4月 21日
たけのこ。その2
昨日からのつづき。苗を車に積んで現場へ。

切り株がそのまま残っている
1人25本の苗が割り当てなんですが、作業が早い人は作業開始してから
1時間ぐらいで植え終わる。んでもアタイはそこまで早くはできないので、
午前中に20本ぐらいでした。
ハゲ山なので日陰がありません。4月とはいいながら直射日光は暑い。
作業をしていると額に汗が浮かんできました。「水を飲んでください。小まめに
休憩してください」と、指導員。
前回が初めての植栽作業でしたか、この日は少し慣れてきたので、手順を
間違えることも少なかったんだけど、檜の苗の表と裏がパッと見ただけでは
分からない。表側は光合成をたくさんできるそうなので、陽が良く当たる
南側に向けるそうですが、「東西南北関係なく、山の谷側に向ける」と指導
されました。
アタイは5本残っていたけど昼休憩。なるべく日陰を探して昼食でした。
「携帯ポットに熱いお茶を持ってきてしまったぁ」という人もいましたが、
アタイは凍らせたお茶にしていたので、やっぱ汗をかいたときは冷たい水分
だよなぁ。なんて思いましたね。
午後の作業は他の人の分も含め、残っている苗をみんなで手分けして植え
ました。
そして植栽が完了して「筍狩りするよぉ」と、指導員。
山の谷には30本ぐらいの竹林があり、そこから地下茎で延びた筍が、檜を
植えた山に出てきていました。山の所有者さんに許可を得て、その筍を掘る
んですが、名目は「筍の除去」そして除去した筍を処分するために持ち帰る
ということです。(笑)
たしかに檜の山に竹はジャマなんですよ。他の山でも育ってしまった竹を
除去したことがあります。(竹は成長が早いし地下茎で広がるので、とにかく
刈ってしまいたい)
地面から20~30cmぐらいまで育ってしまった筍は鍬で刈り取る。地面に
筍の先っぽが見えているぐらいのものは掘っておいて根元から切って袋に
入れる。
アタイは5本持ち帰って、2本を隣の家にムリクリ引き取ってもらって、
1本を地元仲間のみほこさんに渡して、我が家は残り2本を茹でた。(糠が
無かったので、みほこさんにもらった)
次の日、隣のご主人が自転車で出かけて行くところを見かけたんです。
そしたらアタイを見つけたようで、引き返してきて「たまおさん。チョッと
待っててください」と、家の中に入っていったとおもったら、すぐに出て
きて「母親が筍を煮ましたよ。昔の人だから手早く作ってくれました」と、
鍋に入った筍煮物を見せてくれました。(わざわざ引き返してまで見せる
ものでもないような気がするんですがねぇ)
我が家は簡単に筍とおかかでした。硬いところが好きなので、根元に
近い部分はアタイが食べます。(我が家のご主人は柔らかいのが好みなので
先っぽのほうを食べる)
アタイ、笹竹の竹の子が好きですが、まぁタダの筍ですからよしとしよ。(^^)/