京都府北部の里山のふもとで、仕事の合間に秋の風景を楽しみました。
秋の日射しに白く輝きながら風に揺れるススキの穂。
赤く色づいた鈴生りの柿の実。
子供の頃育った滋賀県の田舎を思い出します。
あの頃は、稲刈りをした後、稲木で干してから脱穀をしていました。
脱穀してできたもみ殻は、田んぼに山積みにして燃やしていました。たぶん、灰を肥料にしていたのでしょうね。
子供だった私たちは、燃えているもみ殻の中にサツマイモを入れて焼きイモにしていました。美味しかった!
田舎の貧乏暮らしだったけど、その頃の生活がとても懐かしく思い出されます。
普段は忘れてしまっている昔のことが、ちょっとしたことがきっかけで、いっぱい湧きだしてきます。
また天気の良い陽に里山へ行き、心の奥の方にしまってある子供の頃の思い出を引っ張り出したいと思います。
昨日の午後は久しぶりに畑に行きました。
朝から小雨交じりの強い風が吹いていて「農作業」は諦めていたのですが、午後には雨も上がり空も明るくなって俄然やる気が出ました。
だいたいその日の作業目標を決めておき、それができるまで頑張ります。
昨日の目標は、タマネギ苗100本の植え付け、ホウレンソウ、ミブナ、ミズナの収穫(間引き)、キクナの間引き、キヌサヤの種まきでした。
夕方5時までかかりましたが、なんとかやりきりました。
ミブナとミズナは混み合った株をたくさん抜いたので大量に収穫できました。
ミブナは鍋に、ミズナはそのままサラダにしたり鍋に入れたりと、畑の野菜が大活躍です。
ミブナとミズナ 左端のミブナは先に種をまいたものでかなり大きく育っています。
後から種をまいたミブナとミズナ。間引くたびに大きく育ち、直ぐに混み合います。
左奥にタマネギ苗を植えました。手前右はカブの苗です。
間引き菜も食べたいので、もう少し大きくなるのを待っています。
私のすぐそばにやってきたセグロセキレイ。しっかり害虫を捕ってくださいね!
昨夜の天気予報で、台風が去った後には「木枯らし1号」が吹き、寒くなると言っていましたが、その通りになりました。
遅くまで起きていたので、朝はゆっくり寝てしまいましたが、起きてみると小雨混じりで強い風が舞っていました。
外へ出てみると、玄関前の通路や庭には、柿の葉やバラ、桜の枯れ葉がいっぱい散らかっています。
仕方なくほうきで掃いたのですが、直ぐに風が吹き、また枯れ葉が散らかります。
柿の木を見ると昨日までたくさんあった葉がすかすかになり、寂しい限りです。
あまり意味のない掃き掃除をしながら庭を見て回ると、嬉しい発見がありました。シャコバサボテンとロウバイのにたくさん花芽ができているのを見つけたのです。
ロウバイは、これまでも咲いていた買った株はもちろん、これまで咲いたことがなかった挿し木の株にも花芽ができています。
他に、クリスマスローズの白い花、山茶花の薄いピンクの花も見つけました。
季節は一気に晩秋へと跳んでしまったようです。
鉢植えのサルスベリ ブルーベリーの葉の紅葉とよく似ています。
台風の影響で昨夜から雨が降り続き、再び洪水の恐怖に襲われましたが、なんとか無事に過ぎたようです。
いったいこの異常気象はどうなっているのでしょうか?
各国の政府が本気で地球温暖化の原因となっている二酸化炭素の排出規制を考えないと、ますます事態は悪化するのでしょうね。
もちろん二酸化炭素を出さないからと言って原発を推進するのは、毒物の代わりにさらに強力な毒物を飲むようなもので、到底認められません。
地球にやさしい自然エネルギーの活用を進める以外に道はないと思うのですが・・・・・。
こんなことを考えていると、我が家のささやかな「ナチュラルガーデン」の存在も大切に思えてきます。
つるバラ「ゴールデンシャワー」のつぼみ
この前の日曜日は一日中小雨模様でした。
家の中から庭を眺めていると、紅葉した柿の葉や赤く色づいたヒメリンゴが一層美しくなってきたように感じました。
雨が少し小ぶりになったとき、愛用のカメラで撮影すると、水滴が滴り落ちようとするヒメリンゴ、絵具で描いたような
赤い柿の葉など、庭はまさに「芸術の秋」状態でした。
鳥が運んできた種から育った柿の木は、夏には大きな葉で木陰を提供し、秋には芸術的な紅葉で目を楽しませてくれます。
実がたくさんできればさらに「実りの秋」となるのですが、今年も実は1個だけです。そのうち鳥が持っていくでしょう。
そのかわりヒメリンゴには赤い実がたわわに実っています。
ヒメリンゴも、春先に咲く白とピンクの混じった美しい花。そして秋から冬には赤い実。
赤い実は鳥たちの好物で、特に餌の少なくなる冬には、熟したヒメリンゴの実を食べにヒヨドリなどの鳥がしょっちゅうやってきます。
その鳥たちが落とす糞のおかげで、ヒメリンゴの枝の下では、ナンテン、マンリョウ、クスノキ、桜、山椒など、実のなる木の苗が
たくさん育っています。ほっておけば直ぐに「密林」になりそうです。
今週は急に寒くなり、しかも仕事などが急がしくて疲れがたまりました。
今朝は昼過ぎから用事があったのですが、午前中に1時間程度畑の世話と庭の観察を楽しみました。
庭では、柿の葉の紅葉がかなり進み、庭全体がめっきり秋らしくなっています。
先週はまだつぼみだったシュウメイギク(貴船菊)の花がいっぺんに花開いています。
また、秋バラの開花も進み、つるバラのウルメルト・ムンスターの真紅の花、マダム・アルフレッド・キャリエールの薄いピンクの花などが目立っています。
落葉樹の多い我が家の庭では、これから晩秋までカラフルな色彩の変化が楽しめます。
この3連休、初日は先週の疲れをいやすためのんびり過ごしました。
二日目の昨日は畑で農作業に精を出し、三日目の今日は趣味の数学に朝から没頭。
「晴耕雨読」じゃなくて「「晴耕晴読」でしたが、充実した休みになりました。
畑では、ホレンソウ、京野菜のミブナ、ミズナが順調に育っています。
ミブナ、ミズナは苗が密集しすぎていたので頑張って間引きました。
ミブナの間引き菜はスープに、ミズナは生でサラダにしましたが、どちらもたいへん美味しくいただけました。
ミブナもミズナもたくさん残っているので、晩秋までたくさん収穫できそうです。
先週には春菊の種をまき、昨日はカブの種をまきました。カブは紅カブと白カブの2種類です。
他に、ニンニクとジャガイモが植えてあり、11月にはタマネギの苗を植えるつもりです。
約25坪程度の畑ですが、作物のローテーションを工夫するといろいろ栽培できて楽しいですね。
来週には、キヌサヤの種もまきます。ベランダでやったように、不織布のトンネルで冬越しさせるつもりです。
ベランダでは密集栽培になり、風通しが悪くて直ぐにうどんこ病が出てしまいました。その反省で、畑では株間を広く
取るつもりです。
右側の畝にカブの種をまいた。畑の真ん中に春菊の苗。
左奥がタマネギ用の畝。苦土石灰と肥料をすきこんで準備完了。
エンドウの場所をどこにするか思案中。
鍋用ミズナ。でも、間引き菜は柔らかいので、サラダにしても美味しい。
昨日から青空が広がっています。秋らしく雲ひとつない青空です。
そんな青空の下で秋バラが咲いています。
数は多くないのですが、ひとつひとつが大きくて色も濃く、見ごたえがあります。
四季咲き」のものがこの時期に咲くのは当たり前ですが、「一季咲き」とされているものもけっこう返り咲いてています。
つるバラの「ブルームーン」は買ったときに一季咲きと書いてありましたが、数年経つと、初夏から晩秋まで何度も花を咲かせるようになりました。
同じく、つるバラの「アイスバーグ」も一季咲きですが、秋になるとたくさん花を咲かせてくれます。
木立性の「アイスバーグ」もあるのですが、こちらは5月から繰り返し(年中)咲いてくれます。
つる「ブルームーン」もつる「アイスバーグも、もともとは四季咲きの木立性バラの枝変わりだそうです。それで四季咲きの性質をつよく受け継いでいるのでしょうね。
私の好きなツルバラの「スパニッシュ・ビューティ」にも素に性質がないかとずっと待っているのですが、5月に咲くだけで後は全く咲きません。がっかりです。
でも、我が家の他のバラはほとんどが四季咲きか返り咲きのものなので、これから晩秋までカラフルなバラの花を楽しむことができます。
9月下旬から干しておいた赤トウガラシの「鷹の爪」を見てみると、中にはすでに十分乾燥したものがありました。
それで、今夜は「一味」の作成です。
まだ少し水分があるようでしたが、出来上がったものは十分「一味」として使えそうです。
今年の収穫量はかなり多いので、「一味」もいっぱい作れそうです。
我が家の「一味」フアンの方、待っていてくださいね。鍋のシーズンまでにはお届けしますから。
完成品。通常なら右の袋で1年近くもつでしょう。
ふたを開けると目が痛くなります。
道具一式
自然乾燥中の鷹の爪