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さんぽかいさんかいめに

2012年12月10日 | Weblog
 12月 10日

 今年3回目の散歩会その2。

 昨日のカキコ、新宿歴史博物館からの続き。
 新宿通りの両側にある路地を右に左に曲がって、アタイ
なんか今どこ? っていう感じになりました。

 そんなふうにして歩いていると、住宅街の一角に寺が
見えてきたんですよ。それが西念寺でした。



 この寺があったあたりには、伊賀衆(忍者で有名)の
組屋敷があったんだそうです。

 徳川家康の信が厚かった服部半蔵(半蔵は戦での功績が
あったため、槍一本(新宿区有形文化財)をもらい、また
伊賀衆を預けられたんだそうです。
 
 んであるとき、信長の要求により、家康が長男(信康)を
切腹させる。ということになって、半蔵は介錯をすることが
できなくって・・・
 というようことについては、いろいろな歴史書物や軍記物
に書かれているので、詳しく知りたい人はそちらでね。

 つうことで、信康の菩提を弔うために半蔵が建てた寺が西念寺
なんだってさ。
 今でも皇居に半蔵門があって、そこから新宿通りが伸びて
いますが、半蔵門から四谷あたりまでを守っていたのが、伊賀
衆ということなんだね。

 そいでね。この寺は半蔵の菩提寺になっていて、家康から
褒美として貰った槍が保存してあります。
 現在、槍の長さは258Cm、重さは7.5Kgだそうですが、
槍の先が折れたり、手元が焼けたりしていて、60Cmぐらい
短くなっているそうです。


   服部半蔵の墓




   槍 見ずらいけれど先


   槍 手元


 西念寺からチョイと歩くと愛染院があります。ここには内藤
新宿開設のため、私財を投じた高松喜六(浅草の名主)の墓などが
あります。

 愛染院から須賀神社(三十六歌仙の絵)を通って於岩稲荷へ。
例の四谷怪談お岩さんを祀ってあるんですねぇ。
 でもあれは鶴屋南北が作った物語ですからね。


   


 そいで、この神社には四谷怪談を上演する前や映画を製作する
前に、役者や関係者がお参りに来るんだそうですねぇ。(お参り
しないと たたり がぁ・・・)

 てなことで、石の柵に こんな名前が彫ってありました。
寄進したんでしょ。



 歌舞伎座、明治座です。この左側には新橋演舞場もありましたよ。

 また歩いて四谷大木戸跡、玉川上水記念碑、三遊亭圓朝(有名な
落語家)の住居跡である花園公園へ。






 最後は四ツ谷三丁目まで戻って 消防博物館でした。


   係りの人に事前説明してもらいました。

 この博物館はそれなりの大きさで、見ごたえがありましたよぉ。
地下には古い(歴史物の)消防車が並んでいましたよ。
 3階は現代の消防活動(空、海、陸)の様子。
 4階は明治から昭和までの変遷
 5階は江戸時代の火消し








   江戸の町火消し纏い
 
 実物のヘリコプターや車輛に乗ってみたり、映像を観たりも
できますしねぇ。

 「また来年、元気に会いましょう。」ということで、16時半に
解散となりました。おわり
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