの汚染物質の層とソレに伴って発生する雲が夕日を遮ってるらしいんよね。

でも偶には見れるよって事だったので、又来たときに狙ってみたい。

 滞在中、福江市にある鬼岳という火山にも登りました。どうも有史以前の噴火で山頂とかは全部吹っ飛んでクレーターになっちゃったらしいね。

学者さん曰く、最近の噴火は20000年チョイ前くらいって事で、学術上は一応活火山なんだそうな。山頂まで登ったんだけど、

なんせこの状態だから何処が山頂なのか解りにくい(笑。物凄く適当な造りの「鬼岳山頂」ってプレート

が刺さってた。ここも入場料だの監視小屋だの何も無いほったらかし状態なので、クレーターの外周部をグルッと歩いて回ることも可能。この島には「落ちたらタイヘン」って概念が

そもそも欠落しているのかも知れない(笑。

鬼岳の裾野に落ちる夕日も綺麗でしたよ。降りてコレ撮りながら、クレーターの上から見て、ついでに黄昏時に「君の名は。」ゴッコしときゃ良かったとチョット後悔。

ちなみに、鬼岳の裾野はジモティーのセレブ奥様が犬の散歩しとりましたが、山の上はこれまた一人貸し切り状態。どこもかしこもマジでボッチでした。

 鬼岳近くの海岸は、溶岩が海に流れて急速に冷えて固まった岩がゴロゴロ転がる奇岩海岸の鎧瀬(あぶんぜ)溶岩海岸ってのがあります。

画像は流石に黒一色で絵にならんかったので加工して火星っぽくしてみた。今回は、飛行機での移動って事もあって、デカいガンレフは持ってくのをヤメて

小型のカメラにして長年愛用してるニコワンのみ持っていきましたんで、逆光とか黒色とかダイナミックレンジ的に厳しい被写体は撮りにくいんよね。

 他にも、万葉公園や三井楽の島などの遣唐使ゆかりの史跡なんかも行ったんだけど、教会群や嵯峨島なんかは行けなかったです。

諸般の事情で又来るのは確実なので、そこいらは次回のお楽しみっつーことにしました。

 滞在中の飯や酒は、福江港近くの中心街を利用しましたが、これまたオフシーズンだからでしょうか、とにもかくにも店が少ない。

↑の画像、土曜の夜8時頃っすよ!?提灯は下がってるけどシャッター開いてる店が殆ど無い(´Д`)。マジで店がないので、食事に困ったのはホントの話。

ただ、開いてる店は何処もアタリで、魚介類が絶品の美味さでした。あと、五島うどんってなぁ美味かった。盛り付けがラーメンっぽいんだけど、

そのラーメンなんかより全然美味い。実は最終日に記念に食べたんだけど、もっと食っときゃ良かったわ。

 

 そしてあっと言う間に五島での日々は終わりまして地元に帰還。

行きも帰りも↑の用なプロペラ機。いやぁ、スリル満点ですな~。で、違う意味で驚いたのが、福江からの復路便。行きにアレだけとっちらかったので、

早々に空港に行こうとしたら、仕事先の大将が「まぁ五島うどんでも食ってから行きな。搭乗手続きなんて5分で終わるし、空港には20分前に着けば余裕」との事。

実際そんな感じで、往路のスッタモンダがウソみたいに簡単に乗れて飛行機への好感度が20ポイント回復しました。職員さん達も和やかで親切でしたし、

往路の時と全然違ってまるでJRの様でした(・∀・)。

コメント (4)
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