マレーシアに出かけていた方から、お土産のナマコクリームをいただきました。
ハンドクリームみたいにも、美容クリームみたいにも使えるそうです。私は冬になると手の先がカサカサになるので、指先に付けようかと思います。
ところでナマコは敵に襲われると内臓を吐き出すそうです。敵といってもお魚とかでしょうか…?それで敵がそれを食べている隙にさっさと逃げる…というほど素早く動くとは思えないので、それを出して見逃してもらう…みたいなものかな。
そのナマコの内臓の塩辛「このわた」は日本三大珍味だそうで、私の母が好きだったなぁと思い出しました。昔食べたことがありますが、濃い磯の香がします。まあ、私はわざわざ買うほど好きではありませんが(高いし)、きっとおいしいから、ナマコを襲った敵はそれを食べて満足するのでしょう。
ナマコは再生能力が高いので、内臓はまた回復するらしいです。その回復力がクリームに生かされているようです。
それで毛糸の写真ですが、こういう玉になった毛糸を使うとき、編み始めの糸端は外から取らないで、玉の中に指を入れて糸端を探して引き出します。
引き出しながら、ナマコの内臓を連想してしまうのは私だけでしょうか…。
これもずいぶん以前のことですが、テレビで、南の島の少年たちが、海岸で大きなナマコを採って内臓を吐き出させ、それを足の裏や甲にぐるぐる巻いて、ビーチサンダル代わりにして海に入っていました。気持ち悪いか、いいアイデアだ!と思うか、感想は分かれると思いますが、
貝殻やサンゴのかけらがごろごろしている海岸では素足で歩くのは痛いので、ナマコのビーチサンダルは正解でしょうね。