ここのところパソコンの起動がやけに遅くてイライラしていました。
起動した後もワードやエクセルの立ち上がりがかなり遅くて、仕事がスムーズにできないような状態でした。
Windows7で使っていたPCをWindows8にし、さらにWindows10にまでアップグレードしているので、本体の性能上やむを得ないのかと、新しいデスクトップPCの購入検討を始めました。
Office ソフトは買っているので除きますが、それでもある程度納得できるデスクトップPCとなると10万円前後はします。
「今更パソコンにそんなお金をかけるのか!」「まだまだ仕事にパソコンは必要だ!」
そんな葛藤を抱えながら数日の間いろいろ情報を集めてみました。
結果、余りお金を掛けずに物理的に高速化する方法として、①内臓メモリを増量する ②起動ドライブをSSD(半導体メモリ)に交換する の2つの方法があることが分かりました。
古いパソコンに適合するメモリを今さら入手しようとするとかえって高くつくのですが、幸い同時期に使用していたデスクトップPCが残してあり、そのメモリがうまく転用できました。
Windows10_64bitではメモリの容量制限はほぼないに等しいのですが、私のパソコンは古いためマザーボードの性能により認識される最大容量は6GBでした。
それまでの3GBから6GBにメモリを増設結果は、パソコンの起動、Officeソフトの立ち上がり速度ともに1.5倍程度(体感)になりました。
ただ、それでもまだまだスムーズとは言い難い状況だったので、起動ドライブをSSDに交換してみました。
結果は、期待以上のできでした!
パソコンの起動も、Officeソフトの立ち上がりも、インターネットの閲覧もサクサクとできるようになったのです。
まさに、クリックすると同時にポン、ポンとパソコンが反応してくれるようです。
要した費用は、SSD(500GB)購入の約8000円のみでした。
SSDへの換装の際には、フリーソフトのEaseUS Todo Backup Free を用いて起動ドライブのクローンをSSDに作成し、その後、同じくフリーソフトのEaseUS Partition Masterで起動ドライブの容量を調整したので、ソフトウェアには費用をかけていません。
EaseUS Todo Backup Free
https://jp.easeus.com/backup-software/free.html
EaseUS Partition Master
https://jp.easeus.com/partition-manager-software/free.html
お金を掛けずに古いパソコンを高速化したい方は、ぜひ試してみてください。
ただし、現在のパソコンが起動しなくなるリスクも付きまとうので、あくまでも自己の責任の範囲でお願いします。