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安易に清水の舞台から飛び降りるが、意外に用心深い。極めて自己中心的だが、意識がない部分で情が深かったりもする。

念願の大正の名邸 起雲閣、旧日向別邸ブルーノ・タウトへ

2018年05月23日 21時24分51秒 | 旅行記

いろんなブロ友さんの記事を見つつ、数年来狙っていた邸宅へ。

伊豆長岡→三島→熱海→ひたすらタクシー(徒歩圏内でも、体力温存の為)

 

起雲閣

1919(大正8)年に別荘として築かれ、非公開の岩崎別荘、今はなき住友別荘とならび、「熱海の三大別荘」となる起雲閣。
1947(昭和22年)に旅館として生まれ変わり、熱海を代表する宿として数多く宿泊客を迎え、山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治、舟橋聖一、武田泰淳など、日本を代表する文豪たちにも愛されてきました。
市街地とは思えない緑豊かな庭園。日本家屋の美しさをとどめる本館(和館)と離れ日本、中国、欧州などの装飾や様式を融合させた独特の雰囲気を持つ洋館。
優美な気品を醸し出すこれらの施設は、歴史的・文化的遺産として未来に継承されます。

 

ベタな写真ですが、自分の為に残します。

洋館 玉姫

 

↓床のタイルのトルコブルー?が異国感満載で素敵          ↓ステンドグラス好きには堪らない空間

          

 

          

 

洋館 玉渓

 

 

↓庭園の眺めも素晴らしい                      ↓リュックは、背負わなければ持参可

          

あれこれね、和洋中華オリエンタル、あれこれ見事に混在しているんだなあ・・・

 

          

    ↓サメ氏お気に入りの、素朴に彫りが並んでいるドアや、ドア枠

      

洋館 金剛

 

ローマ風浴室

 

↓浴室にこんな豪華な窓とは・・・                   ↓和風浴室

          

 

和館へ。

手作りの大正ガラスが残っています。

 

          

麒麟の間 加賀の青漆喰が鮮やか

 

和館 孔雀の間  この照明の組み合わせが好きだなあ・・・

 

 

庭園散歩が心地よく、一人で徘徊

サメ氏は、木陰で本を読んでいました。

 

          

 

          

 

次は、旧日向別邸ブルーノ・タウトへ。

此処は、土日祝日だけの開館で、しかも、見学は事前予約が必要です。

と言うことを人様のブログで学習させて貰ったので、バッチリ

 

          

 

実業家 日向利兵衛の別荘の離れとして1936年竣工。
太平洋を望む熱海市春日町の断崖上に位置する。
木造2階建母屋の前庭に擁壁を兼ねた鉄筋コンクリートの人口地盤が造られ、

その地下室部分にある細長い空間の離れが「タウト」による設計。
日本に現存する唯一のタウト設計の建築である。    

写真:壁は品のある赤色で、その他の部分は光沢のある落ち着いた茶と黒の木で造られた部屋

 

↑の写真は、ネットから。

此処は、写真撮影禁止なので。

ブルーノ・タウトは、1880-1938 ドイツを代表する世界的建築家だそうです。

コンクリート擁壁部分をくりぬいて、断崖部分に海を見下ろす感じに作った並び三部屋、写真は中央の部屋。

この階段部分に座って窓を見ると、手前から竹林、藪、海、空と広大に見渡せます。

向かって右隣は、ダンスルーム的な洋間。

向かって左側は、タウト的和室。

計算され尽くしたライン、高さが、連なる三部屋です。

でもって、もうすぐ閉館、数年掛けて復旧工事をするそうです。

 

どうして、撮影禁止なのか訊いてみました。

・撮影に夢中になって、説明を真面目に聞かなくなるから。

・撮影に夢中になって、人がぶつかるから。

・重要文化財が少しでも傷むと報告等が煩雑だから。

ほう・・・

各回、十人が定員の予約制なのにね。

それなりの、マナーやモラルがあると思うんだけれどなあ

撮影スポットとか、時間とか、若干でも撮影可能にして欲しかったなあ。

壁面の竹細工とかの職人技が素晴らしかったのだけど、写真無し・・・

この本は綺麗だったので是非お勧めです!

ブルーノ・タウト 桂離宮とユートピア建築
クリエーター情報なし
オクターブ

  

此処から、KKRの日帰り展望温泉に寄ってから熱海駅に出て、16時前には、

くちこ家の面々と集合を果たしたのでした。

長くなるので、続きは次回とします

 

P.S

まる子さーん、

海峰楼も、ちらりと行きました(*^_^*)

写真撮影は気後れしてしまいました。