かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

第九・ニューイヤーオペラコンサートは成り立つのか

2020-11-14 21:20:28 | 日記

11月に入って、パソコンのメールにチケットぴあなどから年末恒例の第九演奏会や年明けのNHKニューイヤーオペラコンサートの案内が送られるようになったが、「あれっ」という気分。

5月末の緊急事態解除以来、音楽イベントも徐々に復活してきて、オーケストラなどの定期演奏会も復活傾向にあるが、NHK報道などでコンサートを見るかぎり、まだ観客数を制限している風でもあり、楽団員もマスクをしたりソシアルディスタンスを確保したりして、懸命に感染対策を行っているようでもある。

が、「第九」となると、オーケストラの後方に大勢の合唱団が立ち尽くし、終楽章には、口から多量のヒマツを解き放つのではないかと思われるような大声で「歓喜の歌」を歌うのである。全員が「マスク」なんて想像もつかない。確か、仙台フィルや地元の楽団は、「今年は断念します」と夏あたりからアナウンスしていたはずだ。それが、何と、あの佐渡裕さん率いる1万人コンサートが、現在300人近い感染者となっている大阪の大阪城ホールで開催されるのだという。遠藤真理さんの所属する読響もやるそうだ。どうするんだろう。想像がつかん。

(HPみたら合唱はリモートみたいだが、各地の合唱団はマスクはつけないだろうか)

そして、オペラだ。あの張り裂けんばかりの大声で歌ったり抱き合ったりする歌劇の役者らがマスク姿なんて想像できない。しばらくは、演技をやめて、演奏会形式で距離をとった公演になるのでは想像していたが、1月3日のNHKオペラコンサートは、何の条件もなく「普通に」募集が始まった。

 

NHKオペラコンサートは、著名な歌手が一堂に会し、生放送で緊張感もあり、その割には格安だし、過去2回ほど出かけたことがあったが、実は、今回もチケット販売初日にクリックしようと考えていたのであるが、・・・・・熟慮の末、ヤメタ。

 

現在の感染状況と、国による今の感染対策の不備(経済至上主義)、日本国民のコロナ慣れによる移動実態(オイラもその一員)から推して、12月や年明けが今より感染者が減っているとは、とうてい想像できず、もしかしたら「爆発的に」増加して、再び移動自粛のアナウンスが執り行われているのではないか、と「容易に想像される」のだから。

 

第九をやろうとする団体やNHKが、そのへんの動態予測がオイラよりできていないわけがないのだろうに、どういう理由なんだろう。キャンセル手続きも大変だろうに。

 

ということで、オイラの勝手なヨミでは年末の第九もニューイヤーオペラも、あの2月26日以降のように「公演中止」となるはずである。

 

そのオイラも、GOTOだ、おでんせ岩手だと今はフラフラしているが、12月10日ごろ(?)をめどに第三波が静まるまでの間、県内での移動だけの「冬ごもり」に入ろうと思っている。来週、再来週、その翌週と岩手の湯治場と賢治さんゆかりの地を渡り歩いて、2020年を思い残すことなくしてから。

 

一万人コンサート

 

 

       

え!この写真何の関係があるかだって? 2020.2.26 そう、この日の大阪でのみゆきさんコンサートの日に政府から「イベント自粛」の要請があったのです。そんなことも知らず、オイラは昼、奈良公園でシカ君らとたわむれていた。長い自粛の始まりだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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