昨日より、気温が5度以上下がるとの予報だが、室内は窓を閉めた状態で25度ある。半ズボンに素足で大丈夫。しかしながら、西側の窓を開ければ雨のしぶきと風が網戸越しにやってくる。風は、確かに冷え始めている。寒いな、今日は走らないでおこう。
本日の朝、八重山毎日駅伝のアンカーを勤めるため函館空港から乗り継いで石垣島にやってくるのだという若きランナーOさんから連絡が入り、函館が雪のため飛行機が欠航となり、夕方までこれないとのこと。夕刻予定していた懇親会は、キャンセルとなった。函館の天気は、最高気温が何とマイナス2℃とある。冷えたと自覚するおのれが恥ずかしくなってきた。
12月となった。年齢を重ねるとともに、1年が早く感じるのはどうしてなんだろう。
たしか、ピアニストのリヒテルのコメントだとして、吉田秀和さんが書いていたのを思い出した。(違ったらごめん)
「クリスマスの季節に、バッハのクリスマスオラトリオの出だしの太鼓がなると気持ちが高揚してくる」と。
オイラも単なる野良猫の一員ではあるが、メサイアばかりでなくキリスト生誕賛歌のこのオラトリオを聴くたびにうきうきして来るので、12月になるとリヒターのCD版やYoutubeのお世話になって、これを聴きながらすごしている。この世界は、喜びと希望に満ちている(と、言い聞かせながら)。1年の底の一番困難な季節(北国にいればそのような気持ちになる)、またひとつ年をとって確実にあの世への扉への道を歩んでいるのだが、「また、生きていこう」という気にさせてくれるのは、この二つの大作がふたたび聴こえてくれるからかもしれない。宝物だ。また、春が来て、夏が輝くのだろう。
12月は、忙しい。この二つに加えて「第九」と「魔笛」を聴くことも、恒例となっている。録音したものを、イヤホンで聴きながら、伊豆の旅に出かけ、帰ってきたら年の瀬の大空を眺めようか。夜も昼も。
http://pacem.web.fc2.com/lyrics/bach/xmas_1.htm
https://youtu.be/UP8G9gfWEn0
「福音をもたらす星たちの絵」
月齢25の月の光(まん丸で大きい)・金星・太陽の光・カノープス・シリウス・ペテルギウス・プロキオン・カストルとボルックスの双子など勢ぞろい
お月様とお天道様が交信しているのがわかる。
2017年9月16日AM5:30石垣島の東の空(再掲)