昨夜、『ざわつく』の後半から、『チコちゃん』を観ようとチャンネルを変えたんですよ。でもやって無い。慌てて番組表を見たら、海外向けの旅番組の日本語編集版が放送されてました。
その舞台が【国東半島】でした。
国東半島は大分県の北部、丸く突き出た半島です。
神仏習合の寺社等が多く残り、知る人ぞ知るディープな土地です。
私も高2の夏休みに巡った場所でした。
両子山の両子寺の奥の院で《子授けの水》を飲んだ事や、熊野の磨崖仏へ行く“鬼が一晩で作った”という石段等が映り、自分が行った時の事を思い出していました。
(このご利益で3人の子供を授かったのか?膝を傷めた旅でもあったわ)
番組のクライマックスは奇祭として名高い『ケベス祭り』が紹介されてました。
しっかりと半島の沖にある姫島のクルマエビが紹介されていたのは仕方ないかな?
国東半島は、六郷満山と言われるくらい、修験道者の修行の場所としても知られていますが、そこは案内の人にはハードだから割愛されたのかと思われます。
国宝の富貴寺も出て来なかった。
真木王堂も出なかった。
編集されていたのでしょう。
ここ大分県には、国宝に指定されてる建物が2件あります。
富貴寺と宇佐神宮です。
国東半島にあるのが富貴寺。
国東半島の付け根近くにあるのが宇佐神宮です。
この宇佐神宮の荘園だった地区が国東にある田染の荘です。
ここは平安時代の荘園のまま今に至る土地なのです。
宇佐神宮は、全国の八幡社の総本山。今年は建立から1300年の節目の年になります。
ここ大分は、日本の歴史に顔を出す所だな〜と思いますが、本流に乗れなかったから、今に至るのよね😆
番組で出てきた『ケベス祭り』ですが、古い祭りを今に伝えて来た地元と人達の熱い思いが凄いな〜、と。
大分方言に【よだきぃ】がありますが、これ、平安時代の「よだけし」から来てるそうです。
面倒だ、やりたくない、の意味で使われます。
今どきの若者も使うのな〜?
短大の時に方言を調べましたが、なかなか複雑で、県立図書館で資料を探すのも大変でした。今はネットで楽に調べられますね。
国東半島から脱線してしまいました。
早めに赤飯の用意に取り掛かるとしますか。
正午すぎのニュースで、九重町は雪でした。雪雲が下りて来たのね😰
皆様、ご安全に‼️
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