4月 4日
クレーム対応は難しい。その2
時系列、昨日からのつづき。
利用者さんが少なかったので、この日に配ってしまわないといけないパン
などが大量に余っていました。
「これ、どうします?」
「1人3つにしましょ」
スゴイですよぉ。コストコのパン類(ドイツパンみたいな袋入りのものや
9個入りのマフィンなどなど、それを3つも持ち帰ると、それだけでバッグが
いっぱいになりますよね)
利用者さんは食品をスーパーの買い物かご2つ分。それもかごから溢れ
落ちるぐらいの量を持ち帰ってました。
「もう利用者さんもあまりやってこないと思うので、午前中から参加して
いるボランティアさんは作業終わりにしてください」
「はーい、帰りまぁす」
だったんですがぁ。そこから5~6人がドッとやってきました。初めての
人もいて、対応してからじゃないと帰れなくなりました。
そしたら、その中の1人にクレーマーオジサンがいたんですよ。というか
精神的に不安定な方で、いろいろ注文をつける。
「登録証を出してくれ。オレが手間取っていたら、『食品受け取りをしない
んですか?』 だって。そんなわけないじゃないか、わざわざココまで来て、
受け取らないで帰るわけがないじゃないか」
スタッフとマダムが2人で対応していました。男のアタイが加わると余計に
こんがらがってしまうと思ったから、近くで話の進み具合を聞いていました。
「さっきはオレから逃げただろ。人が話をしているときに目を逸らすな。
ニヤニヤ笑うな」まぁ難癖ですね。
午前と午後とクレームオジサンに遭遇。そういう日もある。
あちらは正論を言っていると思っているから、コッチの対応を間違えない
ようにしないと、揉めますよね。
基本はコッチが低姿勢でいくしかないんだけどね。
トラブったときの言葉として、こないだ良いことを仕入れました。それは
「お客様は神様ですが、神様はこういうことはしません」
フードバンクをおえて、3人でお疲れ様。よく行く居酒屋さんへ。
アタイたちがこの日最初の客。店員さんも忙しくない。
店員さんが注文取りに来ました。
「生3つ、それに料理は何を頼むと思う?」と、馴染みとなった店員さんに
質問までするマダム。
「そうですねぇ。ちくわの磯辺しょうが ですか?」
「当たり」(笑)
ビールを飲みながらの会話。
「こないだね。帰宅する途中で、小腹が空いたから立ち食い寿司屋さんに
入って、注文しているときに肩をポンポンと叩かれたのよ」
「だれだったの?」
「息子」(笑)
「見られたぁ。だね」
「一緒に食べてく? って、誘ったんだけど断られた」
生ビールを飲み終わって、店員さんに次の注文。
「ねぇ。生の次は何を飲むとおもう?」と、マダム。
「トマトハイ?」
「当たり」(笑)
「ともこちゃんのとこ、ダンナはどんな人?」
「真面目が洋服を着ているような人。私が自転車で歩道を走っていたのを
見ていたらしくて、帰宅してから『自転車は車道だよ』だって」
「じゃ、時間にも細かい?」
「毎日会社の始業2時間前に出社する。そして定時に帰ってくる」
「それも疲れるね」(笑)
居酒屋さんの客も増えてきたので、アタイたちは店を出ました。(^^)/