1月 2日
目はものを言う。
「目は口ほどに・・・」とか「色目をつかう」「目じから」「目は心の鏡」と
いうような慣用句とかことわざがたくさんありますよね。
目の動きで相手が考えていることが分かります。
で、こないだTV番組でやってましたね。目のこと。
どこを見ているかわかるように、人間には白目がある。他の動物には無い。
弱肉強食である自然界では敵(または獲物)に自分の動きがわかるとマズイ
ので、視線がドッチを向いているかわからないように白目が無いんですよ。
人間は進化の過程で、他の動物に動きを読まれるよりも、仲間で意思疎通が
できることを優先した。
そうですよね、声を出さなくても目の動きで相手が何を考えているのかが
分かる。って、生き残るうえでは大切な武器になります。
そいから、人(個人)ごとに色の見え方が違う。これはアタイも知っていま
した。同じ色(たとえば赤)を見ていても、それは自分が見えている赤であり
他人には違う色に見えている。(自分はその色を赤だとして覚えている)
この違いがあることによって野生の中では弱いはずの人間が生き残ってきた
一つの理由になるそうです。(人間の戦略ですね)
色がハッキリ見えると果物などが熟れているかどうか、遠くの赤や黄色を
見分けることができる。
逆に白黒のように見える人の場合はカモフラージュして隠れている動物が
クッキリ見える。
集団で生活している人類の中に、色の見え方が違う人がいることにより、
助け合って生き延びてきた。なるほどぉ。ガッテン!
で、別の話。
らふかでお・はぁん の本を読んでいます。
いろいろな作品がありますが、日本の習慣とか日本人の性格などについて
彼の考えが素直に書いてあります。
ある作品の中に、日本人は口の動き(感情表現として)が西欧とは違う。
日本を訪れた外国人は誤解をしないように。というようなことが書かれていま
した。
どう違うかというと、いつも笑っている。怒られても失敗しても笑ってい
る。家族が死んでも笑っている。不気味な民族に見えたんでしょうね。
感情表現として目の動き(口に比べると動きが少ない)を重視する日本人
です。
これはね。西欧だけではなく、東南アジア(東アジア)以外だと、感情を
伝えあうのは目よりも口なんだそうです。日本では当然ですが、口より目です
よね。
はぁん、それに気が付かなかったようです。日本人はいつも笑っている。と
思ったのは口元しか見ていなかったんでしょうね。
「顔は笑っているが、目が笑っていない」というのはアジア系以外の国では
わからない。
元に戻ってTV番組で、日本とアメリカでは絵文字が違う。というのもやっ
ていました。
(^-^)これ日本の笑い顔。アメリカはコレ :-) (英語は横書きなので、こう
書くんだそうです。だもんだから90度右にまわしてみると笑顔に見えるね)
日本の顔文字だと口がありません。(または横棒だけ)
アメリカだと目は点だけで、動くのは口です。
英国の上流階級(指導的立場の人)は感情を顔に出さないよう訓練されて
くるんだそうですが、アタイはすぐに感情が顔に出てしまいますね。やっぱ
上流階級じゃないなぁ。(^^)/