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【石田組 2023/2024 アルバム発売記念ツアー】
石田泰尚・石田組
2023/11/23 ミューザ川崎シンフォニーホール
以前から気になっていたヴァイオリニスト石田泰尚さん率いる石田組。
友人がチケットをゲットしてくれたので、川崎まで出かけてゆく。
会場は「ミューザ川崎」
もうずいぶん長いこと関東に住んでいるけれど
川崎駅に降りたのは初めて。
祝日と言うこともあり、ものすごい人・人・人
角刈り、サングラス、強面・・・
お召し物も黒のスーツにちょっと柄が入っていたり・・・
組長感MAX
組員の皆様も黒いスーツだけど、
こちらは皆さん何となく繊細そうで、組員感はないかな
曲目は
すっとヴァイオリンを弾き始めると
音色の優しいこと
そして繊細
ホールの音響もいいせいなのか
なんとも心地いい
第一部があっという間に終わって、
あれ?もう休憩?って感じ。
第二部では組員の紹介もあり
このおしゃべりもガラが悪くて楽しい。
ゴッドファーザーメドレーはとても懐かしく、柔らかく
目を閉じると映画のシーンが浮かんでくる。
目を開けると見た目もマフィア・・・
これまたあっという間に終わって、
アンコールへ
アンコールは3曲
- ファリャ:「恋は魔術師」より 火祭りの踊り
- 筒美京平:ブルー・ライト・ヨコハマ
- オアシス:ホワットエバー
観客の年齢層が比較的高かったせいか
ブルー・ライト・ヨコハマのイントロを引き始めると
場内から笑いが起きる。
若い方たちはこの曲を知らないんだろうな~
なんて思いながら聞いてたけれど、
歌詞が全部出てくる自分にびっくりする。
あ~楽しかった~
それにしても、近年、クラシックの敷居が低くなり
あまり詳しくない私のような人たちも行きやすくなった気がする。
遠い昔、まだ子供だった頃、
小さな市のホールに、テレビコマーシャルにも出ていた有名女性ピアニストが来たことがある。
田舎者の私たちは、クラシックになじみなんてないけれど、
コーヒーのコマーシャルに出てる有名人なので、
かなりの人が集まった。
私も親に連れられて、妹と一緒に見にいった。
が、みんな、慣れてないので、拍手をするところがよくわからず、
楽章の間で拍手をしたりしていたら、
彼女は突然演奏をやめて、舞台上から客席を鬼の形相でにらみつけた。
美人が怒るとめっちゃ怖い!
しばらくの間のあと演奏は再開されたけど、
クラシックは軽い気持ちで聞きに行ってはいけないもののような気がしたものだ。
もっと高尚でお金持ちの人のための物のように子供心に感じた。
けれど、昨今の演奏家の人たちは
もっと気軽に聞かせてくれるし、楽しませてくれる。
コンサートによっては、曲の背景や作曲家の思いを解説してくれたりすることもある。
今でも、時折気持ちよくて寝てしまいそうになるけれど、
行ってみたいな、と思えるようになった。
どの音楽も特別な人のためのものではない、と思う今日この頃。
でもオペラはちょっとチケット代が高すぎて無理。
特別な人たちのための物もやっぱりありますね
石田組はチケットがなかなか取れないらしいけれど
また機会があれば行ってみたい。
チケットをとってくれた友人に感謝です
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