我が家の庭で8月に咲く花をまとめてみました。
灼熱の季節に咲くだけあって花も葉も色が濃く、太陽のエネルギーをいっぱい吸収していそうな様子です。
もちろん咲くのは8月限定ではなく、早いものは6月から咲き始めて晩秋まで咲き続けるものもあります。
①ハイビスカス
沖縄やベトナムなど、南国をイメージさせる真っ赤なハイビスカスの花
2~300円で買った小さな鉢植えが、今では移動に困るほど大きな株に育ちました。
耐寒温度は年を経るごとに下がり、今では最低温度を5℃以上に保てば葉を落とすことなく越冬するようになりました。
私にとってまさにプライスレスな一株になっています。
葉の色で根詰まりや栄養状態が分かるので、愛情さえあれば管理しやすいと思います。
挿し木で子孫を増やそうと思いますが、ことごとく失敗しています。
②サルスベリ
夏の定番、サルスベリ(百日紅)の花。最近、街路樹でよく見かけるようになっています。
このサルスベリは、15年ほど前に職場の同僚からいただいた小苗を鉢で育てたものです。
花が咲くまでに何年もかかり、初めて咲いたときは感激しました。
花の色は、白、赤、薄いピンクなどがありますが、私はこの色が最も気に入っています。なにせ何事においても身びいきですから。
③萩
萩の花といえば秋の花の定番ですが、どういうわけかこの萩は7月中旬から少しずつ咲き始めるのです。
夏の庭で風に揺れる花穂は清涼感を演出するので貴重な存在ですが、清楚な花色も姿も灼熱の季節にはあまりそぐわないように思います。
④シコンノボタン
ブラジル原産の熱帯花木だそうですが、割と寒さに強いようで、今年の冬はカーポートの屋根の下で落葉することもなく花を咲かせながら越冬してくれました。
越冬前にできていたつぼみが春先まで咲き続け、その後は新枝が伸びるまで花は休止しましたが、6月下旬から再び花が咲き始めました。
すでに亡くなられた大先輩由来の株なので絶対に枯らすわけにはいかず、今後も大切に管理しようと思っています。
挿し木で容易に増やすことができます。
真夏の夜に浮かび上がった満月
まだ水蒸気が多いので少しぼやけた像になっていますが、中秋の名月の頃にはもっとはっきりした像で撮影できます。
夏の終わりを告げる丹波大文字(8月16日 福知山市) 昨年撮影
今年はコロナの影響で中止だそうです。
⑤ブーゲンビリア
還暦退職後に友人のMさんと1週間のベトナム南北縦断旅行に出かけ、街のいたるところで咲くブーゲンビリアに魅せられてました。
旅行から帰宅後、さっそく何種類かの株を買い求めたのですが、越冬に失敗して枯れたものもあり、今では赤、白、ピンクの3種類が残っています。
8月の季節をエキゾチックに彩る花として、ハイビスカス同様最適な花のように思います。
⑥月下美人
7月初旬から10月下旬まで5回程度の花期があります。
下の写真は昨年の8月の様子ですが、暗がりの中に浮かび上がる無数の純白の花。そして誘うような甘い芳香。
まさに「真夏の夜の夢」ですね。
⑦デュランタ
この花も6月下旬から秋まで長く咲いてくれます。
咲き終わった花穂を切れば、また新しい花穂が伸びて花を咲かせます。
冬場の温度管理があるため地植は無理でしょうが、鉢植でも背が高くそだつため花の少ない時期には植え込みなどに置いて活用できます。