昨夜、雪はあまり降らなかったようです。
今朝からは曇りがちなものの太陽が顔を出す時間もけっこうあって、庭の雪はかなり消えました。
南向きのガーデンルームは、太陽のおかげで締め切ると温度がすぐに20℃を超えます。
昨夜は軒下の温度計で0℃とかなり低い気温でしたが、ガーデンルーム内はオイルヒーターのおかげで5℃以上をキープしていました。
夜と昼間の気温差が心配ですが、ほとんどの植物は元気に過ごしているようです。
ブーゲンビリアの花はしおれることなくずっと咲き続け、他の枝にも小さなつぼみができています。
カランコエの花は2色が咲き出し、ガーデンルームは春の雰囲気です。
ガーデンルームのおかげでこの部屋は明るく、暖かな部屋になっています。
窓から見えるガーデンルームと庭の風景は1枚の風景画のようで、休日の
私の憩い場所になっています。
ガーデンルームの奥の方に置いてあるスウェーデンアイビーに花穂ができています。
夏に車で東京へ行った帰り、休憩した諏訪湖のインターで売っていたのを葉の色と名前が
気に入り買ってきたものです。
最近はあまり記憶力がよくないのですが、次男のところにできた孫の顔を見に行った帰りだった
ので、いろんなことが鮮明に記憶されたようです。
アイビーなので日光にも強いのだろうと勝手に思い込み、日の良く当たる玄関前に置いていた
ところ、あまり元気にならず心配していました。
ある時調べてみると直射日光はよくないことやプレクトランサスの一種だということを知りました。
驚きです。あの紫系の美しい花を咲かすプレクトランサスの一種だとは!
そんなことでいっそう大切になり、ガーデンルームの奥の方で静かに育てていました。
つい最近扉を開けて奥の方を見てみると花穂ができていました。
紫系の美しい花を咲かせるのは、プレクトランサス・モナラベンダーと言うそうですが、その花も
まだ咲き続けています。
何か縁を感じさせるスウェーデンアイビー、大切に育てたいと思います。
先週の雪景色から一転、昨日は空も晴れ絶好のガーデニング日和でした。
冬はバラの世話に手をとられます。
これまでにバラの葉はすべて取り、立木性のバラの剪定を終え、今はつるバラの場所移動と
つるの誘引をしています。
バラなど、冬に葉が落ちる樹の多い我が家の庭は、殺風景というかスッキリして全体を見渡す
ことができます。春以降の花の様子をあれjこれ想像しながら鉢を移動したり、株を植替えたり。
とても楽しい作業です。
そんな冬の庭での作業を山茶花(サザンカ)の花が見守ってくれています。
11月下旬から紅色の山茶花が咲き始め、続いて白い山茶花が咲き出します。年末からはピン
クの山茶花も咲き始め、隣家との境界は華やかな雰囲気になります。白とピンクの山茶花の花
期は長く、まだまだたくさんのつぼみが開花を待っ
ています。
1月になると、別の紅色の山茶花が白とピンクのコーナーや正面で咲きだしました。
今となっては、いつ、何種類植えたのかなど、全く覚えていませんが、5種類の山茶花が植わっ
ているようです。
春になると他の華やかな花が咲きだし、それらに目を奪われ山茶花の存在を忘れがちですが、
この時期になると山茶花は
見事に自分の存在感をアピールしてくれます。
多くの植物が春以降に咲くのに、敢えて寒さの厳しい冬に咲くことを選んだサザンカの花。その
鮮やかな色に励まされている気がします。
我が家のシャコバサボテンは、昨シーズンには12月上旬に満開となりましたが、
今シーズンは咲きだすのが遅く、
年を越えてからやっと花が開きだしました。ここ数日でたくさん開花し、玄関の中
がぱっと明るくなりました。
色は濃いピンクでよくあるものですが、鳥のような美しい姿とその色が気に入って
います。
とはいっても、昨シーズンたくさん花を咲かせた大株はその後根ぐされし、今は療
養の身です。
今花を咲かせているのは、挿し木で増やした別の株で、あまり大きくありません。
株は大きくないのですが、咲いた花は大きく立派なように感じます。
そういえば、庭の日本水仙は昨年のこの時期にはもう咲きだしていたのに、今年は
まだつぼみのままです。
やはり11月~12月の気温が低かったせいでしょうか。
寒い庭とは異なり、少しだけ暖房を効かし夜間の最低温度を5℃以上に保っているガーデンルーム
では、ハイビスカスの葉も濃い緑色で、秋につけたつぼみを次々と咲かせてきました。ハイビスカス
は、10℃を切ると葉を落とすそうですが、きっとオイルヒーターのそばにいるので、夜間でも10℃
以上を保っているのでしょう。
12月に咲いたブーゲンビリアの花は枯れることなくずっと咲き続けています。赤い花は、サンデリアナ
という種類で、ブラジル原産の比較的耐寒性に富んだ種類だそうです。白いブーゲンビリアも咲いてい
ますが、今のところその種類が分かりません。
3種類あるカランコエの大株にもいっぱいつぼみがつき、今にも一斉に咲きだしそうです。
昨年までは冬の間家の中に置いていたので、花茎が光に向かって斜めに徒長し、見栄えが良くなかっ
たのですが、ガーデンルームの中では真上から光を浴びるのでまっすぐ上に伸びています。
カランコエは花もちがよいので、2月~4月まで赤、ピンク、黄色のきれいな花を楽しむことができます。
※ベランダ菜園で成功した作物を順に紹介しています。
10 ホウレンソウ
3月~4月に種をまく春栽培と7月中旬以降に種をまく秋栽培があります。
春栽培用か秋栽培用か明示した種が売ってあるので、栽培時期に応じて使い分けています。
2011年5月3日
春栽培 2011年5月16日
ホウレンソウは酸性に弱いので、土に石灰をまぜて中和しておく必要があります。苦土石灰を使う場合は2週間
程度待たないと種蒔きができません。時間に余裕のない私はすぐに種がまける有機石灰を使っています。
栽培用コンテナは面積の広いものを用いて、すじまきしています。
発芽したてはひょろひょろっとした細い苗ですが、成長し出すとすぐに葉が茂り出し混んできます。
秋栽培 2011年10月6日 発芽の様子
私のやり方は、小さいうちにはほとんど間引かず、大きく育ってきたものから順番に収穫していきます。
この方法だと長期間収穫を続けることができます。
2011年11月6日 大きくなったものから収穫します。
私たちの世代では、ホウレンソウと言えば「ポパイ」が浮かび、栄養野菜のイメージがあります。
自家製のホウレンソウは肉厚で柔らかく、味も濃厚で大変美味です。
炒め物(=懐かしい「ポパイ定食」)やスープ、おひたしなどにすぐ使える便利な野菜です。
普通のプランターでも栽培でき、種まきから約30日で収穫できるので、ベランダ菜園に最適な作物の
ひとつと言えます。
(続く)