庭でザクロとフェイジョアの花がたくさん咲いています。例年より1,2週間早いようです。
ザクロは、子供の頃住んでいた近所のお宅に古い木があり、生った実をもらってよく食べていました。
その記憶のせいかザクロの木が好きなのです。
赤い花はもちろん、葉も木の姿も気に入っています。
酸っぱいザクロの実を早く食べてみたいのですが、まだ生ったことがありません。
ある程度までは大きくなるのですが、それで終わりなのです。今年こそはと期待しています。
細い枝の先に群がって咲く赤い花を眺めると、「エキゾティック(異国情緒的)」という言葉が浮かんできます。
それもそのはずです。
ザクロはシルクロード由来の果樹で、今でもオアシスの村でたくさん植えられているそうです。
地中海地方にもフェニキア人によって広く伝えられ、そのため「フェニキアのリンゴ」との名前が残っているそうです。
ファイジョアの花もエキゾティックですが、こちらは南米のブラジルあたりの原産だそうです。
洋風と言えばバラの花もそうでしようが、なぜかバラの花を見ても「エキゾティック」という言葉は浮かびません。
日本的な(東洋的な)要素を感じるせいでしょうか・・・・。
もう少し「エキゾティック」という言葉の使い方を考えてみたいと思います。