枯雑草の写真日記2

あの懐かしき日々を想いながら・・つれずれの写真日記です。

児島の海に臨む・・

2015-04-05 | 海からの声を聞く
          岡山県児島の南方の瀬戸内海。
          西備讃瀬戸と呼ばれ、内海が最も括れた部分で
          四国に近い。
          その間の海を大小28の島からなる塩飽諸島が埋める。
          少し高い場所からその海を臨んだことよ。


          王子が岳から
          児島市街の東、王子が岳。
          大きなホテルは今は廃墟。常住は猫たち。
          山頂はハングライダーの発進地。
          輝きわたる海・・若い二人の影。
          眼下に見える波の縮緬。






















          鷲羽山から
          1988年から、もう長く、瀬戸大橋が、
          圧倒的な存在感で海を占める・・
          そんな場所となった。
          春霞のなか、昼から夕暮れに・・
          橋が渡る最初の島の
          櫃石(ひついし)の港街と
          沖合の船が懐かしい・・



























































淡光の冬の海のほとり・

2015-01-31 | 海からの声を聞く
          広島県安芸津町に属する大芝島。
          ビワやミカンの栽培や朝市で知られる小さな島です。
          その西海岸の丘の上、午後の日が傾くころ、
          私にとって海を眺める場所、瀬戸内海の撮影ポイントの
          ひとつともなっています。

          冬の日の午後。
          空の雲はけっこう活発に騒いでいる様子ですが、
          海はいつものようにのったりと・・
          鮮やかな色は丘の上のミカンだけ。
          島の周囲の海の輝きは、日が傾くに従ってその淡さを
          増してくるようでした。
          やがて夕方の帳の中に・・

          大芝島の西の瀬戸の海の表情。







































































九州西海岸の干潟と夕日を見て・・

2015-01-03 | 海からの声を聞く
          九州西部に位置する有明海は、その面積1700㎢。潮の干満差が大きく、
          沿岸各所に広大な干潟を成長させています。
          干潟は干潮時で有明海の1/10の面積を占めるといわれ、固有の生物の
          維持と独特の風景を提供しているのです。
          その有明海沿岸を行き、八代海をねけ、鹿児島県に入り串木野の宿に
          泊りました。
          串木野では、海岸の松林に沈む夕日を見ました。
          日の沈んだ薄明を鳥の群れが北方に渡っていました。鶴でしょうか・・

























































雲が湧く・・しまなみ海道、多々羅大橋

2014-09-10 | 海からの声を聞く
          広島県の尾道と愛媛県の今治を結ぶ「しまなみ海道」には島を結ぶ7つの橋があります。
          そのなかで生口島と大三島を結ぶ多々羅大橋は特に美しい橋です。
          この橋は、建設当時世界最長の斜張橋と言われました。
          しまなみ海道の道では、サイクリングを楽しむ多くの若者や親子連れにお会いしました。
          「どこから きたのー・・・」
          お話したり、カメラのシャッタを押したりしたものです。
          橋のまわりの空には入道のような雲が湧いていました。
          海道の橋は天空の道でもあるのです。












































































鷲羽山から瀬戸大橋を眺めると・・

2014-03-02 | 海からの声を聞く
          説明するまでもないでしょう・・本州(岡山県倉敷市)と四国(香川県坂出市)を結ぶ橋。
          瀬戸大橋とは10の橋の総称なのだそう。
          着工から10年、1988年に使用開始され、もう四半世紀経ったのですね。
          岡山県側からは、やはり鷲羽山から見るのが一番でしょう。
          そこから見えるのは、下津井大橋、そしてその向こうの特徴ある斜張橋の櫃石島
          (ひついししま)橋くらいまで。その先は霞んでいます。
          塩飽諸島の島々や、香川県の飯野山の三角形は遠い影ぼうし。
          橋の上を通る車も多いけど、橋の下を通る船もまた多い。
          人の生活の不思議な交差を見る思いがします。