上野のシャンシャンばっかりもてはやされているが、日本の野山には、しっかり可愛い生き物が住んでいる。昨日の日本百名山「西穂高岳」では、オコジョが登場したが、ネコよりも少し小さめ。オイラも何回か出くわしたが余りにもすばしこいので、写真など撮れたためしはない。
イイズナと呼ばれるおなじ仲間は、北東北と北海道に住んでいるといわれるがあまり記憶にない。北海道には、ナキウサギという可愛い子系もいたが、彼らには何度か出くわした。
イイズナは、オコジョよりもさらに小さく、尾っぽの先が黒いのがオコジョだという。ともに、雪が降るころには、真っ白くなるが、厳冬期でも野山を駆けずり回って、ウサギやネズミを捕らえて生きているのだろう、ともに、相当凄腕のハンターだという。
オコジョ(ライセンスフリーから拝借)
夜行性なので、いまだ目撃したことはないが、ムササビとモモンガという可愛い動物も日本の野山には今も生息しているという。ムササビは、毛の柔らかさから筆などに重宝されて乱獲されたので絶滅危惧種になっているのだというが、めげずにがんばってほしい。
モモンガ(ライセンスフリーから拝借)
オコジョとイイズナ、モモンガとムササビ、ともに日本語で日本に住んでいる愛くるしい生き物。その違いをしっかりと押さえておこう。彼らのつぶらな瞳がどこからか見つめていると思うだけで、山歩きが、また楽しくもなる。