週間天気予報によると、5月21日の野辺山高原は、まずまずの天気のようだ。最低気温10度前後、(石垣島では数年に1度の厳寒)、最高気温24度(石垣島の現在の最低気温か)、曇り時々晴れ、朝に手袋が必要か、上に何か羽織るか(たぶん石垣島マラソンでもらったビニール袋)迷うが、日中は、かなり暑いと感じるのだろう。まるで、去年と同じだ。
さて、いまどきの石垣島の日の出は6:00前後となったが、長野県野辺山あたりの日の出は4:40前後だろう。高原の朝は早い。真夜中はトラツグミくんが寂しい笛を時折吹いているが、午前3時前後となると、テッペンカケタカ君=ホトトギスが「早起き鳴きて」、薄明るくなってくると、高原のあちらこちらからカッコウ君が、カッコウ、カッコウと朝を知らせる。彼らの美声に誘われてテントの外に出ると、白樺林は、深い霧に閉ざされて、思わず寒さに身震いするが、日の出とともにその霧も薄らぎ始め、八ヶ岳の巌は、次第に茜色に輝く。もう、そのころには、高原中からさまざまな小鳥たちが合唱を始めており、高原の初夏の朝は、クライマックスを迎える。
あなたの、葬式のときに流してほしい音楽は何ですか。とたずねられたら、オイラは「初夏の高原の音源が聞きたいな。」と答えるのかもしれない。
が、今度の野辺山ウルトラマラソンの日程を少しタイトにしてしまって、滝沢牧場にテントを張るのは前日の土曜日だけ。日曜日のスタートは朝の5:00だから、2時起き、3時にはテントをたたみ始めるだろう。するっていと、当日日の出前後の音源は、何千人のランナーの喚声でかき消されているのだろうな。ああ、残念だな。
だから、今年の野辺山は何とか完走を果たし、次年度からは、5月の信州一人旅を企画したいな。
http://www.tenki.jp/forecast/3/23/4820/20305-1hour.html
http://www.takizawa-bokujo.jp/contents/camp.html
5月15日のお天道様 日の出は6:00ジャスト 5月16日は、未明から雨音。