10月 20日
薬が足りない。
だそうですよ。全ての薬というわけではないんでしょうが、咳止めとか解熱
などの薬が不足しているそうです。(これ以外でも慢性的に多くの薬が不足
ぎみ)
構造的なものがあるんでしょうかねぇ?どの業種もそうでしょうが、在庫を
減らしてコストを下げる。そうするとなにかの原因で需要が増えると在庫は
少ないし、急に増産はできないので、品物が足らなくなる。
コロナが終息したわけじゃないし、インフルエンザも流行しているし、咳
止め薬の需要が増加ですね。
んで、ジェネリック薬品を製造している会社が品質を誤魔化していたり、
生産トラブルがあったりして、薬の製造量が減っていることも原因の一つみた
いです。
薬価が決められている薬が1万7千品目ぐらいあるそうですが、そのうちの
4千品目近くが限定出荷や供給中止になっているようです。(6月時点)
ジェネリック(後発薬)をご存知の方が多いかと思うのですが、簡単に書く
と、特許が切れた薬を先発薬と同じ成分で製造している。そうすると特許料を
払わなくてもいいので、製造費用が安くなる。
そういう薬なんですが、同じ成分の薬をいくつかの会社で作ったりしている
ので、会社ごとで微妙に効き具合が違ったりすることもあるそうです。(もち
ろん使う側の個人差もある)
そいでも、ジェネリック薬の使用割合が80%程度までにもなっています。
使用割合というのは、薬に先発薬と後発薬がある場合、どちらを選んだのか
という率です。国の施策として後発薬を処方(使う)ように指導したりして
いますし、患者も医療費は高いから、薬価が安いほうを選びますよね。
なにか病気で医者にかかったとき、薬を処方されたのなら、「この薬は不足
していませんか?」とか「薬局ですぐに手に入りますか?」と、確認したほう
がいいみたいですよ。
というのは、複数の薬が1枚の処方箋に記載されている場合、それらの薬を
同時に出すことになっていて、薬局に在庫のある薬だけをもらって、在庫の
無い薬は別の薬局で買う。てなことはできないんです。
以前に薬局で働いていた人に聞いたんですが、そういう場合は医者に連絡
して、処方を書き直してもらう。(そういう親切な薬局もある)
病気にならないほうがいいし、医者にかかりたくはないんですが、薬が無い
のも困りますね。(^^)/