たまおのページ

遊びと旅のページ。
他にも「ボヤキ、グチ、ネタミ、ソネミ、イヤミ」などなど(^O^)/

きゅうめいこーしゅーいち

2014年01月22日 | Weblog
 1月 22日

 会社で救命講習会でした。その1

 数年に一度の講習会です。参加予定の同僚が現場仕事の
ために参加できなくなり、アタイが代理でした。
 アタイ、5~6年前に、何かの資格取得かなんかのとき、
受講したんですが、指導はインストラクターでしたね。
 今回は消防署にお願いして、救急隊員に来てもらいま
した。(アタイがお願いしたわけではないんだけどね)
 DVDを参考にしながら、全員が実習体験しましたよ。

 まずは基礎から。
 応急手当というのは、病院へ行く(医師が診察する)
までに、家庭や職場でできる手当のことです。

 応急手当の中で、心肺停止や喉に餅などの異物を詰ま
らせた、ケガで大量出血、プールや川・海で溺れた。など、
生命に危険があるようなとき、そばに居合わせた人ができる
手当のことを救命処置といいます。

 今回、主に実習したのは「一次救命処置」で、心肺蘇生
とAEDを使用した救命でした。
 まずは「胸骨圧迫」です。いわゆる心臓マッサージ
を行いました。

 これはチョコッと教えてもらえれば、誰でもできるん
ですよ。心肺停止の人の胸を掌で強く押すんです。
 1分間に100回程度ですから、呼吸よりも多い回数
ですよ。
 押す場所は胸の中心(女性でいえば「胸の谷間」です。
鳩尾から5cmぐらい上(頭のほう)を強く押して、
大人なら胸が5cmぐらいは凹むほども押すんです。
 心臓の上ではない。間違えないでね。

 応急処置を行って、その人が万が一ケガしたり、死ん
だとしても、罪に問われることはありませんから、もし
骨が折れても気にしないでそのまま蘇生するまで継続
します。(処置をするために物的損害衣服とかアクセ
サリーなどの小物が壊れても弁償しなくていいんです。
処置に邪魔なものは排除ですね)

 脳は、心臓が止まると15秒以内に意識がなくなり、
そのまま3~4分ほど経過すると回復困難になるんだ
そうですよ。(心臓が動くようになっても、脳死の
状態)

 心肺停止(呼吸停止)などで、何も手当をしないと、
助かる確率は2分で25%。5分で15%。10分で
10%、15分だと2%ぐらいです。

 ところが心肺蘇生などの応急処置をすると、2分で
50%。5分で35%。10分で20%、15分でも
15%ぐらいです。

 応急処置をすれば、生存率が倍になりますね。という
ことで、応急処置が大事だということが分かりますよね。
 なお、119番通報してから救急隊員が到着するまで、
だいたい7~8分ほどだそうです。

 胸部圧迫の実習、力の弱い女性は胸を圧迫できません
でした。(ちなみに、力の強い女性もいたんですが、
力の強弱よりも、コツが分かれば長時間やっても疲れ
ませんね)
 2分間やって、次の人に交代。それを繰り返して
いきます。 基本の第一弾。

 次は人口呼吸。これは気道を確保して、息を吹き込み
ます。皆さんもよくご存じの「マウストゥーマウス」で
すね。上手く息を吹き込むと、人形の胸が膨らみます。
 これが基本の第二弾。

 次はAEDです。 
 AEDは世界中で同一規格だということで、動作させ
るまでの手順は同じだそうです。(AEDが説明する
言葉は、その国の言語だけどね)
 AEDはふんとに簡単なので、講師の救急隊員が
一度操作して終わり。
 これが基本の第三弾。ここで休憩となったところで
明日へつづく。
コメント