8月 1日
下駄。自宅には無い。普段は履かない。
昨日のつづき。のような話。
こないだのエキストラは江戸時代の古本屋。というか道端で古本を売る。
衣装は縞の着物(和服)に下駄でした。着物は裾がまとわりついて歩きにく
い。ズボンのように大股では歩けない。下駄はいいですよぉ。夏でも足が蒸れ
ない。(笑)
子どもたちだけではなく、大人でも何人かは「鼻緒ずれ」になって、痛そう
でした。下駄とか草履を履くことが殆ど無いですからねぇ。
アタイ、午前中はなんともなかったんですが、午後遅くなってきたら足裏が
じわぁんと痛くなってきましたよ。鼻緒ずれではないんだけど、下駄は靴の
ように底の弾力が無いから、歩いたときの衝撃がそのまま跳ね返ってくるん
ですよ。(面の皮と同じで足の皮膚も厚くなったのか、下駄の履き方を覚えて
いたこともあるのか、とにかく鼻緒ずれにはならなかった)
とにかく暑い日でした。熱いと表現したほうがいいぐらいに高温。このとき
は古本屋なので歩かなくてもよかったので、少しだけ楽でした。
買い物や遊びに行く人、大八車の車力は荷物を積んで、百姓とかは野菜を
入れたカゴを背負って草鞋(わらじ)で炎天下を歩いていましたからねぇ。
汗だく。待機しているときにスタッフさんがお茶と塩分補給タブレットを
配ってくれます。たくさん水分を摂っているのに、みんなトイレにはあまり
行きません。殆ど汗として流れ出しちゃうんだよね。人によっては背中が汗で
黒くなっていましたもの。
アタイは長袖に足首まである着物だったので、それほどでもなかったけれど
手足を出している役の人たち、それにスタッフさんたちも日焼け対策をして
いない人たちは顔や手足が真っ赤でしたね。(以前にどこか別の現場で会った
ことのあるスタッフさん。元気に働いていました)
そんな暑い日でも俳優さんは涼しそうな顔をしていましたよ。さすがは
役者さんですねぇ。(^^)/