今日は雨降り。外は寒くてさすがに外に出る気はしません。
こんな日は室内での作業に限ると、乾燥させておいた「鷹の爪」から一味をつくりました。
例年は冬の鍋料理に間に合うようもっと早く作業するのですが、収穫が遅れた関係で乾燥に手間取り遅くなりました。
「鷹の爪」は、以前はベランダの鉢栽培で8本~10本育てていましたが、最近は畑に地植えして4本だけ育てています。
畑では大きく育ち、1株当たりの収穫量が倍以上なるのです。
晩秋に株ごと切り取り、真っ赤なものだけ収穫します。
収穫した「鷹の爪」は、まず水道水でしっかり洗います。
そして、キッチンペーパーを敷いたざるに小分けし、晴れた日の昼間は戸外で、それ以外は室内に置いてしっかり乾燥させます。
乾燥の途中で一部が茶変したものは廃棄し、真紅のものだけを残していきます。多分1~2割は廃棄しています。
※晴れた日には車のボンネットの上で天日干し
今日はしっかり乾燥したものをより分けて粉末にしました。まだ3割程度が残っています。
作業に必要なものは、マスク、調理用使い捨て手袋、キッチンバサミ、つまようじ、フードプロセッサー、保管容器です。
作業を始める前に調理用手袋を着けないとたいへんなことになります。
辛み成分が付いた指で唇や目頭などを触ったら痛くて、痛くて・・・・。我慢できないほどの痛さです。
フードプロセッサーで粉末にするときも、空気中に辛み成分が漂うので、目や鼻が刺激されくしゃみがでたりします。
こんなに苦労する一味作りですが、家族はもちろん友人、知人にも評判がよいのでやめられません。
鍋料理などにほんの少し振りかけるだけで美味しさが増し、その発汗作用で気分も爽快です。
作業前。茶変したものは廃棄します。
中の種には辛み成分がないので、キッチンバサミでへたを取り、つまようじで種を取り出します。
へたを切り取ったものです。
つまようじで種を取り除きました。
フードプロセッサーで粉末にして完成です。
どうしても種が少しは混じりますが、ほとんど真っ赤です。
我が家では岩塩ミルに入れてさらに細かくしながら使っています。