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くすりがたりない

2023年10月20日 | Weblog
 10月 20日

 薬が足りない。

 だそうですよ。全ての薬というわけではないんでしょうが、咳止めとか解熱
などの薬が不足しているそうです。(これ以外でも慢性的に多くの薬が不足
ぎみ)
 構造的なものがあるんでしょうかねぇ?どの業種もそうでしょうが、在庫を
減らしてコストを下げる。そうするとなにかの原因で需要が増えると在庫は
少ないし、急に増産はできないので、品物が足らなくなる。
 コロナが終息したわけじゃないし、インフルエンザも流行しているし、咳
止め薬の需要が増加ですね。

 んで、ジェネリック薬品を製造している会社が品質を誤魔化していたり、
生産トラブルがあったりして、薬の製造量が減っていることも原因の一つみた
いです。
 薬価が決められている薬が1万7千品目ぐらいあるそうですが、そのうちの
4千品目近くが限定出荷や供給中止になっているようです。(6月時点)

 ジェネリック(後発薬)をご存知の方が多いかと思うのですが、簡単に書く
と、特許が切れた薬を先発薬と同じ成分で製造している。そうすると特許料を
払わなくてもいいので、製造費用が安くなる。
 そういう薬なんですが、同じ成分の薬をいくつかの会社で作ったりしている
ので、会社ごとで微妙に効き具合が違ったりすることもあるそうです。(もち
ろん使う側の個人差もある)

 そいでも、ジェネリック薬の使用割合が80%程度までにもなっています。
使用割合というのは、薬に先発薬と後発薬がある場合、どちらを選んだのか
という率です。国の施策として後発薬を処方(使う)ように指導したりして
いますし、患者も医療費は高いから、薬価が安いほうを選びますよね。

 なにか病気で医者にかかったとき、薬を処方されたのなら、「この薬は不足
していませんか?」とか「薬局ですぐに手に入りますか?」と、確認したほう
がいいみたいですよ。
 というのは、複数の薬が1枚の処方箋に記載されている場合、それらの薬を
同時に出すことになっていて、薬局に在庫のある薬だけをもらって、在庫の
無い薬は別の薬局で買う。てなことはできないんです。
 以前に薬局で働いていた人に聞いたんですが、そういう場合は医者に連絡
して、処方を書き直してもらう。(そういう親切な薬局もある)

 病気にならないほうがいいし、医者にかかりたくはないんですが、薬が無い
のも困りますね。(^^)/
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