佐賀市の県立佐賀東高校の男性教諭が26日の放課後、担任する2年生の教室で生活指導をした際、女子生徒8人の髪をハサミで切らせていたという内容の新聞記事を読んだ。
校則では、髪が肩につく長さに伸びたら切るか、結ぶように定めているという。
生活指導の一環として、校則に違反して髪の毛を伸ばしている女子生徒に対して、「反省しているのであれば態度で示すように」という事で、ハサミを渡して髪の毛を切らせたそうだ。
私は、担任の指導方針は全面的に正しいと思う。
県立高校を選んで入学した時点で、校則を遵守しなければならないという事は分かっているはずだ。
社会に出れば、いやでも守らなければならない規則はたくさんある。
その様な事を教えて指導するのも教育の一環であろうが、そもそも校則を守らなければならないなどという事は、本来は家庭において徹底しておくべきことであろう。
そのようなことが家庭で行われていないからこそ、学校の担任が、あえて指導しなければならないような事態になったというだけの事ではないのか。
校則に違反して、反省文などを書いた所で形式だけで、本当に反省しているのであれば、違反しているその事自体に対して、実際の態度で反省の意を示すというのが妥当だろう。
新聞の論調は、あたかも生活指導の一環として髪の毛を切らせた担任が悪いような書き方である。
物事には、必ずその順序があり、この事例の場合には、校則に違反して髪の毛を伸ばしすぎていたという行為が先にあり、それに対して、担任は適切な指導をしたまでで、本来新聞記事になるような事柄でもないはずだ。
今の日本では、間違っている事をした者の権利や人権ばかりを擁護するような風潮が多いようだが、それは間違っていると私は思う。
極端な例としては、正当防衛以外で殺人を犯した者の人権などを熱心に主張する人たちがいる。
その様な人たちには、その前に、何もしていないのに殺された人の人権というものがあるのだという認識が欠落しているように思う。
要するに、物事が起きた順序に対する認識が欠落している。
ただ残念な事に、この件では、8人の女子生徒の家庭に、担任が謝罪に行ったそうだ。
何も謝る事は無いのにと私は思うのだが、間違った権利を主張する者たちの声や、教育委員会の指導方針には逆らえなかったのだろう。
本来ならば、教育的指導方針として、学校や教育委員会が、担任の行動を擁護すべきような事柄だったのではなかろうか。
8人の女子生徒の保護者から、感謝されてしかるべきような事を担任はしたまでのことなのに。
豊田かずき
校則では、髪が肩につく長さに伸びたら切るか、結ぶように定めているという。
生活指導の一環として、校則に違反して髪の毛を伸ばしている女子生徒に対して、「反省しているのであれば態度で示すように」という事で、ハサミを渡して髪の毛を切らせたそうだ。
私は、担任の指導方針は全面的に正しいと思う。
県立高校を選んで入学した時点で、校則を遵守しなければならないという事は分かっているはずだ。
社会に出れば、いやでも守らなければならない規則はたくさんある。
その様な事を教えて指導するのも教育の一環であろうが、そもそも校則を守らなければならないなどという事は、本来は家庭において徹底しておくべきことであろう。
そのようなことが家庭で行われていないからこそ、学校の担任が、あえて指導しなければならないような事態になったというだけの事ではないのか。
校則に違反して、反省文などを書いた所で形式だけで、本当に反省しているのであれば、違反しているその事自体に対して、実際の態度で反省の意を示すというのが妥当だろう。
新聞の論調は、あたかも生活指導の一環として髪の毛を切らせた担任が悪いような書き方である。
物事には、必ずその順序があり、この事例の場合には、校則に違反して髪の毛を伸ばしすぎていたという行為が先にあり、それに対して、担任は適切な指導をしたまでで、本来新聞記事になるような事柄でもないはずだ。
今の日本では、間違っている事をした者の権利や人権ばかりを擁護するような風潮が多いようだが、それは間違っていると私は思う。
極端な例としては、正当防衛以外で殺人を犯した者の人権などを熱心に主張する人たちがいる。
その様な人たちには、その前に、何もしていないのに殺された人の人権というものがあるのだという認識が欠落しているように思う。
要するに、物事が起きた順序に対する認識が欠落している。
ただ残念な事に、この件では、8人の女子生徒の家庭に、担任が謝罪に行ったそうだ。
何も謝る事は無いのにと私は思うのだが、間違った権利を主張する者たちの声や、教育委員会の指導方針には逆らえなかったのだろう。
本来ならば、教育的指導方針として、学校や教育委員会が、担任の行動を擁護すべきような事柄だったのではなかろうか。
8人の女子生徒の保護者から、感謝されてしかるべきような事を担任はしたまでのことなのに。
豊田かずき