ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

うれしいお礼状

2012年11月08日 | 演劇
先日観た舞台、「ルーマーズ」の演出をなさった高橋昌也さんから
早々にお礼状をいただいた

毎年、自分が劇場へ足を運ぶ日に、お花を贈りメッセージを添えることにしているのだけれど、
必ず、そのことへの謝辞が綴られたハガキが、日をおかずに届く。

ご自身が描いた油絵をプリントしたポストカードの裏面いっぱいに 直筆で文章を書いてくださる。

私が、劇場へ足を運び、お花を贈ったことへの感謝や、今回の舞台に対する想い、次回作への意欲、
いつも支えてらっしゃる奥様へのねぎらい、そして私たちの仕事や健康へのお気遣いなどなど・・・


昨年はきれいなお花のポストカード




毎年いただく年賀状も同じように、ご自身の書かれた絵がプリントされ、
直筆のメッセージが。

友達でもほとんどが印刷というのが当たり前となっている昨今、
比べようもないくらい交友関係の広い高橋氏が 一業者である私などに
直筆で書いてくださるということに本当に頭が下がる思いだ

失礼ながら、私たちの年代にはあまり馴染みが無いかもしれないが、
母親の世代なら誰もが知ってる往年の俳優さん。
今でもドラマなどで時折重要なポジションを演じてらっしゃるので、
観れば「あ~」と思うはず。

ひょんなことから、ご所有のマンションのリフォームのお仕事をさせていただいたのは
10数年前だっただろうか。
ほとんどの打ち合わせは奥様がなさっていたが、一度だけ現場でお打合せさせていただいた。

俳優さんということで、上からの物言いを想像していたが、
それはそれは丁寧で、ジェントルマンって感じだった
打ち合わせ後、「お茶でもいかがですか」とお誘いいただいたが、
私も妹も息子たちの保育園のお迎え時間が迫っていて、泣く泣くご辞退させていただいた

この年の公演にご招待いただき、以来毎年楽しみに劇場に足を運んでいる。

例年は、受付でお声掛けして、奥様にごあいさつさせていただいていたが、
今年は千秋楽ってこともありお忙しいだろうとお声掛けせずに帰ってきた。

もともとマメではないので、手紙もハガキもほとんど書くことが無い私
特に最近は、たいていのことをメールでチャチャっと済ませてしまう

毎年、1年の終わりが近づくこの時期に、必ず届けられるこの直筆のお葉書は
雑然とした日々の中で、ついつい忘れてしまいがちな
「他者への誠意」みたいなものを思い出させてくれる、大切な宝物だ

毎年上演していた劇場は残念ながら無くなってしまうけれど、
来年もこのシリーズは続けられる、とのこと。

今年もご丁寧なお礼状、ありがとうございました
どうぞ、いつまでもお元気で。

来年の舞台も楽しみにしています


























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