12月 22日
考えたことがありますか、自動車からの緊急脱出。
こないだの中央道天井板落下事故、震災などなど、
天災や貰い事故で車に閉じ込められたり、運転手の
ミスにより、川や海に転落したりした事故も年に何度か
ニュースになったりしていますよね。
アタイもそうですが、「自分だけは大丈夫。災難は
他人に降りかかるものだ。」って思っていますよね?
でも、事故の当事者は全員がそう思って車に乗って
いて、ツアーバスが半分になったり、高速道路から落下
したり横転したり、雪道で滑って湖に落ちたりしてるん
ですよねぇ。
そこで、何かのトラブルで車のドアが開かなくなった
とき、さてどうやって脱出するか。ですよ。
他人ごとではありませんよぉ。「想定外はありえません!」
だね。
んで、置いておく場所をとらなくて、それなりに安く
購入できるものとして「自動車用緊急脱出ハンマー」って
いうのがありますよね。(トンカチの形をしていて、
先端が尖がった硬質金属になっています。それにシート
ベルトを切るカッターが付いています。だいたいはね)
そこで、国民生活センターが商品テストをしたんですよ。
そうしたら、商品の中には「ウインドーガラスをたたいた
ときの衝撃により、金属ヘッドを支えるプラスチックが
破損や変形することがあり、ウインドーガラスをたたい
ても割ることができないものがあることがわかった。」
つまり、欠陥とまではいえないかもしれないが、問題の
ある商品が見つかった。ってことです。
といっても、こういう商品(緊急脱出)を使う機会が
多いわけがないので、「2012年11月末現在、国民生活
センターには自動車用緊急脱出ハンマーに関する事故事例は
寄せられていない。」ということです。
そいで、問題があると指摘されたメーカーでは
以下のコメントを発表しています。(商品名以外は
原文のママです)
日頃より、弊社商品に格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し
上げます。
<この度、弊社商品「緊急脱出用ハンマー ○○・○○」の
性能試験を国民生活センターで実施したところ、叩く角度等の
ご使用方法によっては本来の機能を発揮しないものがあることが
判明致しました。シートベルトカッターにつきましては問題なく
機能を発揮することが確認されています。
弊社では入荷時に毎回自社試験を行い、これまでに不具合の
発生の事実はありません。また、事故等の発生の報告は受けて
おりません。今回の国民生活センターの試験結果を受け、改めて
自社試験及び、公的機関立ち会いのもとでの試験を行いましたが、
いずれの試験におきましても、パッケージに記載の使用方法通りに
叩く(自動車用窓ガラスに対して金属ヘッド先端部が垂直に当たる
ように勢いよく叩く)事により、商品が破損する事なく自動車用
窓ガラスが割れ、本来の機能が発揮されている事を確認しており
ます。シートベルトカッターにつきましても問題なく機能を発揮
されています。
しかしながら、より容易に且つ確実に機能を発揮し、お客様から
ご安心頂く為に、自主的に改良を行うことと致しました。また、
その旨を国土交通省に報告致しました。
もし、お手元に対象商品がございましたら、誠にお手数では
ございますが、下記のお問い合わせ先までご連絡頂けますよう
お願い申し上げます。改良品と交換させて頂きます。
お客様には大変ご心配をお掛けすることになり、深くお詫び申し
上げます。
今後は、より一層の品質管理に努めて参りますので皆様のご理解、
ご協力の程をお願い申し上げます。>
ということで、この会社は自主回収・交換することにした
んですが、ふんとにこういう文章を作る人には感心してしまい
ますよね。(役人が作る公文書には負けてるけどね (^^ゞ )
「記載の使用方法通りに叩く」
そうすれば確実に自動車ガラスが割れる。ってことだそうですが、
この商品を買って、説明書を読んで、使用方法通りに「自分の車の
ガラスを試し割り」する人がいますかねぇ? (笑)
または、車が水中に沈んでゆくときや、多重事故で車体が破損
してドアが開かなくなって、おまけに火災が発生したときなどに、
パッケージの使用方法をチャンと読んでからハンマーを使用する
人がいますかねぇ? (^_^;)
パニックになっている人が、自動車の窓ガラスを割るとき、
使用方法を間違えても割れる。それが「緊急脱出用ハンマー」
でしょ?
チョイと叩く角度が違ったら、ハンマーのほうが破損して
しまうのは いかがなものか??? ですよ。
あ、今回取り上げた商品については、改良されていますよ。
もし、こういう商品を購入した人、購入しようとしている人は
それこそ「命がけ」だもの、チョイと調べてからのほうがいい
よね。
考えたことがありますか、自動車からの緊急脱出。
こないだの中央道天井板落下事故、震災などなど、
天災や貰い事故で車に閉じ込められたり、運転手の
ミスにより、川や海に転落したりした事故も年に何度か
ニュースになったりしていますよね。
アタイもそうですが、「自分だけは大丈夫。災難は
他人に降りかかるものだ。」って思っていますよね?
でも、事故の当事者は全員がそう思って車に乗って
いて、ツアーバスが半分になったり、高速道路から落下
したり横転したり、雪道で滑って湖に落ちたりしてるん
ですよねぇ。
そこで、何かのトラブルで車のドアが開かなくなった
とき、さてどうやって脱出するか。ですよ。
他人ごとではありませんよぉ。「想定外はありえません!」
だね。
んで、置いておく場所をとらなくて、それなりに安く
購入できるものとして「自動車用緊急脱出ハンマー」って
いうのがありますよね。(トンカチの形をしていて、
先端が尖がった硬質金属になっています。それにシート
ベルトを切るカッターが付いています。だいたいはね)
そこで、国民生活センターが商品テストをしたんですよ。
そうしたら、商品の中には「ウインドーガラスをたたいた
ときの衝撃により、金属ヘッドを支えるプラスチックが
破損や変形することがあり、ウインドーガラスをたたい
ても割ることができないものがあることがわかった。」
つまり、欠陥とまではいえないかもしれないが、問題の
ある商品が見つかった。ってことです。
といっても、こういう商品(緊急脱出)を使う機会が
多いわけがないので、「2012年11月末現在、国民生活
センターには自動車用緊急脱出ハンマーに関する事故事例は
寄せられていない。」ということです。
そいで、問題があると指摘されたメーカーでは
以下のコメントを発表しています。(商品名以外は
原文のママです)
日頃より、弊社商品に格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し
上げます。
<この度、弊社商品「緊急脱出用ハンマー ○○・○○」の
性能試験を国民生活センターで実施したところ、叩く角度等の
ご使用方法によっては本来の機能を発揮しないものがあることが
判明致しました。シートベルトカッターにつきましては問題なく
機能を発揮することが確認されています。
弊社では入荷時に毎回自社試験を行い、これまでに不具合の
発生の事実はありません。また、事故等の発生の報告は受けて
おりません。今回の国民生活センターの試験結果を受け、改めて
自社試験及び、公的機関立ち会いのもとでの試験を行いましたが、
いずれの試験におきましても、パッケージに記載の使用方法通りに
叩く(自動車用窓ガラスに対して金属ヘッド先端部が垂直に当たる
ように勢いよく叩く)事により、商品が破損する事なく自動車用
窓ガラスが割れ、本来の機能が発揮されている事を確認しており
ます。シートベルトカッターにつきましても問題なく機能を発揮
されています。
しかしながら、より容易に且つ確実に機能を発揮し、お客様から
ご安心頂く為に、自主的に改良を行うことと致しました。また、
その旨を国土交通省に報告致しました。
もし、お手元に対象商品がございましたら、誠にお手数では
ございますが、下記のお問い合わせ先までご連絡頂けますよう
お願い申し上げます。改良品と交換させて頂きます。
お客様には大変ご心配をお掛けすることになり、深くお詫び申し
上げます。
今後は、より一層の品質管理に努めて参りますので皆様のご理解、
ご協力の程をお願い申し上げます。>
ということで、この会社は自主回収・交換することにした
んですが、ふんとにこういう文章を作る人には感心してしまい
ますよね。(役人が作る公文書には負けてるけどね (^^ゞ )
「記載の使用方法通りに叩く」
そうすれば確実に自動車ガラスが割れる。ってことだそうですが、
この商品を買って、説明書を読んで、使用方法通りに「自分の車の
ガラスを試し割り」する人がいますかねぇ? (笑)
または、車が水中に沈んでゆくときや、多重事故で車体が破損
してドアが開かなくなって、おまけに火災が発生したときなどに、
パッケージの使用方法をチャンと読んでからハンマーを使用する
人がいますかねぇ? (^_^;)
パニックになっている人が、自動車の窓ガラスを割るとき、
使用方法を間違えても割れる。それが「緊急脱出用ハンマー」
でしょ?
チョイと叩く角度が違ったら、ハンマーのほうが破損して
しまうのは いかがなものか??? ですよ。
あ、今回取り上げた商品については、改良されていますよ。
もし、こういう商品を購入した人、購入しようとしている人は
それこそ「命がけ」だもの、チョイと調べてからのほうがいい
よね。