午後から、「地域における「福祉と「交通」の連携を考えるセミナーin名古屋」「地域に必要な『おでかけ』手段を確保するために」が大同大学で行われる。

NPO法人全国移動サービスネットワークから「地域における『おでかけ』手段確保の課題と取り組み事例」として、全国の福祉有償運送や支えあい・たすけあいの互助活動で運行をしている事例が紹介されました。
記念講演として、国立長寿医療研究センター大島伸一氏は「人口減少に向けた自治体のあり方」。
長久手市長は「住民参加の自治を目指す施策」の講演が行われた。
世界が経験したことのない日本の人口減少は、2010年1億2800万人が2060年には8000万人になるという。
大島氏は、いまこそ経験豊富な高齢者は、資源であり、財産である。もっと高齢者を有効に地域でまちづくりのために、働けるようにすることが大切。
超高齢社会を日本が迎えているのは危機ではない変化であるとドラッカーの遺言がある。
キーワードは、若者あると締め括る。
長久手市の吉田氏は、みんなで作る「まちづくり条例」を作り、「何もかも行政にお任せでは立ち行かなくなる時代になる」リタイア世代が地域の一員としてイキイキと過ごせるように力を発揮していただくことが大切と訴える。
基調講演を「地域に必要な『おでかけ』手段確保の方策を考える」と題して、国土交通省の自動局の大石氏から自家用有償旅客運送(登録制)や許可・登録を要しない輸送など詳しく話していただきました。
名大の環境学研究科の加藤教授から、「地域公共交通が支える超高齢社会」と題して、高齢者が安心して卒車できるように、高齢者の足を確保する世の中にすることが必要で、そのために地域主導型で行われている実例を紹介し、最後に「地域公共交通のあいうえお」で締め括りました。

NPO法人全国移動サービスネットワークから「地域における『おでかけ』手段確保の課題と取り組み事例」として、全国の福祉有償運送や支えあい・たすけあいの互助活動で運行をしている事例が紹介されました。
各地で高齢者の足を確保して、介護予防や健康寿命を伸ばすことは地域のまちづくりに繋がることを学んだ一日となりました。
夕方5時過ぎまで、講演を聞き続けたのは久しぶりである。
帰りは、蟹江駅から車に乗せてもらい、大変助かりました。
今日の万歩計は、9,258歩でした。