「読書」がらみのテーマが続く。
本書は、帯にあるように、「知識人・芸術家は戦争の時代をどう
生きたか」をテーマに書かれている。
編者いわく、
昭和前期の大学やマスメディアにいた多くの文化人・知識人を捉えた最大の
ものはマルクス主義もしくはそれを含む広い意味での左翼的なものであった。
・・・・・・また、少し立場を変えて見ると、当時の雑誌などによってすぐわかる
が高等教育の普及により増大化した知識人・学生層に購買者の多い左翼的立
場でなければ売れず、商業的に成り立たなかったので当然そういうものばか
りになったといえよう。(下線は当ブロガーによる。今日、「左翼」は多数
者とはいえないだろうが、今日の某新聞もその種の市場目当てかな[笑])。
第1講 石橋湛山
第2講 和辻哲郎
・・・・・・
改めて「第11講 林 芙美子--大衆の時代の人気作家(川本三
郎)」を読んだ。
○×式思考というかイデオロギッシュ思考でない、「林芙美子の
一生」が浮かび上がる。大変おもしろかった!
筒井清忠編『昭和史講義』(戦前文化人篇)
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