1月 22日
飛沫が飛ぶ。
「飛沫」。っていうんだから飛ぶのは当たり前なんですがね。(笑)
こないだ、歌仲間のナベちゃんが。
「ある人たちがやった歌の催しに行ったのよ。そしたら照明の当たり具合で
ものすごく飛沫が見えたの」
「そうそう。そうだよね。アタイなんかでも第九合唱で歌っているとき、
自分の飛沫が飛んでいくのが見えるもの。第九合唱なんて100人以上だか
ら、どれだけ飛び交っているか」(笑)
「もう霧か霞のようにパァーっと広がって、落ちていく」
「すぐには落ちないで数メートル先まで飛んでいく」
「ふんとに第九のときなんて、最後列でヨカッタ。って思うよ」
「私は前列のほうばかりだわ」
やっぱ歌は「飛ばなきゃ!」(この「飛ぶ」というのは楽屋噺のようなもの
です。わかる人は分かる)
話はかわって、ウレタンマスクがやり玉に上がっていますねぇ。
コンピューターでシュミレーションしたらウレタンマスクは飛沫防止効果が
低いということでね。
アタイ、一般的なウレタンマスクをしたことが無いんですが、飛沫を防ぐ
のは弱い。っていうのは知っていましたよ。
「不織布マスクは息が詰まりそうになるわ」
「ウレタンマスクにしなさいよ。楽よ」
てな会話をよく聞いていました。
不織布や布より見た目(ファッション性)が良いので、若者はウレタンが
多いように感じてます。
呼吸が楽、通気性が良い=飛沫防止効果が低い。ってことだもの。
多人数が集まる場所ではウレタンや布ではなく、強制的に不織布にするよう
になったというか、不織布以外は入室禁止とかの措置を取り始めたところが
出てきた。
アベノマスクは何だったの?って改めて思います。
何百億円も使って布マスクを配布(しかしこれもお粗末で、巷に不織布マス
クが出てきてから配布完了)。
しかし、いつでもどこでも不織布マスクをしなさい。ということではありま
せん。ウレタンや布にも使い道があります。
屋外(野外)で人の密度が低いとき、家族だけでいるときなどはエチケット
程度のつもりで、ウレタンでもかまわないでしょね。
そして不織布マスクならどんなんでもいい。というワケでもありません。
買うときは家庭用マスクとしての性能数値(基準)があるので、それが高い
製品を選ぶとリスクが低くなりますね。
たとえば
・花粉(30㎛ 以上の粒子)を通さない。
・BFE(バクテリア =約3㎛の大きさ。をろ過する効率)
・VFE(ウィルス=約1.7㎛の大きさ。をろ過する効率) 。
・PM2.5はPFE(微粒子=約0.1㎛をろ過する効率)。
*どれも100%ではないので、不織布マスクを着用していれば安全と
いうことではありません。(リスクを下げる)
ということで、これらの数値が製品の箱や包装に記載されていますので、
それを確認してください。(値段やフィット性、だけではなく性能もですよ)
アタイ、貰った〇〇クロのマスクを使うことがあります。包装に記載されて
いる素材や性能は
素材:ナイロン90%、ポリウレタン10%(本体部分)
性能:初期値はBFE、花粉ともに99%カット。
20回の洗濯後は BFE95% 花粉は93%だそうです。
なお、VFEについての記載はありませんでした。
そいから、「全国マスク工業会」という団体があるので、そのマークが
入っている製品を使えば、より安心して使えますね。(^^)/