12月に入って何回か海への釣行を考えたのですが、仕事の都合や家庭の事情でいける日がなく、
やっと空いた土日は体調不良で断念。
もう諦め気味でしたが、お好み焼き屋で手に取った「週刊釣場ニュース」という釣新聞に宮津沖の
冠島周辺で大型のメダイや真鯛が好調との記事を読み、一気にヤル気が再燃しました!
船釣りでメダイをねらうのが第一希望でしたが、あいにくずっと海が荒れていて波高が2メートル
以上の予報が続いていました。昨年、波高1.5メートルの予報で乗船したことがあるのですが、
沖に出ると激しく船が揺れて見事に船酔いしました。船酔いの苦しさは格別です。この経験がある
ので、波が穏やかでないときには乗船する気がしません。
しかたなく船釣りを諦め、今日、友人のM氏と二人で宮津の「海の釣り堀」に行ってきました。
釣り時間は午前8時から午後2時までで、料金は1人1万500円です。
タイと青物(たぶんメジロ)を釣るのですが、いけすのどの場所で釣るか、ウキ下(深さ)をどう取る
か、さらに餌を何にするかによってかなり釣果に差が出ます。特に場所の問題がシビアです。ある
コーナーだけが爆釣で他は全く釣れないという場面に何度も遭遇しています。
餌の問題は、何種類か持って行っていろいろ試す必要があります。
深さの問題も難しいです。潮の流れによっていけすの網が膨らむ場所が変わってくるので、ワンパ
ターンで釣っていると、突然根がかり(網に針がひっかかる)になったりします。
いろいろ書きましたが、言いたいことは、「海の釣り堀」で釣るのはけっこう難しいということです!
今日も選んだ場所が悪く、隣のグループがいっぱい釣っているのに全くあたりなしの時間が長く続
き、かなりあせりました。昼前なると、魚の居場所が変わったようで私にあたりが連発し、大きな真
鯛を5枚釣りあげることができました。そのうち1枚はかなり大きくて、手こずらせました。
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何回か仕掛けと餌をかえて青物をねらいましたが不発でした。他の人にヒットした直後には私のウ
キにも明確なあたりがあり、かなり沈むのをまって合わせたのですがしくじりました。今日の青物は、
これが最初で最後のあたりでした。残念・・・・。
天気予報より3時間も早く冷たい雨が降り出し、午後2時の納竿時には防水性能のよくない防寒着
は中までびしょぬれ。釣っている間はほぼ立ちっぱなしで足はだるいし、冷たい雨で体は冷えてい
るし、釣りに夢中の時間が終わってみると疲れ切っていました。
家に帰ってからは、釣り道具の始末と真鯛の調理の仕事があります。
釣った5枚のうち4枚は手元に残し、切り身にして味噌漬けにしました。冷蔵庫に5~6日置けば完
成です。味噌漬けを焼いたときの香ばしい香りが食欲をそそります。もう少しの辛抱です!
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