1月 20日
太田記念美術館でした。
原宿駅から路地を歩いて5分ぐらいのところに
あるんですよ。今月は「富士山の浮世絵」という
企画です。(26日まで)
英会話の先生が、「小さな美術館だけれど、浮世絵
専門で、貴重な作品も多いから、観てくれば。」
だったので、ドレドレそれでは一度行ってみるか。
でした。
では、どんな経緯で造られた美術館なのかを、簡単に
カキコすると。
太田清蔵(5代)が外国視察(なんだか、新婚旅行を
兼ねた遊学のようなものじゃなかったのかな?)した
とき、各地(各国)の美術館などに、質の良い浮世絵が
展示してあったんだそうです。
それを見て、”日本の文化が・・・”ということで、
個人的に蒐集した作品が12,000点ぐらいになった
んだそうです。
その浮世絵は非公開だったんですが、太田清蔵が亡く
なって、せっかくだから一般開放しましょ。ということで、
1980年に記念美術館としてオープンしたんだってさ。
この太田さんは鴻池財閥の流れの人で、東邦生命などの
社長や会長を歴任しています。
こういう人がいる(いた)からこそ、美術品や芸術品が
後世に残るんだよね。
金儲けが目的で売買すると、結局散逸してしまうもの。
展示は1Fと2Fで100点ぐらいあったんじゃない
でしょか?(もっと少なかったかも?)
今回展示してある作品の質はあまり良くなかったです。
鮮明度が低い(刷りがつぶれている)ものが多くありま
した。
しかし、質の良い作品が多いことで知られている美術館
ですから、ほんとうは出来の良い物がたくさんあるんだ
ろうね。(またいつか観賞に行ってみます)
先週の江戸東京博物館の展示作品と重なっているものも
数枚ありましたが、殆どは違う作品が並んでいました。
ほれ、浮世絵ですから、何枚も刷ることができるので、
同じ絵柄が世界中にあるんだよね。(ただし、質はバラバラ)
日本の山といえば富士山。何人もの浮世絵師が富士を題材に
した作品を描いているし、シリーズ物を出していますよね。
代表的なものだと、葛飾北斎の『冨嶽三十六景 』とかね。
北斎は「奇をてらった」というような作品が多いんですが、
広重は「見たままではないが、少しだけ手を入れた」てな
感じです。
んで、富士が主題となっている作品と、美人画のバックに
添えられているような富士では、やはり彫りが違います。
同じようなことが他のことでもあって、人物の顔が「への
へのもへじ」みたいだったり、船が簡単な線だけだったりね。
やっつけ仕事も多かったんじゃないかねぇ。浮世絵作者
だけのことではなくって、彫り師が忙しときは、細かい部分の
手を抜いたりしていたと思いますよ。
1時間ほどで観終わったので、地階にあった売店へ。
美術館の併設売店って、常設展示作品や特別展などの関連
商品を販売してますよね。写真集だったり小物だったり。
ところが、ここの売店は手ぬぐいや風呂敷、ぐい飲みや財布
など、浮世絵とは関係のない品物が並んでいたんです。
アタイはこんな物を買ってきました。

かわいい馬のこけし(こういうのもこけしというのか、人形と
いうのかわかりませんが)です。干支の土鈴や人形もあったの
ですが、コレにしました。
店員さんが「こちらにも在庫があります。手作りなので、微妙に
顔や木目が違うので、比べてみてください。」
ってことで、5つあった中から顔のバランスが良かったコレに
しました。
買ってから気が付いたんですが、ある風呂敷販売のチェーン店
でしたね。
原宿の人波に疲れたときには、チョイと路地に入ってみては
いかがでしょ?浮世絵が心をホッコリさせてくれますよ。
太田記念美術館でした。
原宿駅から路地を歩いて5分ぐらいのところに
あるんですよ。今月は「富士山の浮世絵」という
企画です。(26日まで)
英会話の先生が、「小さな美術館だけれど、浮世絵
専門で、貴重な作品も多いから、観てくれば。」
だったので、ドレドレそれでは一度行ってみるか。
でした。
では、どんな経緯で造られた美術館なのかを、簡単に
カキコすると。
太田清蔵(5代)が外国視察(なんだか、新婚旅行を
兼ねた遊学のようなものじゃなかったのかな?)した
とき、各地(各国)の美術館などに、質の良い浮世絵が
展示してあったんだそうです。
それを見て、”日本の文化が・・・”ということで、
個人的に蒐集した作品が12,000点ぐらいになった
んだそうです。
その浮世絵は非公開だったんですが、太田清蔵が亡く
なって、せっかくだから一般開放しましょ。ということで、
1980年に記念美術館としてオープンしたんだってさ。
この太田さんは鴻池財閥の流れの人で、東邦生命などの
社長や会長を歴任しています。
こういう人がいる(いた)からこそ、美術品や芸術品が
後世に残るんだよね。
金儲けが目的で売買すると、結局散逸してしまうもの。
展示は1Fと2Fで100点ぐらいあったんじゃない
でしょか?(もっと少なかったかも?)
今回展示してある作品の質はあまり良くなかったです。
鮮明度が低い(刷りがつぶれている)ものが多くありま
した。
しかし、質の良い作品が多いことで知られている美術館
ですから、ほんとうは出来の良い物がたくさんあるんだ
ろうね。(またいつか観賞に行ってみます)
先週の江戸東京博物館の展示作品と重なっているものも
数枚ありましたが、殆どは違う作品が並んでいました。
ほれ、浮世絵ですから、何枚も刷ることができるので、
同じ絵柄が世界中にあるんだよね。(ただし、質はバラバラ)
日本の山といえば富士山。何人もの浮世絵師が富士を題材に
した作品を描いているし、シリーズ物を出していますよね。
代表的なものだと、葛飾北斎の『冨嶽三十六景 』とかね。
北斎は「奇をてらった」というような作品が多いんですが、
広重は「見たままではないが、少しだけ手を入れた」てな
感じです。
んで、富士が主題となっている作品と、美人画のバックに
添えられているような富士では、やはり彫りが違います。
同じようなことが他のことでもあって、人物の顔が「への
へのもへじ」みたいだったり、船が簡単な線だけだったりね。
やっつけ仕事も多かったんじゃないかねぇ。浮世絵作者
だけのことではなくって、彫り師が忙しときは、細かい部分の
手を抜いたりしていたと思いますよ。
1時間ほどで観終わったので、地階にあった売店へ。
美術館の併設売店って、常設展示作品や特別展などの関連
商品を販売してますよね。写真集だったり小物だったり。
ところが、ここの売店は手ぬぐいや風呂敷、ぐい飲みや財布
など、浮世絵とは関係のない品物が並んでいたんです。
アタイはこんな物を買ってきました。

かわいい馬のこけし(こういうのもこけしというのか、人形と
いうのかわかりませんが)です。干支の土鈴や人形もあったの
ですが、コレにしました。
店員さんが「こちらにも在庫があります。手作りなので、微妙に
顔や木目が違うので、比べてみてください。」
ってことで、5つあった中から顔のバランスが良かったコレに
しました。
買ってから気が付いたんですが、ある風呂敷販売のチェーン店
でしたね。
原宿の人波に疲れたときには、チョイと路地に入ってみては
いかがでしょ?浮世絵が心をホッコリさせてくれますよ。