4月 20日
たけのこ。その1
こないだの林業ボランティアは前回と同じハゲ山で檜の苗を植栽でした。
まずは前回と同じく、別の林業関係施設で苗業者さんから檜の苗を受け取り
ました。
「前回同じく茨城県の苗です」と、業者さん。
「では受け入れ検査をします」と、指導員。
「長さが45㎝合格です」と、無作為に抜き出した苗の長さを測りました
根っこ以外の長さが45cm以上で合格
「良かった合格して。みなさん何か質問はありますか?」と、業者さん。
アタイを含め、何人かが質問しました。
「苗の値段は?」
「1本200円弱です。それと、運ぶ費用が5円加算です」(これが安いのか高い
のか?)
「花粉が少ない苗ですか?」
「杉だと花粉の少ない苗が開発されていますが、これは檜なので、そういう
ものはまだ開発されていません」
「杉の場合、どうやって花粉の少ない苗を作るのですか?」
「遺伝子操作で開発した花粉を交配させて種を作って苗にする方法と、
挿し木で増やす方法があります。挿し木の場合は遺伝子が同じになるので、
なにかあった場合のリスクを回避するために、種から苗を育てたほうがいいと
思っています」
「苗、種からと挿し木からの比率は?」
「半々ですね」
「獣害、とくに鹿の害を少なくするような苗はありますか?」
「ないです。唐辛子や酢を使った薬剤を散布して、鹿が近寄らないように
することはできます」
「イトさん、チョイと苗を齧ってみてよ。食べたくない味かどうか」と、
アタイ。
「苦いと思うけど、オレは鹿じゃないんだから、鹿が好きか嫌いかはわかん
ないいと思うけどなぁ」
「もしかして、その苦みがたまんない。って、鹿は思うかもよ。この味は
ビールに合う。とか」
「たまおさん、よくまぁそういうことが口から出てくるよね」(笑)
(鹿が食べるのは葉だけではなく、幹の皮も食べるので、被害が大きい)
苗を車に積んで現場へ。というところで明日へつづく。(^^)/