毎年、3月の初めに有明ビッグサイトで開催される、建築・建材展。
家で仕事をしているとどうしても情報量が少なくなってしまうので、
せめて1年に1回くらいはあふれる情報に触れてみたい、
ってほどのたいそうな目的では無いけれど、
各メーカーの新製品がこれでもかってくらい並んでいる様子は壮観だ
いつもは一緒に仕事をしている妹と行くのだけれど、
今年、彼女は仕事の関係者と行かなければならず、大雨の中、私1人で出かけて行く
この期間、会議棟では、無料のセミナーが数多く開催されているけれど、今まで参加したことはなかった。
が、今年は行ってみよう、と事前申し込みをしてみる。
タイトルは
「中古住宅を宝の山に変える」
ちょっと胡散臭い気もしないでもない・・・
ただ、「日経アーキテクチャー」という雑誌で、中古市場に関する記事が連載されていて、
楽しみに読んでいたこともあり、好奇心から参加してみる。
会場に着くと、受付を待つ長蛇の列
中に入って席をざっと数えてみても、200は超えている。そして満席・・・
このところ寝不足が続いていたので、寝てしまうかも、ボイスレコーダーを持参したが、
これがなかなか面白くて、約2時間半、ちゃんと聞いちゃった
なんせ、トップバッターが国土交通省のお役人。
国が中古市場を後押しするとなると、俄然真実味をおび、胡散臭さが吹っ飛ぶ。
各種税制改正への働きかけなど、とても具体的かつ長期的なビジョンもあり、
ちょっとお役所的な机上の空論っぽいものもあったけれど、真剣な感じは伝わってきた。
二人目の講師の方は、民間の立場からかなり具体的な話をされていて、
ぼんやりとわかってはいたけどなるほどなあ~と聞き入ってしまった。
消費者目線とはなんぞや、みたいなこともかなり具体的な指摘があって、
不動産業界のことがよくわからない私でも、とてもわかりやすかった。
最後の講師の方は、服装も雰囲気も、いかにもデザイナーとかクリエーターです!って感じ。
「物件」から「物語」へなどというコンセプトも、代表が広告代理店出身ということから納得。
リノベーションの成功事例を挙げてらっしゃったが、
地主さんなど、そこそこ予算と広い土地と建物があってのことがほとんどで、
一般的な空き家ならどうか、ってことではちょっと参考にならないかも。
でも、夢のあるお話しだった.
かかわれるものなら、やってみたいものだ。
さて、セミナーが終わり、イベントホールに移動し、メーカーの展示を見て歩く。
真ん中あたりのいい場所は大手メーカーが並んでいて、ブースも広く、趣向を凝らしていて
見ているだけで楽しい。
が、私の楽しみは・・・
端っこの方の小さなブースで展示しているローカルメーカー。
東京にはありません、みたいな地方のメーカーとか、なんだかマニアックなものを作っている会社とか、
普段お目にかかれないものを見て歩くのが、これまた楽しい。
京都のからかみで、こんなのを作っている会社は、襖紙もオーダーメードできるのにそれほど高くなかったり。
別のメーカーでは吹付和紙なんてのがあったり。
ローカルではないけど、毎年変わった水栓を展示しているこのメーカーは今年はこんなのを。
ヤカンの取っ手を持って傾けると、ヤカンの口から水が出る。
アイカというメーカーはいつも結構ちゃんとした布製のバッグを配っていて、
もらったカタログを入れるのに重宝していたが、不景気のせいか今年は紙袋だった・・・
などと くだらないことにがっかりしたりもする。
建材展のお隣で開催されている、JAPN SHOPは店舗系の展示がおもしろい。
店舗で使う什器などは住宅でもうまく使えそうなものがいろいろあって、妄想が膨らむ。
調子にのってうろうろしていると、どんどんカタログをもらってしまい、重いし足は疲れるし・・・。
厚くて重そうなカタログは送ってもらうようお願いし、会場を後にする。
時間がなくて、回りきれてない感はあったものの、とりあえず雰囲気は楽しむことができた。
このあと、数週間の間にぼちぼち届き始めるカタログをながめるのも毎年の楽しみだ。
来年はおもしろそうなセミナーもちゃんとピックアップして行こうと思う
家で仕事をしているとどうしても情報量が少なくなってしまうので、
せめて1年に1回くらいはあふれる情報に触れてみたい、
ってほどのたいそうな目的では無いけれど、
各メーカーの新製品がこれでもかってくらい並んでいる様子は壮観だ
いつもは一緒に仕事をしている妹と行くのだけれど、
今年、彼女は仕事の関係者と行かなければならず、大雨の中、私1人で出かけて行く
この期間、会議棟では、無料のセミナーが数多く開催されているけれど、今まで参加したことはなかった。
が、今年は行ってみよう、と事前申し込みをしてみる。
タイトルは
「中古住宅を宝の山に変える」
ちょっと胡散臭い気もしないでもない・・・
ただ、「日経アーキテクチャー」という雑誌で、中古市場に関する記事が連載されていて、
楽しみに読んでいたこともあり、好奇心から参加してみる。
会場に着くと、受付を待つ長蛇の列
中に入って席をざっと数えてみても、200は超えている。そして満席・・・
このところ寝不足が続いていたので、寝てしまうかも、ボイスレコーダーを持参したが、
これがなかなか面白くて、約2時間半、ちゃんと聞いちゃった
なんせ、トップバッターが国土交通省のお役人。
国が中古市場を後押しするとなると、俄然真実味をおび、胡散臭さが吹っ飛ぶ。
各種税制改正への働きかけなど、とても具体的かつ長期的なビジョンもあり、
ちょっとお役所的な机上の空論っぽいものもあったけれど、真剣な感じは伝わってきた。
二人目の講師の方は、民間の立場からかなり具体的な話をされていて、
ぼんやりとわかってはいたけどなるほどなあ~と聞き入ってしまった。
消費者目線とはなんぞや、みたいなこともかなり具体的な指摘があって、
不動産業界のことがよくわからない私でも、とてもわかりやすかった。
最後の講師の方は、服装も雰囲気も、いかにもデザイナーとかクリエーターです!って感じ。
「物件」から「物語」へなどというコンセプトも、代表が広告代理店出身ということから納得。
リノベーションの成功事例を挙げてらっしゃったが、
地主さんなど、そこそこ予算と広い土地と建物があってのことがほとんどで、
一般的な空き家ならどうか、ってことではちょっと参考にならないかも。
でも、夢のあるお話しだった.
かかわれるものなら、やってみたいものだ。
さて、セミナーが終わり、イベントホールに移動し、メーカーの展示を見て歩く。
真ん中あたりのいい場所は大手メーカーが並んでいて、ブースも広く、趣向を凝らしていて
見ているだけで楽しい。
が、私の楽しみは・・・
端っこの方の小さなブースで展示しているローカルメーカー。
東京にはありません、みたいな地方のメーカーとか、なんだかマニアックなものを作っている会社とか、
普段お目にかかれないものを見て歩くのが、これまた楽しい。
京都のからかみで、こんなのを作っている会社は、襖紙もオーダーメードできるのにそれほど高くなかったり。
別のメーカーでは吹付和紙なんてのがあったり。
ローカルではないけど、毎年変わった水栓を展示しているこのメーカーは今年はこんなのを。
ヤカンの取っ手を持って傾けると、ヤカンの口から水が出る。
アイカというメーカーはいつも結構ちゃんとした布製のバッグを配っていて、
もらったカタログを入れるのに重宝していたが、不景気のせいか今年は紙袋だった・・・
などと くだらないことにがっかりしたりもする。
建材展のお隣で開催されている、JAPN SHOPは店舗系の展示がおもしろい。
店舗で使う什器などは住宅でもうまく使えそうなものがいろいろあって、妄想が膨らむ。
調子にのってうろうろしていると、どんどんカタログをもらってしまい、重いし足は疲れるし・・・。
厚くて重そうなカタログは送ってもらうようお願いし、会場を後にする。
時間がなくて、回りきれてない感はあったものの、とりあえず雰囲気は楽しむことができた。
このあと、数週間の間にぼちぼち届き始めるカタログをながめるのも毎年の楽しみだ。
来年はおもしろそうなセミナーもちゃんとピックアップして行こうと思う
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