ランニング暦、約18年、概ねの大会というものの卒業を65歳と目星を付けているが、フルマラソンを超えるウルトラマラソンの類は、あと何回走ることになるのだろう。思えば、この18年間思ったより走っていない。ハセツネ以来どちらかというと山岳方面にシフトしてしまったので、この10年は数えるくらいしか走っていない。100キロでは、宮古島のワイドーが8回で一番多く、ついでサロマの5回、秋田3回(うち1回じんましんでリタイア)、四万十、阿蘇、奥出雲、名護浦各1回、そして、昨年「下の惨事」のため、70k関門に引っかかった「八ヶ岳野辺山高原100kウルトラマラソン」。だったろうか。100キロ超では、佐渡の215k1回完走しただけで、富士五湖もさくら道もいずれもリタイア。そんなもんだろう。
さて、最強クラスと目されるこの野辺山、100kの部に今年は2500人以上エントリーしているビックな大会。渋滞とトイレ待ちなどの混乱を避けるため、今年は、午前5時と5時20分の2ブロックに分かれてのウェーブスタートとなる。その試みやよし。昨年は、林道のトイレ待ちに20分を要し、、たちまちやビリグループに追いやられ、関門制限時間を気にしながらのランニングに堕ちてしまった。
そのリベンジといっては何だが、ことしは、募集直後からのアーリーエントリーしたのはよかったが、やれトライアスロンだ、120kウォーキングだと4月からのイベントに振り回され、ろくな練習を果たしてこなかったから、ことしも黄信号だろう。
しかし、富士山ウォーキングのしこりが心配されたが、昨日1時間ほど走ってみて概ね疲労が抜けていたので、あと2週間何とか調整して野辺山に向かいたい。昨年の「下の轍」は踏まないことにしているので、前夜祭には出ず、八ヶ岳の夕焼けを仰いだら早々と滝沢牧場のテントにもぐりこもう。
大会からは、「檄 NEVER GIVE UP」のパンフレットをいただいた。ひとむかし前のオイラだったら「ええい 胡散臭い!」と打っ棄っておいただろうが、ことしはこの言葉、大事に胸にしまって走ろう。あと、何回も走らないウルトラマラソン。