昨年8月のベトナム旅行記~その5~です。
◆8月12日 フエ市内を見学し、午後車でホイアンへ移動
フエは、ベトナム最後の王朝=グエン朝(1802年~1945年)の都がおかれた王朝都市で、重要な歴史的建造物がたくさんあります。
これらの建造物群は、1993年に世界遺産に登録されています。
また、フエ大学など、学生も多く、「ベトナムの京都」とも言われているそうです。
歴史的な建造物群と近代的な建築物群が、中心部をな流れるフォン川の雄大な流れと両岸の木々の緑の中で融けあい、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
今回の訪問では、カイディン帝廟(第12代皇帝)、トゥドゥック帝廟(第4代皇帝)、グエン朝王宮、ティエンムー寺(仏教寺院)を見学しました。
この街には、ぜひもう一度訪れ、じっくり時間をかけて悠久の歴史を感じたいと思いました。
◇フォン川とフエ市街の眺め~インペリアルホテル・フエからの眺望~
画像をクリック!絵になる光景です。
我が家の居間にもA3判に印刷して飾っています。
知らない人はヨーロッパの街かと思うでしょう。
次の訪問を考えさせる1枚です。
◇カイディン帝廟(第12代皇帝)
市中心部から車で25分程度の所にあります。石造りの立派な建造物です。
3匹の龍(ロン)が出迎えます。まるでマヤのピラミッドのようです。
この迫力!
廟の内部は鮮やかな色彩で飾られています。
◇トゥドゥック帝廟(第4代皇帝)
皇帝が釣をした蓮池と釣り殿
ベトナムの国花はハスの花 ※法定ではないそうですが、事実上そのようです。
お墓の入り口
◇グエン朝王宮
ベトナム戦争時に大半が破壊されたが主なものは修復されている。
王宮門(午門)から中に入る。
正面が太和殿 北京の紫禁城を模して造られたと言われている。
破壊された跡。
現在も修復中とのこと。
◇ティエンムー寺(仏教寺院)
1844年に建立された、フエを代表する寺院。
1963年、当時の南ベトナム大統領ゴ・ディン・ジェムの仏教弾圧に抗議し、
ティエンムー寺の住職が焼身自殺をしたそうです。
フォン川の船着き場
僧侶が育てる盆栽も有名だそうです。
◇フォン川クルーズと市内の風景
フォン川クルーズの船から宿舎のインペリアルホテル・フエを望む。
画像をクリック!ブーゲンビリアの花がきれいです。
我が家でも温室があれば・・・・・・!
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