衣替えの季節を迎え、アジサイより一足早くヤマアジサイが咲き始めました。
ヤマアジサイは、アジサイと比べると一回り小ぶりで葉も細長くて光沢もありません。
花の部分だけ見ているとガクアジサイとそっくりですが、別の種類だそうです。
本州、四国、九州の山間部の湿潤な場所に普通に自生しているそうで、色については地域差があるそうです。
我が家のものは、京丹波町の「和知山野草の森」で買ってきたもので花の色は薄い青色をしています。
挿し木でいくつも増やし、地植えや鉢植えで半日陰の彩りに活用しています。
カラフルなアザレア、バラなど、派手で豪華な花に目を奪われてきましたが、このヤマアジサイの清楚な花は
心に安らぎを与えてくれるようです。
４月になってから白い花をたくさん咲かせていた木イチゴに、黄色い果実がたくさんできています。
例年、小鳥やハチがやって来てはすぐになくなっているように思うのですが、今年はよく残っています。
以前に採って食べた時は水っぽい食味であまり美味しくは感じなかったのですが、今年は試しに食べ
てみると甘さが増していて、たいへん美味に感じられます。
木イチゴは地下茎でどんどん広がり、庭のあちこちで実をつけています。ざるを持って庭をひとめぐりし
たらけっこうな量が収穫できました。
まだまだ熟す前の果実がたくさんあり、しばらく木イチゴの味を楽しめそうです。
クレマチスの「プリンセス・ダイアナ」（テキセンシス系、新枝咲き）のつぼみが次々と開花し出しました。
少し前までクレマチスのことなどよく知らず、育てるのは難しそうと思っていたのですが・・・・。
何でもやってみるものですね。
まだまだ花数は多くありませんが、その分ひとつひとつに愛着が出てきます。
水切れと肥料切れに注意して大切に育てたいと思います。
真紅の木立バラ「アンダルシアン」の花が咲きだしました。私がバラ栽培に傾斜し出すきっかけと
なったバラです。中輪房咲で、燃えるような真紅の美しい花をたくさんつけ、アザレアの後に門前
を美しく飾ってくれます。
昨年はあまり花がつかず、枝も元気がありませんでした。秋に土を入れかえ、冬には心配しなが
ら剪定し、春を迎えました。最盛期の勢いには及びませんが、今年は新しい枝が何本も伸び、つ
ぼみもたくさんできホッとしています。
挿し木で増やした小株の方が先に咲いたのですが、花姿は一緒なのに花色が少し黒ずんだ赤で、
親株の花色には及びません。
咲きだした親株の花は「輝く真紅のバラ」と形容できるような美しさです。
他に、イングリッシュローズの「スイート・ジュリエット」（四季咲、杏色）、木立バラ「ハニーキャラメ
ル」（オレンジ色の四季咲中輪バラ）が咲きだしました。
スパニッシュビューティやアイスバーグなどのつるバラと異なり、木立バラの花はひとつひとつを
じっくり鑑賞でき、その美しさを堪能できる気がします。
これが私のお気に入りの「アンダルシアン」。輝くような真紅のバラです。
「スイート・ジュリエット」 花色はアプリコット（杏色）、花形はロゼット咲き。
いかにもイングリッシュローズらしい洗練された美しさです。
これは「ハニー・キャラメル」
「ピエール・ドウ・ロンサール」は花もちよく、まだ元気に咲き続けています。
頭上高くに咲いた「グラハムトーマス」（イングリッシュローズ）
５月下旬、我が家の庭の主役はつるバラのピエール・ドウ・ロンサールとアイスバーグになっています。
ピエール・ドウ・ロンサールは、名前からも分かるようにフランスで１９８６年に作出されたバラで、その
美しい花姿や花色で日本で最も人気のあるバラのひとつだそうです。
返り咲きだそうですが、花数はこの時期が最も多いようです。つぼみの時期から咲き始め、そして開花
時期と常に美しい姿をしています。
この栽培株を育てて２年ですが、けっこう花がつきました。これから先が楽しみです！
つるアイスバーグは、木立アイスバーグの枝変わりとしてイギリスで作出されたそうですが、数年で
大きく育ち、この時期にたくさんの花をつけてくれます。
一季咲と紹介されているのですが、秋から初冬にかけて花数は少ないですが返り咲きしてくれます。
純白が多いのですが、たまに少しピンクが混じったものが現れます。
挿し木が容易で、我が家では数本に増やして大きくしています。
ピエール・ドウ・ロンサール
八重クオーター咲きの花形
人気のあるのがうなづけます！
ツルアイスバーグは今が盛りです。
花の先にピンクの入りがついたものがあります。
純白にピンクの装い・・・。きれいです！
枝変わりでしょうか。花後に挿し木してみます。
バラの開花に目を奪われていましたが、クレマチスのプリンセス・ダイアナの開花も始まりました。
チューリップのような姿、上品な赤紫系の色合い。とても素敵な花です。
昨年の初夏に鉢植えで買ったものを花後に切り戻したところ、秋には新枝が伸びてたくさんの花をつけてくれました。
２年目の今年は春から旺盛にツルを伸ばし、もう手が届かないくらいの所まで伸びています。
つぼみもたくさんできているので、しばらくの間次々と咲いてくれると思います。
今日の写真は夕方に撮ったので少しざらついた感じがします。
天気の良い日に最高のコンディションで、最高に美しい姿を撮ってみたいと思います。
葉の付け根から出ているつぼみが見えるでしょうか？
上から下まで花が咲き誇るのを見てみたいものです。
我が家では、バラ、クジャクサボテン、アザレアなどの豪華な花が咲き誇り、毎日眺めてはうっとりしています。
アザレアの大株はまだ門前を華やかに飾り、バラはあちこちで赤、白、ピンク、黄色、ブルーの花を咲かせています。
家の中では、昨夜開花した孔雀サボテンの花がまだ今夜も元気に咲いています。
バラの写真は、昨日（５月２１日）撮影したものです。
朝日に輝く孔雀サボテン。今朝、午前７時過ぎに撮影。
夜とはまた違った雰囲気で、明るく華やかです。
アザレアはまだ元気です！
イングリッシュローズ「グラハム・トーマス」
アンダルシアンの親株 無茶苦茶美しい真紅のバラです。
ピエール・ド・ロンサール
つるバラ ブルームーン
フロリバンダのアイスバーグ ※つるバラとは違うタイプ
スパニッシュビューティ
つるバラ「マダム・アルフレッド・キャリエール」
昨日からつぼみが急に膨らみ、開花が近いと思っていた孔雀サボテンが今夜開花しました。しかも２つ同時に！
咲いたのは親株の方で、もう２０年以上育てている古株です。
毎年４月になるとたくさんの小さなつぼみが葉にできるのですが、結局最後まで育つのは数個だけです。
挿し木で増やした小株にも元気に育ったつぼみが３個ありますが、これらの開花にはまだ少し日数が要りそうです。
月下美人と同種だそうですが、こちらにはあの強い芳香はありません。
月下美人の純白の花も素敵ですが、この孔雀サボテンの派手な花も目を惹きつけます！
花が終わると孔雀サボテンは戸外の涼しい場所でで夏越しです。
次は月下美人の開花待ちです。これまでの経験では、まず７月下旬に咲き、その後９月上旬、１０月下旬と開花するはずです。
２０１２年５月２１日 ２１：１８撮影
開花までの変化の様子
２０１２年５月２０日 １９：００
２０１２年５月２１日 １６：３０
２０１２年５月２１日 １９：４２
２０１２年５月２１日 ２０：１１
２０１２年５月２１日 ２１：１８
つるバラのスパニッシュビューティはもう満開の時期を過ぎましたが、他のバラが次々と咲き始めています。
ミニバラ系のスイートマザーズデイの花は元はピンク色でしたが、挿し木で増やしたものには白色ができています。
私の好きな真紅のバラは、アンダルシアン（フロリバンダ系）、ウルメール・ムンスター（ツルバラ）、スカーレット・
メイディランド（修景バラ）の３種類があります。いずれも深い、濃い赤色でたいへんきれいですが、その中でも特に
ウルメール・ムンスターの赤色が気に入っています。
他に、アイスバーグの白、ブルームーンのうす紫、カクテルの赤・黄の複合色など・・・・。
我が家の庭は今「バラ色の時期」を迎えています。
赤いバラは「アンダルシアン」、ピンクと白が「スイートマザーズデイ」
白いバラがアイスバーグ 下がそのアップ写真
ツルバラ「ウルメール・ムンスター」
花の数は少ないですが、その分大きくてたいへん美しく咲いています。
つるバラ「カクテル」
ピエール・ド・ロンサールのつぼみ
つるバラ「ブルームーン」
つるバラ「アイスバーグ」
スパニッシュビューティ以外のバラも咲き始めました。
今咲き出したのは、アイスバーグ（白）、つるアイスバーグ（白）、ウルメール・ムンスター（つるバラ、真紅）、
アンダルシアン（フロリバンダ、真紅）、スイートマザーズデイ（ポリアンサ、ピンク）、つるブルームーン（ツルバラ、うす紫）、
カクテル（つるバラ、赤と黄色の混色）、アダムアルフレッド・キャリエール（ツルバラ、薄ピンク）です。
他にもいろいろあり、それぞれつぼみがたくさんついて、咲きだすのが楽しみです。
アイスバーグ（四季咲き）
つるアイスバーグ（返り咲き）
スイートマザーズデイ 冬に剪定せず放任したので、花は小さいようです。
でも、自然樹形で気に入っています。
カクテル
つるブルームーン。レモンの香りのする、大きな花をつけます。
花後剪定すると返り咲きしてくれます。秋花が、数は少ないですが大きくてさらにきれいです。
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