今日は午後から、「今だからこそ 日本国憲法を学ぼう!」という学習会に、娘と一緒に出掛けました。
講師は矢崎曉子弁護士は、2011年の東日本震災の時に、弁護士登録をし、そのときに弁護士になった仲間たちは、原発問題や震災への救援の問題に取り組んでいた。
若干30代の彼女は、秘密保護法、安保法制問題、憲法問題の講演が評判となって、今回3回シリーズで憲法学習会となりました。
今回は「自民党改憲案は日本をどこに導くか・・・憲法前文と平和主義、安保法制・戦争法」題して講演していただきました。
<日本国憲法の平和主義>
日本国憲法の平和主義は、パリ不戦条約(1928年)、国連憲章(1945年)でも謳われており、世界の流れである。
国連加盟国は武力行使禁止の原則に同意し、現代の戦争はすべて「自衛権の行使」という現実であり、「微力によらない自衛権」論ということで、
警察予備隊→保安隊→自衛隊と名前を変えて、今の自衛隊となっている。
しかし、自民党改憲案は、憲法の9条の2項を国防軍が出動出来るようにして、軍法会議を設置して、海外で命令違反が犯罪となった場合、
「裁判官や検察、弁護士も主に軍人の中から選ばれる」戦前の軍法会議と同じシステムを思わせる。
「武力行使は許されない」「限度があるはずだ」という批判・歯止めが「改憲」によって、できなくなり、軍法会議で判断される事態となる。
昨年安保法制(戦争法)が強行されて、①武力行使の拡大②後方支援の拡大
③後方支援などに伴う自衛隊の武器使用の拡大④武器の使用の拡大などが出来るように法律の改正が着実に行われます。
いま日本としてやるべきことは、現実視野で物事を考えていくことが大切で、
「軍事衝突」させないために外交、国民レベルの交流を重視して、日本独自の平和主義を丁寧に議論していくことが大切です。
今回の憲法学習会は日本国民として憲法の素晴らしさを見直し、日本の平和主義の議論を広めていくことが大切さを学びました。
今日の万歩計は、11,258歩でした。