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安易に清水の舞台から飛び降りるが、意外に用心深い。極めて自己中心的だが、意識がない部分で情が深かったりもする。

終末期・・・医療・・・

2020年07月29日 13時11分44秒 | サメ家のこと

昨日の朝、

急に

今日、義母の面会に行こう!

って思ったんです。

くちこ的霊感

 

義母の認知症歴は、14年?

7年前、くちこの癌発覚、大手術の後、施設入所に踏み切りました。

↓特養入所時の記事

https://blog.goo.ne.jp/kazukomtng/e/8ab2681cd615799e968dcdee13105a21

 

↓4年前、米寿祝いの記事

https://blog.goo.ne.jp/kazukomtng/e/eecd2c5b9c7606ec5faa7eeab905b577

 

昨冬のインフルエンザ対策以降、ずっと面会禁止でした。

例年なら、春には面会できるようになるのに、コロナ騒ぎで、そのまま面会禁止に。

 

先日、病院から手紙が来て、

予約制で、二人まで、15分を限度に面会可にします、と。

当日の電話になりましたが、無事、予約できて、指定された時間に来院したくちサメです

※新車の初ドライブは病院

 

もうね・・・

言葉も無い

変わり果てた義母の姿がそこに。

 

これまで、何時行っても、

それなりに、

義母なりに元気だったのに。

 

二日前に、車椅子に座って食事中、

多分、出血性?の嘔吐をしてから、がっくり頭を垂れたそうで・・・

※連絡無し。

それから、突如、寝たきりで、絶食中とのこと。

普通の輸液はしているけれど、高カロリー輸液をする様子は無し。

 

ずっと、指しゃぶりをしている。

声を掛けるとチラっとこちらを見るも、

すぐにまた、恍惚とした様子に戻る。

 

主治医?と面談。

貧血です、と。

Hb  6.4 

くちこ、驚愕

10以下になったら、治療すべし。

8以下であれば、断固治療、(心臓にも負担が)

6・・・速攻、輸血を!

と言うのが、くちこのモノサシです。

 

くちこが、医師に訊いてみると、

出血性嘔吐(褐色)も以前から断続的にあり、

貧血も徐々に進んでいた、そうで・・・

※これまでの面会で、そんな報告は無かったけれど。

 

微量な出血が続いて貧血が進んだとの報告。

然り。

でもさ、貧血が酷すぎて出血傾向が出ているってこともあるよな by くちこ心の声。

 

 

検査も、治療も92歳の体には負担なので、していません、と。

血清鉄とかフェリチンとか、鉄欠乏性の貧血かどうかの検査も未だでした。

勿論、貧血も未治療・・・

 

食事は、食べていましたか? by くちこ

看護婦さーん、ご飯って食べてた? by 医師

意識レベルって、どの位だったのでしょうか? by くちこ

看護婦さーん、意識ってどうだったの? by  医師

 

面談する前に、その位把握しておけよ by くちこ心の声

 

二日前までは、よく食べ、意識も普通だったとのこと。

幻覚、幻視はあっただろうなあと思うくちこですが。

 

医療って、一言でまとめても、

病院って、一言でまとめても、

その格差がどんだけ大きいか、

先進医療担った、

例えば、第三次救急とかが世の花形だけれど、

市井は、違うということ。

そして、違うことは、決して罪では無いということ。

くちこは、くちこなりに見てきました。

 

信じられない位、低レベルだったり、

あり得ない位デタラメだったり、

それらが、旧態依然として横行していること、

それが社会なんだなあ、と。

そして、確かに、社会を支えているのも事実。

正しくなくても・・・

正義だけで社会は回らないのと同じ?

 

義母は、もう、

結婚した記憶も、

子供を産んだ記憶も無い・・・

※少なくとも表面的には。

毎日、自分の排泄物を食べるようになり、特養から精神病院へ入ったのが3年前?

 

くちこは、

言いたい事の殆どを口に出さず、

ひたすら医師の話を傾聴、拝聴・・・

最後に、それまで無言だったサメ氏が、

「お任せしますので、よろしくお願いします」と。

 

家の中の空気が重いです・・・

 

義妹に様子を報告したら、

今日、面会の予約をして家を出発したところ、

同じ患者への面会は、週に一回までだからと、断られたそうです。

はあ・・・・

 

写真が無いと寂しいので、

孫王子をon-lineで孫守りしていたら、3歳の頃遊んだプールを覚えていないと言うので、

ラインで、3歳の頃の写真を送ったんです↓

ついでに、初海水浴の写真も↓

 

   

 

東京の子供達の無事を祈りつつ・・・

今日は、ゴロゴロ暮らします。


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42 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (さいちママ)
2020-07-29 16:28:29
お気持ち察します。
うちの儀弟のことを思い出しました。
本当に病院、施設の格差ってこんなにもあるのかと思ったものです。
お世話になっている儀弟が人質のような気になり思ったこともじっと腹に収めたものです。
ここで何か言ってしまったらこの後の扱いがどうなるかとね。
サメ氏の気持ちよくわかります。
幸いうちは役所の方に様子を見てもらって他を探してもらい行った先がとても良くてほんと安心しました。
最後のところでとてもよくしてもらったのが救いです。
もっと早く移っていたらもう少し元気でいられたかなと後悔がありましたがまあ~それも運命だったのでしょね。

まあ~~~可愛いお孫ちゃんの写真に癒されますね。
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Unknown (miminga33)
2020-07-29 16:53:25
こんにちは。
お見舞いお疲れ様でした。
心の平安が保てなくて、お体もお疲れではないでしょうか。どうぞゆっくり休んでください。

病院は…本当にいろいろですよね。当たり外れもあると言うか…

わたしは高校生の時に祖母を82歳で亡くしました。最後の2年間は精神病院に入院したままでした。
母の話によれば新婚当初から既に痴呆が始まっていたようで「嫁に財布を盗られた」騒ぎはしょっちゅう起きていたとのこと。意識がクリアな時は底意地の悪い嫁いびりをしていたそうです。
痴呆がどんどん進んでも息子である父は理解できず「嘘つき」と罵って暴力を振るいました。病院に入ってからも見舞いには行きませんでした。
祖母を庇い、世話して、すべての手続きをして、病院に着替えを届け続けて自分の体まで壊したのは母です。祖母はわたしのことも何もかも忘れていましたが、母のことを「お母さん」と呼んで覚えていました。

死の知らせは突然で、具合が悪くなっていたかどうかもわかりませんでした。ベッドを抜け出さないように拘束されていたようなのですが、それを知ったのは病院に遺体を引き取りに行った時だったそうです。
40年前の田舎の話ですから、老人のための介護施設も存在せず、市役所から紹介されたのは精神病院だけでした。だから母は言いたいことをたくさん飲み込んでいたのだと思います。いまだに、わたしには話しても父には話さないエピソードが沢山あります…父は理解できないからです。
いざ人生の終末期には他人である嫁さんしか味方がいないというのは、祖母の生き方の結果だとは思いますが、母の真似はわたしにはできないと思います。あんな献身はわたしには無理です。

いろいろ思うところもあるとは思いますが、くちこさんご自身のお体を大切にして、どうぞご無理をなさらないでくださいね。
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サメ氏様のお気持ちは・・・ (お福)
2020-07-29 17:53:24
お辛いですねぇ、せつないですねぇ。
今日義母さまに面会に行こう、と思われたくちこさんに何か感じるものがありました。
虫の知らせ、とはちょっと違う何かです。
”お任せしますのでよろしくお願いします”サメ氏様のお言葉、この言葉しか言えなかったんでしょうね。
心の奥底にはまだおっしゃりたいことあったのではないかと思います。
くちこさんが医療関係にいらしたことがサメ氏さまの救いだと思います。
サメ氏さまがおかわいそうで・・・。
くちこさんもドクターの対応に、くちこさんに知識があられるだけに辛いというかくやしいというかあったでしょうね。
くちこさん、ゆっくりお休みください。

お孫ちゃん達の画像で癒されおちつきました。

返信する
今晩は (oyajisann)
2020-07-29 18:48:33
人それぞれ物差しや現在の境遇で違ってきますが・・・。
拝読していて一生・人生の最後ってどういう形が一番なんだろうって考えさせられました。
面会お疲れ様でした。
私は就活が終活でも良いなと思う今日この頃です。笑
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さいちママさん、 (くちかずこ)
2020-07-29 19:12:43
生き運って・・・
良い病院に当たる、
良い医師に当たる、
それらも込み込みかと。
義母が、ひたすら指しゃぶりをしているだけで、
苦しんでいないことが救いでした。

生きる、とは?
逝く、とは?
ぐるぐる考えた一日でした。
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miminga33さん、 (くちかずこ)
2020-07-29 19:19:41
義母も、早々に?
娘達、孫達の顔から失念したみたいです。
去年の春までは、くちサメペアのことは、解っていました。
これも、凡夫には計り知れない仏縁なのかもと思っていました。
義母が入院している病院。
社会に必要な病院だと思っています。
無検査、無治療・・・
悔しいけれど・・・
これが正しい、とも。

我が身だったら、
逝かせて欲しいから。

何が正しいのかを決める権利は無いけれど、
人の尊厳について、考えました。
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お福さん、 (くちかずこ)
2020-07-29 19:32:47
サメ氏の心情って、本当に、測れないんです。
無理。
自分の心を言葉にしない、できない、
それが、習慣に、生き方になってしまっている人なので。
厳しく育てられ、
母親に嫁を虐められ、
息子には先立たれ、
孫までもが、たったの一歳で他界。

15歳から、欠かすことなく仕送りを続け、
サメ家を支え、
真面目に働き続けた人なのですが、
色んなことを乗り越え続ける内に、
色んなことが麻痺してしまった人なのかも、と。

孫王子も、今日は、遠慮したのか、電話無しです。
いつもは、毎日、数回なのですが。
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oyajisannさん、 (くちかずこ)
2020-07-29 19:34:37
人生の最期って、自分で決められないですもんねえ・・・
寝込むのは、三日以内で逝きたいと思っているのですが。
そして、必ず、子供より先に逝きたい、と。
まあ、考えても栓無き事、
今を大事にします。
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切ないわ (おばさん)
2020-07-29 21:31:18
人の一生は誰にも決められない
自分のことなのに、自分で決められない
ああ なんと世の中は無常でしょう。
医師の態度は私には不満です。
お二人とも言えず言葉を飲んでしまった・・・
それでよかったのかしら?
くちこ様はプロですから、間違った判断では
なかったと思いますが、切なさが伝わります。
お二人ともお疲れが出ませんように。
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Unknown (かずちゃん)
2020-07-29 21:48:57
人生の終わりは本当に人それぞれ
子供としては自分の親にどうか苦しまずに逝ってほしいとのぞむはず

サメ氏のお母様はまだまだそんな状況ではないのでしょうけれど、なおさらそういう姿を見るのはつらいだろうと・・・

お福さんへのコメントを読んで、サメ氏の人生を思うと、切なくなります

今の医療のあり方には疑問がいっぱいです
先日の安楽死の問題しかり、それぞれの病院による格差、思ってはいても患者という立場は時として弱く、言いたいことも言えない場合もたくさんありますね
病院との相性もその人の運の一つなのかもしれません
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