川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

温又柔(おん ゆうじゅう)さんの講演  

2010-03-10 06:25:09 | こどもたち 学校 教育
 昨日は雪になり、閉じこもりの一日でした。今朝見ると塀の上の雪は10センチはありそうです。でも、今日からは晴天が続き、寒い日々とはお別れと予報されています。
 明日あたりから野に出られるかと楽しみです。

 僕も会員になっている研究会のお知らせです。公開の研究会ですから関心がある方はどうぞ。僕も出かけられるかな。


   多文化共生教育研究会   第31回定例研究会のお知らせ

  揺れながら生きる・・・外国につながる子どものアイデンティティを考える

今回の研究会では、第Ⅰ報告に、江戸川区立葛西中学校で日本語学級を担当され
ている小川郁子さんに報告していただきます。小川さんは日本語支援に長く取り
組まれており、生徒を前にしての実践力は素晴らしいものがあります。その熱心
な姿勢は葛西中学・日本語学級へ多くの見学者がいることからもわかります。公
立中学の日本語学級で何ができるのか、何ができないのか、その可能性と限界に
ついて実践報告をしていただきます。
 

 第Ⅱ報告では、第33回「すばる文学賞佳作」を受賞された温又柔(おん ゆ
うじゅう)さんをお招きします。温さんは台湾生まれで3歳のとき父とともに来
日、その後都内の公立中学を出て、東京都立高校に通いました。自分の母文化、
母語と日本との関係について、また自分自身の心の揺れや悩みについて、子ども
時代のことから小説を書くにいたった経過などお話しいただきます。外国につな
がる子どもたちはどのようなアイデンティティ確立をしているのか、お話しいた
だき学びたいと思います。
みなさまのご参加お待ちしております(会員以外の方の参加もできます)。

《内容》

午後2時00分 ~ 第Ⅰ部 

テーマ 江戸川区立葛西中学での歩み 生徒たちと出会った日本語学級

報告者 小川 郁子さん (東京都江戸川区立葛西中学校・日本語学級教員)

午後3時00分 ~ 第Ⅱ部 

テーマ わたしが日本語で小説を書く理由
- 異なる文化と文化の間を揺れながら生きる心を表現したい -
 
講演 温又柔(おん ゆうじゅう)さん   (作家・すばる文学賞佳作受賞)

1980年台湾・台北生まれ。父の日本赴任により1983年より東京在住。
渋谷区立広尾中学校を卒業後、中国語が学べる環境に惹かれて都立飛鳥高校に進
学。2006年修士論文「日本人として生まれなかった日本語作家・李良枝(イ
・ヤンジ)の作品と主題」を提出し、法政大学大学院を修了。

 参考http://d.hatena.ne.jp/onmymind/20091022/p2
日時 2010年3月22日(月・振替休日)
   午後2時00分~5時30分

場所 立教大学 12号館地下会議室
      (東京都豊島区西池袋3-34-1)
       池袋駅西口徒歩8分

主催  多文化共生教育研究会

   http://www.j-mce.org/
     
連絡先 080-6515-2261               
tabunnka-e@jcom.home.ne.jp

参加費 500円(会員は無料)