車を運転している時に、NHK FMを聴くことが多い。
5月29日(日)午前、車の運転中、NHK FMをつけたら、石丸寛指
揮の「サウンド・オブ・ミュージック」をやっていた。
「石丸寛特集」のようだ。
次にかかったのが伊福部昭の「日本狂詩曲」(演奏:新星日本交
響楽団)。このあたりからおもしろくなってきた。
続いて、「石丸寛指揮生活45周年記念・東京交響楽団特別演奏会」
LIVE録音(1997/4/17、サントリーホール)によるブラームスの交
響曲第4番第4楽章。これがよかった!
残念ながら、ここで帰宅。
後から調べたら、この番組は、満津岡信育(まつおかのぶやす)
氏による「名演奏ライブラリー」。
この日最後に放送されたのは、石丸寛指揮、Sop.澤畑恵美、Bari.
木村俊光、栗友会合唱団、東京交響楽団によるブラームス「ドイ
ツ・レクイエム」。
あらためて「らじる★らじる」の「聴き逃し」で聴くと、はたし
て、響きに厚みのある合唱で、子音も比較的よく録音されており、
感動的だ。男声もいい。130人規模?
命をかけた演奏!石丸は、この時期既に闘病治療中だった。
石丸が亡くなったのは、その翌年3月23日だ(76歳)。
参考までに、次の記事にリンクを張らせていただいた。
○「追悼・石丸寛先生」→こちら。
合唱団OMP(現・合唱団響)林瑞絵さんの追悼文がすばらしい。
長文だが、時間を忘れてしまう。
○「指揮者列伝 石丸寛氏」→こちら。
石丸寛の人間性、音楽観を垣間見る思いだ。
石丸寛は、畑中良輔先生と同年同月一週間違いの生まれだった。
久しぶりに「ドイツ・レクイエム」を聴きたくなり、バレンボイ
ム盤(シカゴ交響楽団)を聴く。
子音もよく録音されており、大変ゆっくりとした、大きな演奏だ。
バレンボイム盤の「ドイツ・レクイエム」
Sop.:J.ウィリアムズ、Bari.:T.ハンプソン
シカゴ交響楽団&合唱団
○「名演奏ライブラリー」を調べていたら、諸石幸生氏が4月9日
に虚血性心不全で亡くなっていたことを知る。73歳だった。
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