食物とコレステロールと紅麹

おはようございます！
薬剤師の河合展之です。河合薬局と出会って人生が変わった・・・
と言われる、漢方相談薬局を目指しています
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読売新聞記事の抜粋のつづきです・・・
「高コレステロール食品に対する感受性は個人差が大きい
感受性のない人が卵などに神経質になるのは逆効果。むしろ、三食きちんと
食べ、良質のタンパク源として卵類や魚類などまんべんなく多品目の食事
を摂ることが大切です」と本間助教授は強調する。

なぜなら、コレステロールは、体の働きを調整する副腎皮質ホルモンや性ホル
モンの材料になり、体全体の細胞壁を丈夫にするほか、消化に欠かせない胆
汁の材料、情緒の安定にも不可欠だからだ。
免罪符を受けた杉野さん。「晴れ晴れとした気分で食事が楽しめるようになり
ました」と言いながら、朝食には、好物の卵サンドを食べるようになった。

食物とコレステロールの関連
総コレステロール値は220以上が異常とされ、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞な
ど循環器系の疾患になりやすいとされる。特に約30年前から米国の研究者が
食事で摂取するコレステロールを増やすと、総コレステロール値が上昇すると
提唱してから、成人病の元凶とされてきた。

しかし、その後の研究で、一日に必要なコレステロール約2ｇのうち1.6ｇが肝臓
など体内で作られ、食事から吸収されるのはわずか0.4ｇでしかないことが判明。
食べ物から摂取するコレステロール量によって、肝臓で作られる量が調整され
るので、食事による影響も少ないことが分かってきた。

また従来、鶏卵と並んでコレステロールを多く含むとされてきたイカ、タコ、エビ
などについても正確な測定技術の進歩によって含有量が比較的少ないことも
分かった。
ちなみに鶏卵1個（50ｇ）には235ｍｇ、イカ1ぱい（100ｇ）では300ｍｇ、クルマエビ
2尾（60ｇ）には130ｍｇのコレステロールが含まれている。
そこで、コレステロ－ル、動脈硬化予防に注目されているのが
紅麹（べにこうじ）に含まれているロバスタチンです
つづく・・・

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