たまおのページ

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ものうりきました

2016年10月11日 | Weblog
 10月 11日

 家にいると、いろいろな物売りの人がくる。

 物売りというか押し売りだったりアブナイ凍死話だったり。
訂正 投資話だったり。
 とにかくいろいろ来ますよね。

 一番多いのが何かの勧誘。「電話回線やインターネットが
安くなる」、「壁の塗装や屋根の修理を、この地域に限り
安く提供している」「ネズミを見た。駆除したほうがいい」
 アタイ、こういう人たちには時間の許す限りお相手します。
<必要もないし、ムダじゃない>って思う人のほうが多いで
しょうが、アタイは好きですねぇ。こういう時間つぶし。

 んでも、かわいそうですよ。コッチが真剣に聞いている
ので、相手は<おっ、これは脈があるぞ>って考えてるんで
しょうが、30分以上もセールストークを連発したのに、
最期は「ウチはいらない」とアタイのセリフでちゃんちゃん。
だもの。(^_^;)

 んで本題。
 こないだ、玄関ドアを開けたら、その先にいたのは両手で
箱を抱えた20代のおねぇさん。
 アタイが「あっ・・・」って顔をしたら
 「こんにちは。ちょうどおじゃましようと思ってたんですが、
マッチはいかがですか?」
 
 すんません。凍死話から、マッチ売りの少女を思い出した
だけです。本当は以下のようなかんじです。
 「えっ、なに?」
 「柏の八百屋でぇす。果物の販売に来ましたぁ」
 「両手で持ってる箱は果物なの?」
 「そうでぇす。美味しくて甘い巨峰と、もぎたての柿です」
 「柏で採れたブドウとカキなの?」
 「いいえ、巨峰は〇〇県産で柿は△△からのものです。東京の
太田市場で特に選んで買ってきたものです」
 「ってことは、太田で仕入れて、柏の八百屋さんへ運んで、
そいからココで売ってるの?それなら太田市場から直接のほうが
新鮮だし安くなるんじゃないの?」 (おねぇさんも苦笑)

 「この巨峰は全国品評会で優秀な成績だったんですよぉ」
 「で、いくら?」
 「なんと、これだけ大きな房ですから、4500円です!」
 「高いなぁ。我が家では買えないよ」
 「ですね。たしかに高いです。じゃぁこの柿はどうですか
1箱で2500円です」
 「これまた高いねぇ」
 「ホントに甘い柿ですから、食べてみて気に入らなければ
返品や交換もしてますよ」
 「アタイは甘くなくてもいいんだよ。硬ければ」
 「硬いです」

 こんなやりとりの途中から、アタイの後ろに我が家のご主人。
 「アタイはなんでも硬いものが好きなんだよ。我が家の
ご主人は渋柿の渋抜きが好きなんだけどね」
 「奥さんは渋柿が好きなんですね」
 「渋柿が好きな人はまずいないと思うな。渋柿の渋抜きが
好きなんだよね」ってアタイ。
 
 「では、4個で1000円でどうですか?」
 ちょうど近くに渋抜き柿があったので「ねぇねぇ。その
渋抜き柿はいくらだった?」ってアタイがご主人に聞くと。
 「4個で400円よ。つまり1個100円ね」
 「そっちの柿は1個だと250円だよぉ。ちょち手が出ない
なぁ」
 「そうですかぁ。また次の機会にお願いします」
 「んだね。たいへんだねぇ。重い果物を持って回るのは」
 「まだ夏よりはいいですよ。暑いときよりは」

 で、玄関ドアを閉めてから。
 「あの子面白いわよね。ハキハキしているし」ってご主人。
 「知ってるの?」
 「こないだ、近所で出会って、私も果物を勧められたのよ。
買わなかったけど、いろいろ話をしたわよ」
 <かわいそうだなぁ。アタイだけじゃなくって、ご主人と
同じようなことしてたんだぁ>って思いました。(^^)/
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